文化祭が終わってから数日経っても、後夜祭の最後に律と繋いだ手の感触は、なかなか僕の中から消えてくれなかった。
両想いになれるというジンクスを知りながら、律は僕の指に自分の指を絡め、「めぐとジンクスの相手になっても困らない」と言った。
翌週になっても律はその理由を教えてはくれなかったし、僕も尋ねられないまま、いつも通り朝は駅で待ち合わせ、放課後は同じ防音室で練習している。
律は以前と変わらず僕の肩に腕を回し、すぐそばで名前を呼ぶ。何も変わっていないように振る舞う彼を見ていると、あの夜だけ普段とは別の律が現れたように思えてくる。
なのに、肩に触れられるたび、僕の身体はあのときの手のぬくもりを思い出してしまう。
「ここ、ドラムが少し先走ってる」
防音室のテーブルに置いたスマートフォンを指し、創が文化祭ライブの映像を止めた。
画面の中では『現在地』の二番に入ったところで、つばめのスティックが振り下ろされている。
「はい。客席の手拍子につられちゃって」
「でも、それほどずれてないじゃん。歓声も大きかったし、この動画を予選に出してもいいんじゃね?」
律の提案に、創は再生位置を少し戻し、同じ箇所をもう一度流した。
「観客が楽しんだ演奏と、審査で評価される演奏は同じじゃない。遠野も最後のサビで声を伸ばしきれていない」
「それは俺も気づいてた」
「僕のソロも後半に音を詰め込みすぎてる。文化祭では勢いで弾けたけど、映像だけで聞くと、何を残したいのかわからないね」
自分の演奏を言葉にして悪く言うのは妙な気分だった。
ステージを降りた直後には、今までで一番うまく弾けたと思っていたし、実際に客席は盛り上がってくれた。
それでも、ビデオカメラは熱気に紛れた小さな乱れまで拾い、歓声がなくなったあとにも残る音を正確に教えてくれる。
創は自分のベースにも、硬すぎてサビの広がりを抑えている部分があると言った。
四人で一本の動画を囲み、よかったはずの演奏から欠点を掘り出していくうちに、『現在地』は完成した曲ではなく、まだ先に進める途中の形に戻っていった。
「撮影までまだ三週間ある。直す場所がわかったなら、その分だけ文化祭よりよくできる」
創が再生を止めると、つばめはドラムセットに戻り、律もマイクを取った。僕は文化祭で使った銀色のピックを指に挟み、削ると決めたソロの旋律を頭の中で確かめる。
「巡先輩、二番からでいいですか?」
「うん。今度は音を減らしてみる」
「さっきもそう言って、二音増えてたけど」
「律は歌に集中してよ」
「聞こえるんだからしゃあないじゃん」
つばめのカウントで演奏を始める。僕が余分な音を追いかけそうになるたび、律の声が旋律の戻る場所を教えてくれた。
三か月前、創のベースに初めて音を重ねたとき、『現在地』は一分にも満たなかった。そこにつばめのリズムが道を作り、僕のギターと律の歌が何度も離れては重なって、今では誰がどこで呼吸を変えるのかまで、お互いの音だけでわかる。
僕たちは文化祭の翌週から撮影日まで、映像の中で見つけた問題を一つずつ直した。つばめはクリック音を使って一定の速さを身体に覚え込ませ、創はサビで音の輪郭を太くした。律は前半で声を使いすぎない歌い方を探し、僕はソロから無駄な飾りを削り、聞き終えたあとにも胸に残る一つの旋律を選んだ。
撮影日は九月最後の日曜日に決まった。
会場は、夏休みに鷹取たちと合同練習をした街のレンタルスタジオだ。
ビデオ予選に提出できるのは、演奏の最初から最後までを編集せずに撮った映像だけで、四人全員が同時に演奏していることも画面上で確認できなければならない。撮り直しは禁止されていないけど、回数を重ねれば律の喉も僕たちの指も疲れていくため、よほどのミスがない限り最初の一回を本番にすると決めた。
