僕の妻はロボット
第1話
新学期がスタートした新宿・品川方面の山の手線はいつになく非常に混雑していた。
ブレーキが掛かるたびにあかりは両足と腕に力を入れてつり革をつかみ倒れないように
踏ん張っていた。
そろそろ時差通勤を考えて朝早く出ようかしら。
あかりはもう20代も後半、早くも体力が年々落ちてきている気がしていた。
またもや急ブレーキが掛かった。しかも強烈な。
キャー・・腕が痛い、もう!運転手が下手なのか何なのか?
なんでこんなにブレーキばっかりかかるのよ! あかりの体はほぼ45度近く折れ曲がった。
みんなよく耐えているわよね。
しかし、これだけ人がいて、私のつぶやきは誰にも伝わらないのかしら?
昨日、あかりが読んだSF小説に出てきたテレパシーのことを思っていた。
テレパシーとやらちょっとやってみようかという気になった。
「あーもう尋常じゃない混みよう、大変ですよね!みなさん。誰か私の声聞こえたら応答してくださ~い!」と
試しに念じてみた。
誰にも伝わるわけないか。バッカみたい、私にそんなテレパシー送る能力なんてあるわけないわよね。フ、フフッ。そう思っていたときだった。どこからともなく声が聞こえた気がした。
「そうですよね。今日は先週より1.5倍は混んでる気がしますよ」
えっ? 今のは何? あかりは自分の耳を疑っていた。
「空耳?幻聴?まさかね」と思ったが、念のためもう一度発信してみることにした。
「あのー私の問いかけに反応してくださったのでしょうか?」おどおどしてあかりは発信した。
「はい、そうですよ」今度はすぐに返事が返ってきた。
「あのーあなたには私の声が聞こえるんですね?」
「はい、聞こえるというか言葉が入り込んできたというか」
「あのーあなたはエスパーですか?」
「いえいえ、エスパーじゃないけど、あなたの言葉が聞こえちゃったんです」
「あのー」あかりはたどたどしく話し続けた。
「あのーっていうのが得意なんですか? 普通に話して大丈夫ですよ」
自分でもあのーが多いなと気付いていたあかりは恥ずかしくなって顔を赤らめた。
「あ・・・ちょっと今、びっくりで・・本当に私と会話しちゃってます?」
「僕も突然声が聞こえてきてびっくりでしたよ」と、高梨良一はつぶやいた。
次は新橋、お出口は右側です。と社内のアナウンスが流れた。
「あっ!僕はここで降りるのでまた明日よかったら声かけてください」
「あっ はい、また・・・」あかりは思わず急いでOKの返事をした。
この駅は大勢の人が降りるので、どの人が応答してくれた人なのかは分からなかった。
唯一分かったのは「僕は」と答えていたので男の人だということだ。
◆🔷
ここまで成田健一は書き上げてコーヒーメーカーからコーヒーをカップに注いで口にした。
成田健一は小説家、独身、一人暮らし35歳。
昨年、出版社が主催した文学賞で見事、最優秀賞を受賞した。
今、第2作目を書いている。締切りまであと1ヶ月ちょっと。
新人賞では純愛ものを書いた成田だったが2作目はややSFものにしたいと考えていた。
SFか・・・。
自分で決めては見たものの自信があるわけではなかった。
SFものの小説本でもお手本に見てみるか今日は日曜日、夜からちょうど2時間半のSF映画が放映されることを知っていた健一はテレビを付けた。
「ジーガーガー ジージ、ガーガー」
テレビ画面にノイズがはしり映像がはっきりと映し出されない。
うちのテレビ古いからな~ついに寿命が来たかな? 数分間ノイズが走る画面だったが、やっとはっきりした画面になった。
「こんにちは」と、かろやかな男の声がした
ん?番組の中継か何かかな?そう思っているとテレビの向こう側の人がさらにしゃべり出した。
「はじめまして僕、成田光二といいます」
テレビなのにまるで俺に話しかけている風だな?と、違和感を覚えた健一だった。
しかも俺の名字と同じ成田って・・
「成田健一さんですよね」
やはり俺に話しかけている‘?? ドッキリか何かか?
