雨寺博士と晴社助手

ガチャ

「…やったよ晴社君」

「…どうしたんですか雨寺博士?」

「ついに完成したのだ」

「そうなんですね」

「私の発明で世界が
驚愕する瞬間がきたのだよ」

「そうなんですね」

「作者は創作大賞2026に落選したが
私はそうはいかないのだよ!」

「作者?何の話です?」

「私たちの話を出さないから
そういうことになるのだ!」

「だから、何の話!?」

「そんなことよりもこっちだ!
私の発明をしかと見よ!!」

コトッ

「……スニーカー?」

「是!!」

「ぜ?」

「だがこれは、ただのスニーカーではない」

「あの前振りですからね
まあそうでしょうね」

「このスニーカーは世界が変わる」

「そうなんですね」

「常識さえも変わるのだ」

「そうなんですね」

「私の生み出した超絶…」

「で!!どんなシューズなんです?」

「ん?ああ…このシューズはね」

「はい」

「シューズの底にローラーが
格納されていて…」

「ん?」

カチッ

シャコッ

「こうやってローラーを出して
滑って移動することが出来るのだ!」

「…」

「もちろん、ローラーの格納もすぐ出来る!」

カチッ

シャコッ

「……」

「いつでも歩行モードとローラーモード
の切り替えが可能だ!」

「…博士」

「大人も子供も使えるこれは
名付けて!!」

「ローラーシューズ!!!」

「…え?」

「もうコレあるんです、博士!」

「な…なんだ……と!?」