ホームルームが終わり、眠さという眠さに耐えながら1限目がスタート。眠い中での英語はかなり危うく、少しでも気を抜けば寝てしまうくらいには、眠い。
朝が弱いとこうなるから、早く寝たいというのに…渡瀬の止まらないスタ連と鬼電で眠るにも眠れず、結局寝るのは毎日深夜1時〜2時になる。
通知OFFにすればいい、って思うじゃん?
簡単なようで簡単ではない、それが現実なわけで。通知をOFFにすると、次の日の渡瀬の暴れ具合が酷く、とてもじゃないが返信をした方が数百倍マシなのだ。
「……(ねっっむ。)」
「もしかして、宮野眠い?」と隣から更に眠気を誘ってくる優しい声が。
頼む、今だけはその優しい声を辞めてくれ、俺が夢の世界に旅立つカウントダウンが始まってしまうだろ。
「結構ヤバい、多分寝る。」
「意外だなぁ…居眠りしないイメージなのに」
「…はは」
幼なじみとは違って、俺はゆるっとした着こなしが似合わない人種なんでね、真面目に見えてしまうのもしょうがない。 実際には真面目なんてもので無ければ、本当の真面目さんに失礼極まりないくらい不真面目だから、ちょっと複雑な気分だわ。
「居眠り気をつけてよ〜?この先生意外と後ろの方見てるから笑」
「俺が寝てたら起こして…」
「あら…」
緑川の優しい声を聴きながら、俺は限界を迎えそこで1度、夢の世界へ旅立った。
「……の、宮野!」
「…んぁ…?」
ゆさゆさと体を揺さぶられ目を覚ますと、隣にはイケメン1、緑川…前には…
「渡瀬!?は…え?なんでお前いんの?」
「あ、俺の陽が目覚ました、おはよ」
寝起き一発目にイケメンに囲まれると、こうも周りが眩しく感じるのか。なんかハーレム味わってる気分。
「4人1グループでプレゼン資料作って発表しなきゃならないんだってさ」
「…えー、と…」
「あ、俺初めましてだよねー宮野くん?俺白石翔、よろしくねん」
「よろしく…てかなんで俺の事知ってるの?」
緑川もだけど、そんなに俺有名?イケメンでも無ければ陽キャでもない、ごく普通の男子高校生なんですけど。
「んー、湊の話聞いてたら自然と?」
「まー隼人も翔も俺が遊ぶメンツだし、俺の可愛い陽を知ってもらわないと困る。知られすぎても無理だけど」
「湊って結構だるー」と白石。
「まぁまぁ、そんなこと言ったら湊拗ねちゃうから」と宥める緑川。
渡瀬をいじる2人とは反対に、意外にも先生から配られたであろうプリントをじっと眺めている渡瀬…意外とこういうノリに乗らない時ってあるんだな。
「お前らうるさすぎ、早くスライドの案考えろって。陽に迷惑かけるのだけは絶対無しだから。」
……そういえば、俺とグループワーク、ペアワークをする時って絶対提出が遅れたりすることは無いし、なんなら先生からの評価は良い状態が続いている。 それに、俺が忘れかけていた課題とかも教えてくれたし、小テスト前とか悩んでいた問題を先生よりも分かりやすく解説してくれたりと…かなり渡瀬に助けられてる?
「ほんと、宮野が居る時は真面目モードだなー湊」
「まぁな。やっぱ、陽にはデキル男って思われてたいし。」
「……(大体なんでも出来るだろ、渡瀬は。)」
渡瀬は、昔は勉強もあんまりだったし、今みたいにキラキラした陽キャっぽい感じではなかったんだけどな。何がきっかけでここまで変わったのかは分からないが、昔みたいに仲良しこよしで居させてもらうのはおこがましくて俺なんかには無理だ。
本当は、昔みたいに「湊」って呼びたい気持ちはある。
だけど、キラキラした幼なじみに劣等感…または嫉妬心が多少なりとあるのか、少しでもの反抗として苗字で呼ぶようになってしまって、それが自分の中で定着してしまったのか、名前で呼ぶことは無くなった。
「…陽、どうした?どっか体調悪い?」
「ぇ…?あ、ごめん。大丈夫。」
朝が弱いとこうなるから、早く寝たいというのに…渡瀬の止まらないスタ連と鬼電で眠るにも眠れず、結局寝るのは毎日深夜1時〜2時になる。
通知OFFにすればいい、って思うじゃん?