画面の向こう側の人はよく見てみると高校生ぐらいに見えた。
「僕に話しかけています?よね?」試しにこちらもテレビに向かって話し掛けてみた。
「はい。おじいちゃん」
「おじいちゃん!!」おじいちゃんと言われてさらに何が何だか分からなくなって健一は声を失った。
「ごめんなさい、驚かせて。僕は成田光二、あなたの孫です。おじいちゃんの本、学校の図書館で見つけて感動して連絡取っちゃいました」
光二は画面越しに、成田の本を見せた。
健一は目を疑った。今書いている原稿のタイトルがついた本じゃないか!
今書いている本がなんでそこにあるんだ!まだ書き上げてもないのに
しかも、まだ結婚もしていないのに僕の孫って言われても・・・健一は困惑していた。
光二がさらに説明を続けた。
「ちゃんと説明するね。僕の世界は2075年で、過去の人と通信する技術が存在しているんだ、それでこうしてコンタクトを取っているんだよ。おじいちゃん」
未来からのメッセーかこれは。俺は夢でも見ているのだろうか?そう思い、ほっぺたを思いっきり叩いた。痛い!どうやら夢ではないらしい。
「おじいちゃん!大丈夫ですか?」
「おじいちゃんって、俺はまだ結婚もしていないし、恋人もいない!」
健一はやや怒り口調でそう言った。
「おじいちゃんは50歳で結婚して僕のお父さんが生まれたらしいよ。晩婚だね。」
「頼むから、おじいちゃんはやめてくれ」なんか急に力が弱くなるような感じがして、これから頑張って原稿仕上げなきゃならないのに・・・と健一は思ってしまった。
「ごめんなさい、じゃー健一さんって呼んでいいですか?」
「あーいいよ」この未来からの突然の訪問者に対する困惑から抜けきれなかったが、取り敢えず受け入れることにした。
「じゃー、健一さん よろしくお願いします」
「えーと、ほら、2075年でも学校に図書館あるんだ」
「ありますよ。ただ紙の本が並んでいるわけではないけれど」
「その本は紙じゃないのか?」
「大概デジタルのカタチで読むことがほとんどだけど、手元にほしい場合は本として後日注文すると家に届くんだ」
とにかく無事に今書いている本が出版されていることに安堵した健一だった。だからといって
書かなくていいわけではない。焦る気持ちがよみがえってきた。
「僕も健一さんのように作家になりたくて修行中です。今度原稿を送ってもいいですか?アドバイスしてくれたら嬉しいです。」
「送るって、過去にか?」
「過去に物を送る業者があるんです」
「そんなことをして未来が変わる危険はないのか?」
「もちろん、郵便物は未来を変える影響がないと思われるものしか送れないから大丈夫なんだよ」
「そうか、良く分からんが、じゃー待ってるよ」おじいちゃんのような口調でそう言った。
「ありがとう!健一さん」
「また連絡します!頑張って原稿書いてくださいね!書かないと未来が変わっちゃいますからね!」とお茶目な顔をして光治は微笑んだ。
「おーありがとう?」最後の言葉はいらなかったけどな~と思う健一だった。
「あそうだ、健一さん忙しそうだからいつかお手伝いロボットを送ってあげましょうか?」
「そんなものがあるのか。いつか頼むよ」期待はしていないといった返事をしてパソコンに向かう健一だった。
通信が切れるとテレビはSF映画の放送になった。
今の出来事に驚いてドラマを観るどころではない気分になった。
疲れて僕は眠っていて夢を見たんじゃないだろうか?まあ光二といったかな。
原稿が届いたら信じるとしよう。
さて続きを書かないと。健一は気を取り直して今書いている本の原稿作成に再び向かうことにした。
通勤電車の中のテレパシーでのやりとりをどう発展させるか?あれこれと想像を巡らせていた。
テレパシーなんていう題材をあつかうだけでもドキドキするのに、未来の人と繋がってしまうなんて
世の中信じられないことは起きるものだ。
夢だったかもしれないけれど自分の頭の中の想像力があったことに少し自信が湧いてきた健一だった。
さて今日も小説の続きを書くか!昨日は変な出来事が起こったな。
編集者からメールが来ているかもしれないと、健一はPCを立ち上げるとまずメールをチェックした。
孫よりという見出しがすぐさまメールの受信ボックスに入ってきた。
孫? まさかあの昨日テレビで映った・・・すぐさまメールの文章を読んだ。
健一おじいちゃんへ
僕も頑張って今日から小説を書いています。いつかまとまったら送ります。
よろしくお願いします。
それからお手伝いロボットですが今、手配しています。
少しでもおじいちゃんの筆が進むように応援したいです。 成田光二
ちょっと待って、俺はまた夢を見ているんじゃないだろうか?
