勢いよく飛び出したはいいものの、わたしは完全にインドア人間だ。コンビニまで体力が持つわけがない。徒歩3分だが。
すぐにペースダウンし、街灯の下をのんびり歩いてコンビニまで向かう。
「夜ってこんなに人がいなかったっけなぁ」
そんなことを呟きながら見慣れた看板のコンビニへ入る。
「いらっしゃいませー」
夜だというのに店員さんがにこやかに迎えてくれる。もはや顔馴染みとなったおばあちゃん店員の木内さんだ。
…お年寄りである木内さんが夜勤か。体力的には大丈夫なのかなぁ。
そんなわたしの心象に気づいてか気付かぬか、木内さんはわたしだとわかるとニコニコと話しかけてくる。
「あらあら、朱音ちゃん!こんばんは。いらっしゃいませ。久しぶりねぇ。前会った時以来お外には出てないの?」
幸い、店員さんもお客さんも誰一人としていなかったのでお話に便乗する。
「こんばんは、木内さん。挨拶が渋滞していますよ。いえ、本屋とサボテンを買いに外出しました。まあ、家にいるのが基本ですが…」
全くもってこの言葉の通りだ。基本家にいて、欲しい本やサボテンができたら買いに行く。わたしの生活の基礎は趣味なのだ。
「そう、それなら良かったわ。少しでもお外に出ることは大切よ。今は夜だけれど、こんな田舎だから太陽さんの光も綺麗に届くじゃない?ありがたいわよね」
「たしかに。健康にもいいし洗濯物もすぐ乾きますよね。乾燥機にかけなくてもいいのは本当に助かります」
木内さんは着眼点が素敵だ。不便だとか虫が出るとかではなく、太陽の光。わたしも見習いたいと心の底から思う。
「あ、引き止めて邪魔してしまって悪かったわね。どうぞ、ごゆっくり見てちょうだい」
「いえいえ。それでは商品選びに精を出してきます」
すぐにペースダウンし、街灯の下をのんびり歩いてコンビニまで向かう。
「夜ってこんなに人がいなかったっけなぁ」
そんなことを呟きながら見慣れた看板のコンビニへ入る。
「いらっしゃいませー」
夜だというのに店員さんがにこやかに迎えてくれる。もはや顔馴染みとなったおばあちゃん店員の木内さんだ。
…お年寄りである木内さんが夜勤か。体力的には大丈夫なのかなぁ。
そんなわたしの心象に気づいてか気付かぬか、木内さんはわたしだとわかるとニコニコと話しかけてくる。
「あらあら、朱音ちゃん!こんばんは。いらっしゃいませ。久しぶりねぇ。前会った時以来お外には出てないの?」
幸い、店員さんもお客さんも誰一人としていなかったのでお話に便乗する。
「こんばんは、木内さん。挨拶が渋滞していますよ。いえ、本屋とサボテンを買いに外出しました。まあ、家にいるのが基本ですが…」
全くもってこの言葉の通りだ。基本家にいて、欲しい本やサボテンができたら買いに行く。わたしの生活の基礎は趣味なのだ。
「そう、それなら良かったわ。少しでもお外に出ることは大切よ。今は夜だけれど、こんな田舎だから太陽さんの光も綺麗に届くじゃない?ありがたいわよね」
「たしかに。健康にもいいし洗濯物もすぐ乾きますよね。乾燥機にかけなくてもいいのは本当に助かります」
木内さんは着眼点が素敵だ。不便だとか虫が出るとかではなく、太陽の光。わたしも見習いたいと心の底から思う。
「あ、引き止めて邪魔してしまって悪かったわね。どうぞ、ごゆっくり見てちょうだい」
「いえいえ。それでは商品選びに精を出してきます」

