雨寺博士と晴社助手

キュッキュッキュッ

「毎朝、床の雑巾がけ、
いつもすまないね晴社君」

「いえいえ当然のことです雨寺博士」

キュッキュッキュッ

「ふぅ、こんなものかな」

「ふむ、改めて見ると
なかなかの重労働だね」

「まあ、そうっすね…
雑巾絞ってきます」

…

「外注で掃除業者呼ぶほどの
広さでもない…」

「博士?何ぶつぶつ言ってるんです?」

「かといってダスキンとか
モップのレンタル的なものも
結局掃除するのはユーザーだ…」

「…博士?」

「ならばもっと掃除を簡易的に…」

「博士?」

「なんだね…….はぅあ!?」

「博士!?」

「ひらめきジャンクション!!!」

「え?…高速道路?ひらめき渋滞っすか?」

「ひーらめいちゃった♪
ひーらめいちゃった♪
わーい♪わいっ♪」

「なんすかその一発芸人みたいな…」

「晴社君!お掃除に革命を起こす!!」

「そうなんすか?」

「床の掃除にレボリューション!!」

「ちょろっとだけ流行った一発芸を
今更?みたいに真似る管理職みたいな…」

「ちょっと!ちょっとちょっ…」

「で!!!何をひらめいたんです?」

「…うむ、床掃除でいちいち雑巾しぼって
身体を酷使して拭いてまた雑巾しぼるのは
大変だと思ってな」

「そうですね」

「モップのような長い棒の先端に…」

「…ん?」

「床掃除出来る強度の
濡れたペーパーを取り付けて…」

「…んんっ?」

「掃除が終わったら捨てる」

「…博士」

「そして掃除するときにまた
新しいペーパーを取り付ければ…」

「博士!!!」

「なんだね晴社くん?」

「クイックル◯イパーですソレ!!」

「な……なんだ……と!?」