テレビにふと目をやった。本日の天気予報が流れていた。
いや夢じゃない。現実だ?まあいい、返事を出しておこう。
健一は光二に返事を書いた。本当にロボットが未来から届くものか!
そう思いながらも、ぜひそのお手伝いロボットやらを頼むと送ったのだった。
その1か月後
ピンポーンと何やら大きな荷物を持った宅急便らしい人がやってきた
「今までに見たことがない会社の宅配便屋さんだな」
「宇宙宅配サービスをご利用ありがとうございます。成田光二様からのお届け物です」
「ゲッ 未来から!」
まさかのロボット?恐る恐る健一が箱を開けてみるとやはりロボットが一体入っていた。
しかも人間のような皮膚感、光二が来ていたような洋服を着ている。
背中のファスナーを下げると、スイッチのようなものがあった。
健一は思い切ってそのスイッチを入れた。
すると今まで閉じていたまぶたが開き、目が見えた。
「うわー」健一は後ずさりした。
「成田健一さん、私は成田ユリです。これからどうぞよろしくお願い致します」
その女性ロボットはそうしゃべった。
「えっ あっ はい。成田ユリ!!なんでー」
光二からメールが届いて、夜の20時にテレビを付けろというのでスイッチを入れた。
「光二くん 届いたんだけど・・・」
「あっ 届きましたか! ロボット」健一の後ろでユリが動いているのが見えた
「健一おじいちゃんの奥さん代わりになればと思って、名前も成田ユリにしときました!」
「あなた!健一さん!洗濯物出しておいてください」ユリが早速家事をし出した。
あなた!って、まるで妻じゃないか・・・・
「じゃー僕勉強があるんでまたメールしますね!」光二はそう言ってテレビ画面から消えて
普通のニュースに画面が切り替わった。
ロボットの妻、ユリとの生活が始った。
第1話
新学期がスタートした新宿・品川方面の山の手線はいつになく非常に混雑していた。
ブレーキが掛かるたびにあかりは両足と腕に力を入れてつり革をつかみ倒れないように
踏ん張っていた。
そろそろ時差通勤を考えて朝早く出ようかしら。
あかりはもう20代も後半、早くも体力が年々落ちてきている気がしていた。
またもや急ブレーキが掛かった。しかも強烈な。
キャー・・腕が痛い、もう!運転手が下手なのか何なのか?
なんでこんなにブレーキばっかりかかるのよ! あかりの体はほぼ45度近く折れ曲がった。
みんなよく耐えているわよね。
しかし、これだけ人がいて、私のつぶやきは誰にも伝わらないのかしら?
昨日、あかりが読んだSF小説に出てきたテレパシーのことを思っていた。
テレパシーとやらちょっとやってみようかという気になった。
「あーもう尋常じゃない混みよう、大変ですよね!みなさん。誰か私の声聞こえたら応答してくださ~い!」と
試しに念じてみた。
誰にも伝わるわけないか。バッカみたい、私にそんなテレパシー送る能力なんてあるわけないわよね。フ、フフッ。そう思っていたときだった。どこからともなく声が聞こえた気がした。
「そうですよね。今日は先週より1.5倍は混んでる気がしますよ」
えっ? 今のは何? あかりは自分の耳を疑っていた。
「空耳?幻聴?まさかね」と思ったが、念のためもう一度発信してみることにした。
「あのー私の問いかけに反応してくださったのでしょうか?」おどおどしてあかりは発信した。
「はい、そうですよ」今度はすぐに返事が返ってきた。
「あのーあなたには私の声が聞こえるんですね?」
「はい、聞こえるというか言葉が入り込んできたというか」
「あのーあなたはエスパーですか?」
「いえいえ、エスパーじゃないけど、あなたの言葉が聞こえちゃったんです」
「あのー」あかりはたどたどしく話し続けた。
「あのーっていうのが得意なんですか? 普通に話して大丈夫ですよ」
自分でもあのーが多いなと気付いていたあかりは恥ずかしくなって顔を赤らめた。
「あ・・・ちょっと今、びっくりで・・本当に私と会話しちゃってます?」
「僕も突然声が聞こえてきてびっくりでしたよ」と、高梨良一はつぶやいた。
次は新橋、お出口は右側です。と社内のアナウンスが流れた。
