いつもの笑顔の裏側で


いつかの雲一つない夜空
        私の感じ方が少しだけ変わった日




ジリリリリ!! と飛び起きるような大きな目覚まし時計の音で目を覚ました,
今日も憂鬱な1日が始まる
私はいつも通りリビングへ向かった
「あら、起きたのね!おはよう唯」
お母さんの優しい声が聞こえた
「うん おはよう」
私はいつもの笑顔で答えた

「行ってきまーす」
朝ごはんや身支度を済ませて学校へ向かう
変わりの無い道をとぼとぼ歩く
いつも同じ所にいる猫
朝から元気で話し込んでいる見知らぬおばさん達
何度も何度も見てきて,見飽きてしまった風景
すると
「おっはよー!唯」
と勢いよく飛びついてきたのは友達の『一ノ瀬 遥』
だった
「今日さ音楽あったよね?嫌だなー」
苦笑いを浮かべながら喋る遥
私はどっちでもないけれど彼女は嫌いなようだ
「•••そうだね」
と私はいつもの笑顔で頷く 遥はクラスの人気者だ
ここで下手に否定して明日からハブられるようなリスクはおかしたくない。
だから私はつい合わせてしまう 遥と雑談していたらあっという間に学校に着いていた.

教室の扉を開けるすると
「あ,今日の日直 唯じゃん!」
と言う遥の言葉で思い出した
日直は仕事が多いと言っても担任の先生に雑用を
頼まれるからだ
すると,早速担任の小森先生が来てしまった
「皆さんおはようございます
 あ,今日の日直は,高橋さんだね
 高橋さん,この書類を学年主任の佐藤先生に渡し
 てきてくれ」
ほら、早速 雑用を頼まれた私は
「分かりました」
とまたいつもの笑顔で頷いたドッサリと重たい書類を抱えながら重い足取りで職員室へ向かった