顧問が三脚に固定したカメラの画角を確認しているあいだに、僕はギターケースの小さなポケットを開けた。
文化祭で使った名前入りのピックには細かな傷が残っている。二枚セットでもらったうち、今日は新品のまま取っておいたほうを取り出した。
「そっちも使うんだ」
隣に来た律が、僕の手元をのぞき込む。
「文化祭でうまく弾けたから、験担ぎみたいなものだよ」
「めぐって、そういうの信じるんだな」
「律だって似たようなことしたじゃん」
僕が右手を握ってみせると、律は後夜祭のことを思い出したらしく、自分の手を重ねてきた。
ピックごと包まれた指に、あの夜と同じ体温が戻ってくる。
「じゃあ、今日も大丈夫」
「何が?」
「文化祭より格好よく弾ける」
「またそうやってプレッシャーをかけるんだから」
そう返しても、実際、指に入っていた余計な力は抜けていた。律はそれを確かめるように僕の手を一度握ってから、マイクの前に戻った。
顧問が録画開始を知らせ、カメラの赤いランプが点灯する。
客席も歓声もない部屋に、空調の低い音だけが残った。
創のベースが最初の旋律を鳴らすと、つばめのドラムが迷いなく加わり、僕は二人が作った場所にギターを重ねた。そこに律の声が入った瞬間、カメラの存在が意識から薄れていく。
カメラのレンズは盛り上がってもくれなければ、小さな失敗を歓声で隠してもくれない。それでも、カメラの向こう側にいる審査員じゃなく、三か月前の僕たちに聞かせるつもりで弾くだけでよかった。
あの頃にはまだなかった言葉を律が歌い、つばめが曲を前に押し、創と僕の旋律が互いの音を引き立て合う。
『君の声が 僕の現在地を教えてくれる』
その歌詞を歌いながら、律が僕を見た。
僕のギターが彼の現在地を示すものだという意味なら、もう疑わずに自信を持って受け取ってもいい気がした。
ソロに入ると、文化祭で鳴らした音をなぞらず、残すと決めた旋律を一音ずつ次に渡していく。最後のサビで律が戻る場所を空け、その声を四人の音で支えた。
つばめの最後の一打まで揃って止まり、残響が消えてから、顧問が録画を終了した。
誰もすぐには口を開かず、それぞれが今の演奏を身頭の中で反芻しているようだった。
やがて、つばめがスティックを膝の上に置く。
「僕は、今までで一番よかったと思います」
「僕も異論はない。細部を探せば直したい箇所はあるけど、次がこれを上回る保証はない」
創の評価を聞いた律が、マイクを戻しながら僕を見る。
「めぐはどう思う?」
「もう一回やったら、たぶんもっとって欲が出ちゃう。これを出そう」
完璧だったとは言えない。それでも、三か月かけて四人で作ったものが、この一本には途切れず入っていた。
僕たちは撮り直さず、その日のうちに演奏動画を提出した。
---------
ビデオ予選の結果が発表されたのは、それから十日後だった。
四人揃った放課後の防音室で、創がコンクールの公式サイトを開く。
発表時刻を過ぎてもページがなかなか表示されず、つばめは創の肩越しに画面をのぞき、律は僕の隣で更新されるたびに身体を寄せてきた。
ようやく現れた通過バンドの一覧を上から追い、つばめが僕たちの名前を先に見つける。
「ありました。リーインカーネーション、通過です」
律の腕が僕の肩を強く抱き寄せ、僕も隣にいたつばめと手を合わせた。創は眼鏡の位置を直してから、ようやく緩んだ口元を隠すように画面に顔を近づけている。
画面に並ぶバンド名の一つにすぎないのに、その文字は三か月間に鳴らした音を、どれも無駄ではなかったと認めてくれているように見えた。
「鷹取のバンドも通ってる」