「あっ!僕はここで降りるのでまた明日よかったら声かけてください」
「あっ はい、また・・・」あかりは思わず急いでOKの返事をした。
この駅は大勢の人が降りるので、どの人が応答してくれた人なのかは分からなかった。
唯一分かったのは「僕は」と答えていたので男の人だということだ。
◆🔷
ここまで成田健一は書き上げてコーヒーメーカーからコーヒーをカップに注いで口にした。
成田健一は小説家、独身、一人暮らし35歳。
昨年、出版社が主催した文学賞で見事、最優秀賞を受賞した。
今、第2作目を書いている。締切りまであと1ヶ月ちょっと。
新人賞では純愛ものを書いた成田だったが2作目はややSFものにしたいと考えていた。
SFか・・・。
自分で決めては見たものの自信があるわけではなかった。
SFものの小説本でもお手本に見てみるか今日は日曜日、夜からちょうど2時間半のSF映画が放映されることを知っていた健一はテレビを付けた。
「ジーガーガー ジージ、ガーガー」
テレビ画面にノイズがはしり映像がはっきりと映し出されない。
うちのテレビ古いからな~ついに寿命が来たかな? 数分間ノイズが走る画面だったが、やっとはっきりした画面になった。
「こんにちは」と、かろやかな男の声がした
ん?番組の中継か何かかな?そう思っているとテレビの向こう側の人がさらにしゃべり出した。
「はじめまして僕、成田光二といいます」
テレビなのにまるで俺に話しかけている風だな?と、違和感を覚えた健一だった。
しかも俺の名字と同じ成田って・・
「成田健一さんですよね」
やはり俺に話しかけている‘?? ドッキリか何かか?
画面の向こう側の人はよく見てみると高校生ぐらいに見えた。
「僕に話しかけています?よね?」試しにこちらもテレビに向かって話し掛けてみた。
「はい。おじいちゃん」
「おじいちゃん!!」おじいちゃんと言われてさらに何が何だか分からなくなって健一は声を失った。
「ごめんなさい、驚かせて。僕は成田光二、あなたの孫です。おじいちゃんの本、学校の図書館で見つけて感動して連絡取っちゃいました」
光二は画面越しに、成田の本を見せた。
健一は目を疑った。今書いている原稿のタイトルがついた本じゃないか!
今書いている本がなんでそこにあるんだ!まだ書き上げてもないのに
しかも、まだ結婚もしていないのに僕の孫って言われても・・・健一は困惑していた。
光二がさらに説明を続けた。
「ちゃんと説明するね。僕の世界は2075年で、過去の人と通信する技術が存在しているんだ、それでこうしてコンタクトを取っているんだよ。おじいちゃん」
未来からのメッセーかこれは。俺は夢でも見ているのだろうか?そう思い、ほっぺたを思いっきり叩いた。痛い!どうやら夢ではないらしい。
「おじいちゃん!大丈夫ですか?」
「おじいちゃんって、俺はまだ結婚もしていないし、恋人もいない!」
健一はやや怒り口調でそう言った。
「おじいちゃんは50歳で結婚して僕のお父さんが生まれたらしいよ。晩婚だね。」
「頼むから、おじいちゃんはやめてくれ」なんか急に力が弱くなるような感じがして、これから頑張って原稿仕上げなきゃならないのに・・・と健一は思ってしまった。
「ごめんなさい、じゃー健一さんって呼んでいいですか?」
「あーいいよ」この未来からの突然の訪問者に対する困惑から抜けきれなかったが、取り敢えず受け入れることにした。
「じゃー、健一さん よろしくお願いします」
「えーと、ほら、2075年でも学校に図書館あるんだ」
「ありますよ。ただ紙の本が並んでいるわけではないけれど」
「その本は紙じゃないのか?」
「大概デジタルのカタチで読むことがほとんどだけど、手元にほしい場合は本として後日注文すると家に届くんだ」
とにかく無事に今書いている本が出版されていることに安堵した健一だった。だからといって
書かなくていいわけではない。焦る気持ちがよみがえってきた。
「僕も健一さんのように作家になりたくて修行中です。今度原稿を送ってもいいですか?アドバイスしてくれたら嬉しいです。」
