雨寺博士と晴社助手

「うーむ……」

「どうしたんですか博士?」

「ああ、クライアントから依頼されて
自動ドアのセンサーを作ったのだが」

「そうなんですね」

「ただ、人を感知して開くだけじゃ
つまらないと思ってね」

「いや、それでいいんじゃないっすか?」

「人の歩くスピードを検知して
ドアが開くスピードを変えたり」

「えっ!?」

「刃物などの危険物を感知したりは
出来るようにしたのだがね……」

「普通に凄くないっすか?」

「いや、こんなものなんてことはない
せっかくなのでもう一工夫をと…」

「いや、充分すぎますって
なんてことありますよ」

「はぅあ!?」

「博士?」

「ひーらめいちゃった♪
ひーらめいちゃった♪」

「…なんすかそのノリ」

「レーザービーム出そう!」

「なんで!?」

「危険人物が来たら自動で」

「…」

「ビガァァァァッ!ってさ!」

「……」

「自動防衛兵器付き自動ドア!」

「…博士」

「画期的で平和的!!」

「博士!!」

「なんだね?」

「レーザービームは……
まあ百歩譲って良しとして
どうやって危険人物を見分けるんですか?」

「なぁっ!?そ…そうだっ……た」