言霊って信じるべきなんだなと改めて思い知らされる。
なんてったって最高な睡眠が取れたからだ!!
情緒が安定しているとストレスが少なくぐっすりと眠れて夢の記憶が残りにくくなるらしい。
だから俺の中で夢を見ない=深い睡眠を取れているという解釈である。
これほど嬉しいことは無いだろう。
来栖に学校で待ってると言われた限り行くしかない…と思っていたが目覚めから最高で本当にいい一日になりそうな予感…。
今日も鏡の前で口角チェックをし、カバンを勢いよく手に持ち家を出た
暫く歩いているとまた来栖に会った。
学校以前に行き道で会うなんて、これは良いことなのか?どうなのか?
真相は不明だが嫌ではなかった。
話しかけようとすると少し早く向こうから話しかけてきた。
「今日はマスクしてないんだ」
「ま、まあ風邪治ったし?」
来栖がどういう意図で言ったのかなんて分からない。
でも少なくとも俺には煽りというより心配に聞こえた。
「あ、あと耳大丈夫…?」
そう言いながら髪を退け耳を触ってきた。
「ひゃっ、…」
びっくりし過ぎて変な声が出た。
恥ずい。死ねる。俺はどれだけこいつに醜態を晒せば良いんだ泣
ほらきも過ぎて固まってるし、、、
来栖は手を離すのかと思ったらずっと耳朶をふにふにと触ってきた。
「ねぇ、こしょばいからっ、、やめ、ろ」
来栖の手は止まるのかと思いきやそのまま首筋をツーっとなぞってニヤニヤしてる…
「ばか、お前どこ触ってんだよ!」
「どう?」
「なにがどう?だよ引っ叩くぞ!」
「非力の弱々パンチなのに?笑」
「こいつ…!!!」
怒りを込めたパンチはあっさり来栖の手の中に受け止められ────
「うわっ」
俺の手を掴んだ来栖はぐいっと自分の方に引っ張り俺を抱きしめた。
「何やってんの!離せっ!!!」
「橘温かいな…子供じゃん」
「そんなの良いから離してよ…!!」
「やだ。」
「やだじゃない、!学校遅刻する!!かわいい顔しても無理!」
イケメンは何してもイケメンだが可愛い顔は無しだろ…
「撫でてくれたら離す…はやく」
こいつ……犬かよ…いや犬か
おばあちゃんの家にいる犬だと思いわしゃわしゃっと髪頭を撫でた
「可愛いな〜よしよし〜いい子いい子」
「犬かなんかかと思ってるだろ…!!」
「んー?思ってないよ〜?」
少し不服そうな顔だったが撫でたことには変わりは無いため離してもらった。
嵐が去った、と思いゆっくり行こうと思ったのに来栖が「走るよ!!」と言い引っ張ってくる。
「ちょ、急に引っ張んな、、!!」
怒ろうと来栖を見たがニコッと笑い
「橘、楽しいね」
太陽と言うよりも月に照らされた様な気がした。明るいのに美しくキラキラとしている、こんな顔されたら好きになるって…
いやいや待て、何が"キュン"だ、!!こんなボロカス言ってくるやつ好きなわけ無い…!
一線を引いたってのに
✿
「たーちーばーなー一緒に移動教室行かない?」
「あー、いや俺女の子達と行くし?」
「橘葵ーーーお昼一緒に食べよーー」
「友達と学食にー、、」
「葵ちゃーんお手洗い一緒に行きましょ〜」
「前髪整えに行くんじゃないんだから笑笑いかねーし笑笑笑」
なんか……なんか…!!!!来栖がすっげぇ俺に構ってくる…!