創が数行下を指した直後、僕のスマートフォンに鷹取からメッセージが届いた。
『お互い通ったな。県大会では負けないよ』
「どうしてあいつは、俺じゃなくめぐに送ってくるんだよ」
「僕としか連絡先を交換してないからじゃん」
「今度、俺にも送るように言っといて」
「律が自分で交換すればいいだろ」
横から画面を見た律は何も答えず、僕の肩に回した腕だけを少しきつくした。予選通過の喜びにまで鷹取への対抗心を混ぜなくてもいいと思うけど、今はその重さをほどく気になれなかった。
つばめは結果をバンドのSNSで報告するため、文化祭ライブの動画を開いた。
投稿文を入力しかけた指が途中で止まり、『現在地』ではなく、同じ日に演奏したもう一曲の画面に触れる。
「このコメント、さっきまでなかったです」
表示されたのは、律が美紀さんに向けて書いた曲だった。文化祭から十日以上経っているのに、たった今、新しい感想が一つだけ追加されている。
『この歌詞、昔見た恋愛ドラマに内容が似ている気がします。かなり古いドラマです。題名を思い出せなくてすみません』
さらに、その下には『もしかして、パクり?』なんていう心無いコメントが匿名でぶら下がっていた。
予選結果を見ていた律が、つばめからスマートフォンを受け取った。何度読んでも文字は変わらないのに、指を動かさないまま、その一文を見つめている。
「律、心当たりある?」
「ない。これは俺が美紀との思い出を書いた歌詞だ。ドラマのパクりじゃない」
「一部分だけ、偶然似たのかもしれない」
創の言葉に、律はコメントの末尾を指した。
「どこがどう似てるのか知らないけど、この人にはそう聞こえたんだろ」
「作品名を尋ねてみましょう。思い出してもらえれば、僕たちでも確認できます」
つばめは律から端末を返してもらい、コメントへの返信を入力した。
『もし題名を思い出したら、教えてください』
両想いになれるというジンクスを知りながら、律は僕の指に自分の指を絡め、「めぐとジンクスの相手になっても困らない」と言った。
翌週になっても律はその理由を教えてはくれなかったし、僕も尋ねられないまま、いつも通り朝は駅で待ち合わせ、放課後は同じ防音室で練習している。
律は以前と変わらず僕の肩に腕を回し、すぐそばで名前を呼ぶ。何も変わっていないように振る舞う彼を見ていると、あの夜だけ普段とは別の律が現れたように思えてくる。
なのに、肩に触れられるたび、僕の身体はあのときの手のぬくもりを思い出してしまう。
「ここ、ドラムが少し先走ってる」
防音室のテーブルに置いたスマートフォンを指し、創が文化祭ライブの映像を止めた。
画面の中では『現在地』の二番に入ったところで、つばめのスティックが振り下ろされている。
「はい。客席の手拍子につられちゃって」
「でも、それほどずれてないじゃん。歓声も大きかったし、この動画を予選に出してもいいんじゃね?」
律の提案に、創は再生位置を少し戻し、同じ箇所をもう一度流した。
「観客が楽しんだ演奏と、審査で評価される演奏は同じじゃない。遠野も最後のサビで声を伸ばしきれていない」
「それは俺も気づいてた」
「僕のソロも後半に音を詰め込みすぎてる。文化祭では勢いで弾けたけど、映像だけで聞くと、何を残したいのかわからないね」
自分の演奏を言葉にして悪く言うのは妙な気分だった。
ステージを降りた直後には、今までで一番うまく弾けたと思っていたし、実際に客席は盛り上がってくれた。
それでも、ビデオカメラは熱気に紛れた小さな乱れまで拾い、歓声がなくなったあとにも残る音を正確に教えてくれる。
創は自分のベースにも、硬すぎてサビの広がりを抑えている部分があると言った。
