きみと生きられる幸せ




 なぜ、この世界は痛みに満ちているのだろう。
 
 なぜ、この世界は嘲りに満ちているのだろう。



 かみさまは意地悪で。

 かみさまは残酷で。

 きっと人間のことなんて、どうでもよくて。

 だからきっと、こんなにも残酷な運命を用意できるのだろう。



 明日もきみと生きられるなら。

 わたしはずっと、幸せであり続けられる。

 明日もきみが生きられるなら。

 それ以上にわたしが、望むことなんてない。



 きみと一緒に勉強できるなら。

 きみと一緒に笑いあえるなら。

 きみと一緒に生きられるなら。



 ただそれだけで、わたしは幸せだった。

 きみも、そうだったらいいと、ずっと願っていた。



 わたしは、幸せ。

 きみも、幸せそうに笑ってくれている。

 きみの優しい笑顔が、わたしはだいすきだった。

 きみが、幸せでいてくれますように。

 そう願って、いつもわたしは、だいすきを伝えていた。