「橘〜一緒に帰ろ?」
出ました出ましたこの微妙な角度で首をコテンってするやつ、あざといって…
「いや来栖友達いるじゃん……」
「うーん置いてかれた。」
「嘘厳しいって…あそこいるの見えてる」
「そんなわけ……」
俺が指差した方向をみた来栖は大声で
「お前ら帰れって言ったよな!!!!?」
驚きと怒りをぶつけていた。
「違う!とまりんが!」
「はぁ!?世那だろ!!!」
「もうそこで喧嘩しなくていいから…」
プランを崩されたのかガクッと肩を下げた来栖。
向こうからやって来たと思えば肩を組んでくる朝野世那
「葵ちゃん聞いて?玲くん葵ちゃんの事めーーっちゃ気に入ってるから仲良くしてあげて?」
それに合わせて
「玲になんかされたらすぐ言えよ八雲警察出動するからな…」
来栖を大切に思ってるのかエネミーなのかぎり分からなかったが優しいことには変わりがなさそうだった。
「おい世那!変な事言うな!!後勝手に肩組むな」
来栖によって強制的に剥がされた朝野の手
「玲くん強引すぎる…泣ちょっとぐらい良いよね?葵ちゃん」
「お、れは大丈夫だけど……」
なんか勝手に葵ちゃんって言われてるんですが…
「葵、連絡先交換しない?」
「俺でさえも交換してないから無理!!!俺が先後呼び捨てすんな!」
「呼び捨てでも何でも良いけど喧嘩するなら交換すんのやめる」
そう言うと大人しくなる来栖。
犬過ぎて可愛い……
「葵ちゃんもう交換したよ〜」
え、いつの間に!?
来栖と話している隙にスマホを取られていたみたいだ…
朝野、申し訳ないが多分スリ向いてると思う
「は!?ちょ、世那それは無いだろ!!!」
「そうやって牽制してるからだよ!!」
来栖めっちゃ悔しそう…笑笑
「俺ももう交換しといたよ葵」
「お前らまじで嫌い…泣」
しゃがみ込んで拗ねる来栖はあまりにも子供だった。
流石に可哀想だと思った俺は来栖のスマホをひょいっと取り勝手に交換した
「来栖ボロ負けじゃん笑笑はい交換しといたよ」
スマホ返すと
「一番じゃなかったけど嬉しい…!!!あお、橘を早速ピン留めっと、、」
今葵って言いかけた…?そんな気もしたがまぁいいかと割り切りかけた時
「もしかして玲葵って呼ぶの恥ずかしい感じ〜?」
「は、!?ちげーし黙れ!!!」
「葵ちゃーんスタンプ送っとくね〜あ、後俺とも仲良くしてね!葵ちゃん!」
わざとらしく葵を連呼する朝野。
「葵鬼電するな」
それに被せて意味のわからない事をいう八雲警察さん
こいつらおもしろと思っていたら来栖に引っ張られまた朝と同様、来栖の腕の中仕舞われた。
「橘葵は俺のだから」
何を言い出すのかと思ったら牽制するし、
牽制の仕方がダイレクトすぎますよ来栖さん……
はっと思い前を見ると朝野と八雲が目を丸くしている。
「おまっ、意味不明すぎるって!離せ!!」
「あー理解、玲そういう事?」
「これは八雲警察もほっこり」
しねーよ
「何がほっこりだ事実を言っただけ!じーじーつを!!!」
「来栖、俺はお前のになった覚えは無いぞ……」
「ごめんな来栖」と哀愁を漂わせて言うと
「多分それ存在しない記憶的なのだから大丈夫!!」
だから何が大丈夫なんだよ!!!はやく離せし
イケメン達の間では多分距離感がおかしいのだろう。
もうそう思うしか無かった。
そんな変な空気を切り裂く様に俺のスマホから着信音が鳴った。
「橘、鳴ってる」
「誰からだろ…」
スマホを見るといつも仲良くしてる女子の一人、香菜から電話が着ていた。
『葵ー!!葵が美人だって言ってた先輩が今日合コン来るって!!』
『え、まじ?ちょ行くわ場所送っといて!!』
俺は来栖の腕の中から力尽くで抜け出しカバンを勢いよく取り教室を飛び出た
なんてったって最高な睡眠が取れたからだ!!