四人で一本の動画を囲み、よかったはずの演奏から欠点を掘り出していくうちに、『現在地』は完成した曲ではなく、まだ先に進める途中の形に戻っていった。
「撮影までまだ三週間ある。直す場所がわかったなら、その分だけ文化祭よりよくできる」
創が再生を止めると、つばめはドラムセットに戻り、律もマイクを取った。僕は文化祭で使った銀色のピックを指に挟み、削ると決めたソロの旋律を頭の中で確かめる。
「巡先輩、二番からでいいですか?」
「うん。今度は音を減らしてみる」
「さっきもそう言って、二音増えてたけど」
「律は歌に集中してよ」
「聞こえるんだからしゃあないじゃん」
つばめのカウントで演奏を始める。僕が余分な音を追いかけそうになるたび、律の声が旋律の戻る場所を教えてくれた。
三か月前、創のベースに初めて音を重ねたとき、『現在地』は一分にも満たなかった。そこにつばめのリズムが道を作り、僕のギターと律の歌が何度も離れては重なって、今では誰がどこで呼吸を変えるのかまで、お互いの音だけでわかる。
僕たちは文化祭の翌週から撮影日まで、映像の中で見つけた問題を一つずつ直した。つばめはクリック音を使って一定の速さを身体に覚え込ませ、創はサビで音の輪郭を太くした。律は前半で声を使いすぎない歌い方を探し、僕はソロから無駄な飾りを削り、聞き終えたあとにも胸に残る一つの旋律を選んだ。
撮影日は九月最後の日曜日に決まった。
会場は、夏休みに鷹取たちと合同練習をした街のレンタルスタジオだ。
ビデオ予選に提出できるのは、演奏の最初から最後までを編集せずに撮った映像だけで、四人全員が同時に演奏していることも画面上で確認できなければならない。撮り直しは禁止されていないけど、回数を重ねれば律の喉も僕たちの指も疲れていくため、よほどのミスがない限り最初の一回を本番にすると決めた。
顧問が三脚に固定したカメラの画角を確認しているあいだに、僕はギターケースの小さなポケットを開けた。
文化祭で使った名前入りのピックには細かな傷が残っている。二枚セットでもらったうち、今日は新品のまま取っておいたほうを取り出した。
「そっちも使うんだ」
隣に来た律が、僕の手元をのぞき込む。
「文化祭でうまく弾けたから、験担ぎみたいなものだよ」
「めぐって、そういうの信じるんだな」
「律だって似たようなことしたじゃん」
僕が右手を握ってみせると、律は後夜祭のことを思い出したらしく、自分の手を重ねてきた。
ピックごと包まれた指に、あの夜と同じ体温が戻ってくる。
「じゃあ、今日も大丈夫」
「何が?」
「文化祭より格好よく弾ける」
「またそうやってプレッシャーをかけるんだから」
そう返しても、実際、指に入っていた余計な力は抜けていた。律はそれを確かめるように僕の手を一度握ってから、マイクの前に戻った。
顧問が録画開始を知らせ、カメラの赤いランプが点灯する。
客席も歓声もない部屋に、空調の低い音だけが残った。
創のベースが最初の旋律を鳴らすと、つばめのドラムが迷いなく加わり、僕は二人が作った場所にギターを重ねた。そこに律の声が入った瞬間、カメラの存在が意識から薄れていく。
カメラのレンズは盛り上がってもくれなければ、小さな失敗を歓声で隠してもくれない。それでも、カメラの向こう側にいる審査員じゃなく、三か月前の僕たちに聞かせるつもりで弾くだけでよかった。
あの頃にはまだなかった言葉を律が歌い、つばめが曲を前に押し、創と僕の旋律が互いの音を引き立て合う。
『君の声が 僕の現在地を教えてくれる』
その歌詞を歌いながら、律が僕を見た。
僕のギターが彼の現在地を示すものだという意味なら、もう疑わずに自信を持って受け取ってもいい気がした。