「送るって、過去にか?」
「過去に物を送る業者があるんです」
「そんなことをして未来が変わる危険はないのか?」
「もちろん、郵便物は未来を変える影響がないと思われるものしか送れないから大丈夫なんだよ」
「そうか、良く分からんが、じゃー待ってるよ」おじいちゃんのような口調でそう言った。
「ありがとう!健一さん」
「また連絡します!頑張って原稿書いてくださいね!書かないと未来が変わっちゃいますからね!」とお茶目な顔をして光治は微笑んだ。
「おーありがとう?」最後の言葉はいらなかったけどな~と思う健一だった。
「あそうだ、健一さん忙しそうだからいつかお手伝いロボットを送ってあげましょうか?」
「そんなものがあるのか。いつか頼むよ」期待はしていないといった返事をしてパソコンに向かう健一だった。
通信が切れるとテレビはSF映画の放送になった。
今の出来事に驚いてドラマを観るどころではない気分になった。
疲れて僕は眠っていて夢を見たんじゃないだろうか?まあ光二といったかな。
原稿が届いたら信じるとしよう。
さて続きを書かないと。健一は気を取り直して今書いている本の原稿作成に再び向かうことにした。
通勤電車の中のテレパシーでのやりとりをどう発展させるか?あれこれと想像を巡らせていた。
テレパシーなんていう題材をあつかうだけでもドキドキするのに、未来の人と繋がってしまうなんて
世の中信じられないことは起きるものだ。
夢だったかもしれないけれど自分の頭の中の想像力があったことに少し自信が湧いてきた健一だった。
さて今日も小説の続きを書くか!昨日は変な出来事が起こったな。
編集者からメールが来ているかもしれないと、健一はPCを立ち上げるとまずメールをチェックした。
孫よりという見出しがすぐさまメールの受信ボックスに入ってきた。
孫? まさかあの昨日テレビで映った・・・すぐさまメールの文章を読んだ。
健一おじいちゃんへ
僕も頑張って今日から小説を書いています。いつかまとまったら送ります。
よろしくお願いします。
それからお手伝いロボットですが今、手配しています。
少しでもおじいちゃんの筆が進むように応援したいです。 成田光二
ちょっと待って、俺はまた夢を見ているんじゃないだろうか?
テレビにふと目をやった。本日の天気予報が流れていた。
いや夢じゃない。現実だ?まあいい、返事を出しておこう。
健一は光二に返事を書いた。本当にロボットが未来から届くものか!
そう思いながらも、ぜひそのお手伝いロボットやらを頼むと送ったのだった。
その1か月後
ピンポーンと何やら大きな荷物を持った宅急便らしい人がやってきた
「今までに見たことがない会社の宅配便屋さんだな」
「宇宙宅配サービスをご利用ありがとうございます。成田光二様からのお届け物です」
「ゲッ 未来から!」
まさかのロボット?恐る恐る健一が箱を開けてみるとやはりロボットが一体入っていた。
しかも人間のような皮膚感、光二が来ていたような洋服を着ている。
背中のファスナーを下げると、スイッチのようなものがあった。
健一は思い切ってそのスイッチを入れた。
すると今まで閉じていたまぶたが開き、目が見えた。
「うわー」健一は後ずさりした。
「成田健一さん、私は成田ユリです。これからどうぞよろしくお願い致します」
その女性ロボットはそうしゃべった。
「えっ あっ はい。成田ユリ!!なんでー」
光二からメールが届いて、夜の20時にテレビを付けろというのでスイッチを入れた。
「光二くん 届いたんだけど・・・」
「あっ 届きましたか! ロボット」健一の後ろでユリが動いているのが見えた
「健一おじいちゃんの奥さん代わりになればと思って、名前も成田ユリにしときました!」
「あなた!健一さん!洗濯物出しておいてください」ユリが早速家事をし出した。
あなた!って、まるで妻じゃないか・・・・
「じゃー僕勉強があるんでまたメールしますね!」光二はそう言ってテレビ画面から消えて
普通のニュースに画面が切り替わった。
ロボットの妻、ユリとの生活が始った。