情緒が安定しているとストレスが少なくぐっすりと眠れて夢の記憶が残りにくくなるらしい。
だから俺の中で夢を見ない=深い睡眠を取れているという解釈である。
これほど嬉しいことは無いだろう。
来栖に学校で待ってると言われた限り行くしかない…と思っていたが目覚めから最高で本当にいい一日になりそうな予感…。
今日も鏡の前で口角チェックをし、カバンを勢いよく手に持ち家を出た
暫く歩いているとまた来栖に会った。
学校以前に行き道で会うなんて、これは良いことなのか?どうなのか?
真相は不明だが嫌ではなかった。
話しかけようとすると少し早く向こうから話しかけてきた。
「今日はマスクしてないんだ」
「ま、まあ風邪治ったし?」
来栖がどういう意図で言ったのかなんて分からない。
でも少なくとも俺には煽りというより心配に聞こえた。
「あ、あと耳大丈夫…?」
そう言いながら髪を退け耳を触ってきた。
「ひゃっ、…」
びっくりし過ぎて変な声が出た。
恥ずい。死ねる。俺はどれだけこいつに醜態を晒せば良いんだ泣
ほらきも過ぎて固まってるし、、、
来栖は手を離すのかと思ったらずっと耳朶をふにふにと触ってきた。
「ねぇ、こしょばいからっ、、やめ、ろ」
来栖の手は止まるのかと思いきやそのまま首筋をツーっとなぞってニヤニヤしてる…
「ばか、お前どこ触ってんだよ!」
「どう?」
「なにがどう?だよ引っ叩くぞ!」
「非力の弱々パンチなのに?笑」
「こいつ…!!!」
怒りを込めたパンチはあっさり来栖の手の中に受け止められ────
「うわっ」
俺の手を掴んだ来栖はぐいっと自分の方に引っ張り俺を抱きしめた。
「何やってんの!離せっ!!!」
「橘温かいな…子供じゃん」
「そんなの良いから離してよ…!!」
「やだ。」
「やだじゃない、!学校遅刻する!!かわいい顔しても無理!」
イケメンは何してもイケメンだが可愛い顔は無しだろ…
「撫でてくれたら離す…はやく」
こいつ……犬かよ…いや犬か
おばあちゃんの家にいる犬だと思いわしゃわしゃっと髪頭を撫でた
「可愛いな〜よしよし〜いい子いい子」
「犬かなんかかと思ってるだろ…!!」
「んー?思ってないよ〜?」
少し不服そうな顔だったが撫でたことには変わりは無いため離してもらった。
嵐が去った、と思いゆっくり行こうと思ったのに来栖が「走るよ!!」と言い引っ張ってくる。
「ちょ、急に引っ張んな、、!!」
怒ろうと来栖を見たがニコッと笑い
「橘、楽しいね」
太陽と言うよりも月に照らされた様な気がした。明るいのに美しくキラキラとしている、こんな顔されたら好きになるって…
いやいや待て、何が"キュン"だ、!!こんなボロカス言ってくるやつ好きなわけ無い…!
一線を引いたってのに
✿
「たーちーばーなー一緒に移動教室行かない?」
「あー、いや俺女の子達と行くし?」
「橘葵ーーーお昼一緒に食べよーー」
「友達と学食にー、、」
「葵ちゃーんお手洗い一緒に行きましょ〜」
「前髪整えに行くんじゃないんだから笑笑いかねーし笑笑笑」
なんか……なんか…!!!!来栖がすっげぇ俺に構ってくる…!