ソロに入ると、文化祭で鳴らした音をなぞらず、残すと決めた旋律を一音ずつ次に渡していく。最後のサビで律が戻る場所を空け、その声を四人の音で支えた。
つばめの最後の一打まで揃って止まり、残響が消えてから、顧問が録画を終了した。
誰もすぐには口を開かず、それぞれが今の演奏を身頭の中で反芻しているようだった。
やがて、つばめがスティックを膝の上に置く。
「僕は、今までで一番よかったと思います」
「僕も異論はない。細部を探せば直したい箇所はあるけど、次がこれを上回る保証はない」
創の評価を聞いた律が、マイクを戻しながら僕を見る。
「めぐはどう思う?」
「もう一回やったら、たぶんもっとって欲が出ちゃう。これを出そう」
完璧だったとは言えない。それでも、三か月かけて四人で作ったものが、この一本には途切れず入っていた。
僕たちは撮り直さず、その日のうちに演奏動画を提出した。
---------
ビデオ予選の結果が発表されたのは、それから十日後だった。
四人揃った放課後の防音室で、創がコンクールの公式サイトを開く。
発表時刻を過ぎてもページがなかなか表示されず、つばめは創の肩越しに画面をのぞき、律は僕の隣で更新されるたびに身体を寄せてきた。
ようやく現れた通過バンドの一覧を上から追い、つばめが僕たちの名前を先に見つける。
「ありました。リーインカーネーション、通過です」
律の腕が僕の肩を強く抱き寄せ、僕も隣にいたつばめと手を合わせた。創は眼鏡の位置を直してから、ようやく緩んだ口元を隠すように画面に顔を近づけている。
画面に並ぶバンド名の一つにすぎないのに、その文字は三か月間に鳴らした音を、どれも無駄ではなかったと認めてくれているように見えた。
「鷹取のバンドも通ってる」
創が数行下を指した直後、僕のスマートフォンに鷹取からメッセージが届いた。
『お互い通ったな。県大会では負けないよ』
「どうしてあいつは、俺じゃなくめぐに送ってくるんだよ」
「僕としか連絡先を交換してないからじゃん」
「今度、俺にも送るように言っといて」
「律が自分で交換すればいいだろ」
横から画面を見た律は何も答えず、僕の肩に回した腕だけを少しきつくした。予選通過の喜びにまで鷹取への対抗心を混ぜなくてもいいと思うけど、今はその重さをほどく気になれなかった。
つばめは結果をバンドのSNSで報告するため、文化祭ライブの動画を開いた。
投稿文を入力しかけた指が途中で止まり、『現在地』ではなく、同じ日に演奏したもう一曲の画面に触れる。
「このコメント、さっきまでなかったです」
表示されたのは、律が美紀さんに向けて書いた曲だった。文化祭から十日以上経っているのに、たった今、新しい感想が一つだけ追加されている。
『この歌詞、昔見た恋愛ドラマに内容が似ている気がします。かなり古いドラマです。題名を思い出せなくてすみません』
さらに、その下には『もしかして、パクり?』なんていう心無いコメントが匿名でぶら下がっていた。
予選結果を見ていた律が、つばめからスマートフォンを受け取った。何度読んでも文字は変わらないのに、指を動かさないまま、その一文を見つめている。
「律、心当たりある?」
「ない。これは俺が美紀との思い出を書いた歌詞だ。ドラマのパクりじゃない」
「一部分だけ、偶然似たのかもしれない」
創の言葉に、律はコメントの末尾を指した。
「どこがどう似てるのか知らないけど、この人にはそう聞こえたんだろ」
「作品名を尋ねてみましょう。思い出してもらえれば、僕たちでも確認できます」
つばめは律から端末を返してもらい、コメントへの返信を入力した。
『もし題名を思い出したら、教えてください』