簡単なようで簡単ではない、それが現実なわけで。通知をOFFにすると、次の日の渡瀬の暴れ具合が酷く、とてもじゃないが返信をした方が数百倍マシなのだ。
「……(ねっっむ。)」
「もしかして、宮野眠い?」と隣から更に眠気を誘ってくる優しい声が。
頼む、今だけはその優しい声を辞めてくれ、俺が夢の世界に旅立つカウントダウンが始まってしまうだろ。
「結構ヤバい、多分寝る。」
「意外だなぁ…居眠りしないイメージなのに」
「…はは」
幼なじみとは違って、俺はゆるっとした着こなしが似合わない人種なんでね、真面目に見えてしまうのもしょうがない。 実際には真面目なんてもので無ければ、本当の真面目さんに失礼極まりないくらい不真面目だから、ちょっと複雑な気分だわ。
「居眠り気をつけてよ〜?この先生意外と後ろの方見てるから笑」
「俺が寝てたら起こして…」
「あら…」
緑川の優しい声を聴きながら、俺は限界を迎えそこで1度、夢の世界へ旅立った。
「……の、宮野!」
「…んぁ…?」
ゆさゆさと体を揺さぶられ目を覚ますと、隣にはイケメン1、緑川…前には…
「渡瀬!?は…え?なんでお前いんの?」
「あ、俺の陽が目覚ました、おはよ」
寝起き一発目にイケメンに囲まれると、こうも周りが眩しく感じるのか。なんかハーレム味わってる気分。
「4人1グループでプレゼン資料作って発表しなきゃならないんだってさ」
「…えー、と…」
「あ、俺初めましてだよねー宮野くん?俺白石翔、よろしくねん」
「よろしく…てかなんで俺の事知ってるの?」
緑川もだけど、そんなに俺有名?イケメンでも無ければ陽キャでもない、ごく普通の男子高校生なんですけど。
「んー、湊の話聞いてたら自然と?」
「まー隼人も翔も俺が遊ぶメンツだし、俺の可愛い陽を知ってもらわないと困る。知られすぎても無理だけど」
「湊って結構だるー」と白石。
「まぁまぁ、そんなこと言ったら湊拗ねちゃうから」と宥める緑川。
渡瀬をいじる2人とは反対に、意外にも先生から配られたであろうプリントをじっと眺めている渡瀬…意外とこういうノリに乗らない時ってあるんだな。
「お前らうるさすぎ、早くスライドの案考えろって。陽に迷惑かけるのだけは絶対無しだから。」
……そういえば、俺とグループワーク、ペアワークをする時って絶対提出が遅れたりすることは無いし、なんなら先生からの評価は良い状態が続いている。 それに、俺が忘れかけていた課題とかも教えてくれたし、小テスト前とか悩んでいた問題を先生よりも分かりやすく解説してくれたりと…かなり渡瀬に助けられてる?
「ほんと、宮野が居る時は真面目モードだなー湊」
「まぁな。やっぱ、陽にはデキル男って思われてたいし。」
「……(大体なんでも出来るだろ、渡瀬は。)」
渡瀬は、昔は勉強もあんまりだったし、今みたいにキラキラした陽キャっぽい感じではなかったんだけどな。何がきっかけでここまで変わったのかは分からないが、昔みたいに仲良しこよしで居させてもらうのはおこがましくて俺なんかには無理だ。
本当は、昔みたいに「湊」って呼びたい気持ちはある。
だけど、キラキラした幼なじみに劣等感…または嫉妬心が多少なりとあるのか、少しでもの反抗として苗字で呼ぶようになってしまって、それが自分の中で定着してしまったのか、名前で呼ぶことは無くなった。
「…陽、どうした?どっか体調悪い?」
「ぇ…?あ、ごめん。大丈夫。」