「橘〜一緒に帰ろ?」
出ました出ましたこの微妙な角度で首をコテンってするやつ、あざといって…
「いや来栖友達いるじゃん……」
「うーん置いてかれた。」
「嘘厳しいって…あそこいるの見えてる」
「そんなわけ……」
俺が指差した方向をみた来栖は大声で
「お前ら帰れって言ったよな!!!!?」
驚きと怒りをぶつけていた。
「違う!とまりんが!」
「はぁ!?世那だろ!!!」
「もうそこで喧嘩しなくていいから…」
プランを崩されたのかガクッと肩を下げた来栖。
向こうからやって来たと思えば肩を組んでくる朝野世那
「葵ちゃん聞いて?玲くん葵ちゃんの事めーーっちゃ気に入ってるから仲良くしてあげて?」
それに合わせて
「玲になんかされたらすぐ言えよ八雲警察出動するからな…」
来栖を大切に思ってるのかエネミーなのかぎり分からなかったが優しいことには変わりがなさそうだった。
「おい世那!変な事言うな!!後勝手に肩組むな」
来栖によって強制的に剥がされた朝野の手
「玲くん強引すぎる…泣ちょっとぐらい良いよね?葵ちゃん」
「お、れは大丈夫だけど……」
なんか勝手に葵ちゃんって言われてるんですが…
「葵、連絡先交換しない?」
「俺でさえも交換してないから無理!!!俺が先後呼び捨てすんな!」
「呼び捨てでも何でも良いけど喧嘩するなら交換すんのやめる」
そう言うと大人しくなる来栖。
犬過ぎて可愛い……
「葵ちゃんもう交換したよ〜」
え、いつの間に!?
来栖と話している隙にスマホを取られていたみたいだ…
朝野、申し訳ないが多分スリ向いてると思う
「は!?ちょ、世那それは無いだろ!!!」
「そうやって牽制してるからだよ!!」
来栖めっちゃ悔しそう…笑笑
「俺ももう交換しといたよ葵」
「お前らまじで嫌い…泣」
しゃがみ込んで拗ねる来栖はあまりにも子供だった。
流石に可哀想だと思った俺は来栖のスマホをひょいっと取り勝手に交換した
「来栖ボロ負けじゃん笑笑はい交換しといたよ」
スマホ返すと
「一番じゃなかったけど嬉しい…!!!あお、橘を早速ピン留めっと、、」
今葵って言いかけた…?そんな気もしたがまぁいいかと割り切りかけた時
「もしかして玲葵って呼ぶの恥ずかしい感じ〜?」
「は、!?ちげーし黙れ!!!」
「葵ちゃーんスタンプ送っとくね〜あ、後俺とも仲良くしてね!葵ちゃん!」
わざとらしく葵を連呼する朝野。
「葵鬼電するな」
それに被せて意味のわからない事をいう八雲警察さん
こいつらおもしろと思っていたら来栖に引っ張られまた朝と同様、来栖の腕の中仕舞われた。
「橘葵は俺のだから」
何を言い出すのかと思ったら牽制するし、
牽制の仕方がダイレクトすぎますよ来栖さん……
はっと思い前を見ると朝野と八雲が目を丸くしている。
「おまっ、意味不明すぎるって!離せ!!」
「あー理解、玲そういう事?」
「これは八雲警察もほっこり」
しねーよ
「何がほっこりだ事実を言っただけ!じーじーつを!!!」
「来栖、俺はお前のになった覚えは無いぞ……」
「ごめんな来栖」と哀愁を漂わせて言うと
「多分それ存在しない記憶的なのだから大丈夫!!」
だから何が大丈夫なんだよ!!!はやく離せし
イケメン達の間では多分距離感がおかしいのだろう。
もうそう思うしか無かった。
そんな変な空気を切り裂く様に俺のスマホから着信音が鳴った。
「橘、鳴ってる」
「誰からだろ…」
スマホを見るといつも仲良くしてる女子の一人、香菜から電話が着ていた。
『葵ー!!葵が美人だって言ってた先輩が今日合コン来るって!!』
『え、まじ?ちょ行くわ場所送っといて!!』
俺は来栖の腕の中から力尽くで抜け出しカバンを勢いよく取り教室を飛び出た


