ようやく学校に復帰した私は一足先に復帰していた心愛と共に通学していた。
「大丈夫?」
「おはよ、もう大丈夫」
「良かったー……」
「心愛は?大丈夫?」
「大丈夫、それより結芽の方が心配だよ。あれ結芽のクラスメイトの仕業なんじゃないの?」
「うん」
「やっぱり……」
「でも、行かなきゃいけないじゃない?」
「それはそうなんだけど……」
「南雲さん!」
心愛とふたりでこれからのことを心配していると、後方から望美に声をかけられた。
「おはようございます、望美様」
「おはようございます、望美」
「おはようございます。おふたりとも体調は大丈夫ですの?心配してましたの」
眉を下げて見つめてくる望美に本当に心配してくれてたんだなと実感する。
「もう大丈夫ですよ。今日から完全復帰です!」
「良かったわ、そういえば犯人は分かってますの?」
「はい、クラスメイトの方で」
「おはようございますー!望美様、南雲さん」
望美に犯人について喋ろうとした瞬間に犯人が真横に居た。
「おはようございます」
「まったく、あの時のことを誰にも喋らないでよね?もし、喋ったら……分かってるよね?」
小声で脅された私は首を縦に小さく振る。
すると、犯人は望美に微笑み手を振って去って行った。
「南雲さん」
「はい?」
「あのお方ですの?」
「え?」
「南雲さんに殺虫剤をかけた犯人は」
「……誰にも言わないでと先程脅されましたので」
「分かりましたわ。絶対に南雲さんを守り抜いてみせますから安心してくださいね」
「あ、ありがとうございます……」
望美はさり気なく私の手を握って、私を安心させようとしてくれてるのが伝わってきた。
教室に着くと、私に向けられた視線はいつもと違い望美の手前が皆の表情はマイルドだった。
「おはようございます、皆様」
「おはようございます!望美様」
相変わらず私に声をかけてくれる人は居なかったが、望美が居れば抑止力になってくれると改めて実感する。
そう、思っていた。この時までは……
「望美様!南雲さんとはどういうご関係でございますの?!最近、やたらとふたりで行動してますが」
不満が募った望美様ファンクラブの面々が抗議の為に私達に声をかけてきた。
「お友達になりましたとこの間、皆様にお伝えしましたが?」
「そうですね、確かに聞きました……でも、高貴な望美様がなぜ中城様ではなく、ただのクラスメイトの南雲さんですの?」
「理由なんてありませんわ。わたくしが南雲さんと話をしてみたかっただけなのですから」
「許せません……それなら、中城様はどうなりますの!?今頃きっと、寂しい想いをされていらっしゃるのではないのですか?」
「あの子はむしろ一人で居たいと思って居ますよ」
「そんなこと……」
「あの子は一人でいるのが好きだから、今頃は屋上でスマホでゲームでもしてらっしゃるのではないかしら?」
「……」
相手も望美の言葉を聞いて戦意を消失したのか、望美の前から去って行った。
「大丈夫?」
「おはよ、もう大丈夫」
「良かったー……」
「心愛は?大丈夫?」
「大丈夫、それより結芽の方が心配だよ。あれ結芽のクラスメイトの仕業なんじゃないの?」
「うん」
「やっぱり……」
「でも、行かなきゃいけないじゃない?」
「それはそうなんだけど……」
「南雲さん!」
心愛とふたりでこれからのことを心配していると、後方から望美に声をかけられた。
「おはようございます、望美様」
「おはようございます、望美」
「おはようございます。おふたりとも体調は大丈夫ですの?心配してましたの」
眉を下げて見つめてくる望美に本当に心配してくれてたんだなと実感する。
「もう大丈夫ですよ。今日から完全復帰です!」
「良かったわ、そういえば犯人は分かってますの?」
「はい、クラスメイトの方で」
「おはようございますー!望美様、南雲さん」
望美に犯人について喋ろうとした瞬間に犯人が真横に居た。
「おはようございます」
「まったく、あの時のことを誰にも喋らないでよね?もし、喋ったら……分かってるよね?」
小声で脅された私は首を縦に小さく振る。
すると、犯人は望美に微笑み手を振って去って行った。
「南雲さん」
「はい?」
「あのお方ですの?」
「え?」
「南雲さんに殺虫剤をかけた犯人は」
「……誰にも言わないでと先程脅されましたので」
「分かりましたわ。絶対に南雲さんを守り抜いてみせますから安心してくださいね」
「あ、ありがとうございます……」
望美はさり気なく私の手を握って、私を安心させようとしてくれてるのが伝わってきた。
教室に着くと、私に向けられた視線はいつもと違い望美の手前が皆の表情はマイルドだった。
「おはようございます、皆様」
「おはようございます!望美様」
相変わらず私に声をかけてくれる人は居なかったが、望美が居れば抑止力になってくれると改めて実感する。
そう、思っていた。この時までは……
「望美様!南雲さんとはどういうご関係でございますの?!最近、やたらとふたりで行動してますが」
不満が募った望美様ファンクラブの面々が抗議の為に私達に声をかけてきた。
「お友達になりましたとこの間、皆様にお伝えしましたが?」
「そうですね、確かに聞きました……でも、高貴な望美様がなぜ中城様ではなく、ただのクラスメイトの南雲さんですの?」
「理由なんてありませんわ。わたくしが南雲さんと話をしてみたかっただけなのですから」
「許せません……それなら、中城様はどうなりますの!?今頃きっと、寂しい想いをされていらっしゃるのではないのですか?」
「あの子はむしろ一人で居たいと思って居ますよ」
「そんなこと……」
「あの子は一人でいるのが好きだから、今頃は屋上でスマホでゲームでもしてらっしゃるのではないかしら?」
「……」
相手も望美の言葉を聞いて戦意を消失したのか、望美の前から去って行った。



