いつまでも「なぜでしょう?」ではありません!

暦にとっては大学生活最後の講義。

中央の席。
隣には当然のごとく伊織が座る。
そして、レジュメが二枚。

講義終了のベルが鳴る。

「先輩、飯行こ」

伊織が席を立つ。

「はい」

暦も、伊織の後を追う。


学食の、中庭の見える窓際の席。

「このうどん、少し伸びてます」
「学食のうどんなんてそんなもんでしょ」

そんなことを言いながら、並んでうどんをすする二人がいた。