雨寺博士と晴社助手

ガチャッ

「やったぞ晴社君!!」

「唐突にどうしたんです?雨寺博士?」

「人類を救う大発明だ!!」

「おお!?何か思いついたんですか?」

「ああ、思いついたところではない!
試作品を作った!」

「おおおお!!」

「世紀の大発明だ!」

「そうなんですね」

「これがあれば、私と君の研究の質があがる!」

「そうなんですか!?」

「私たちに限らず世界中の人たちの
日中のパフォーマンスが向上する!」

「なんか凄いですね」

「ああ、これは革命を起こしたに等しい」

「そうなんですね」

「まずはメーカーと打ち合わせが必要だ!」

「そうなんですね」

「爆売れ間違いない!」

「そうなんですね」

「強固な生産が必要だ!!」

「そうなんですね」

「これだけは外すわけにはいか……」

「で!何を発明したんです?」

「ん?ああ!この試作品を見てくれ!」

ササッ

「…シャツ?」

「ただのシャツではない
このシャツには特殊な繊維が
混ざっているのだ!」

「特殊な繊維…ですか?」

「鉱石などを練り込んだ繊維が
血行を促進して身体のコリをほぐし
疲労回復につながる!」

「…ん?」

「これをパジャマ代わりに装着して寝るだけで…」

「……あの」

「睡眠の質があがり…」

「………博士」

「身体の負を取り除き日中のパフォーマンスを…」

「博士!!」

「なんだね?まだ説明が終わっとらんよ…」

「リカバリー◯ェアもう売ってます!!」

「なぁあ!!なぁぁぁああにぃぃぃいい!?」