みんな、おかしい

小学四年生で習ったこと。
それは努力だった。
母親に教えてもらった。
四年生からは学校は安定した。
自慢ではないけど、モテてた。
しかし、家ではたくさんの勉強があった。
団体塾に行った時、はまらなくて、逃げた。数学だけかなり不味かったので、個別塾に通った。
それ以外は独学で頑張った。母親の助けもあり、上位の成績を修めまくった。
英語の試験も頑張った。高校三年生レベルまでの英語なら余裕でこなせるまでになった。
それでも、テストの点数が悪いと、
『お前の努力不足だ』
と言われた。頑張ったって、頑張ったって、上位一位のこと並べる日は来なかった。
足掻いて足掻いて、それでも2位だった。
どうして、なんで、なんで、私は一番上にはいけないんだろう。

小学五年生になると、ネイティブと同じ土俵に立つぐらい、英語が流暢になった。英語だけが唯一の誇りだった。
まだ、2位のままだった。足掻いても足掻いても、爪あとすら残せずだった。
母親の愛情は、弟にどんどん傾いていた。私が一位になれない、努力しない、役立たずの子だとでも思われたのだろうか。
そんな中、ある現実が迫ってきた。
受験という現実が迫ってくる中、留学、という言葉がやってきた。

留学することにした。

親は二つ返事で承諾してくれ、今ここにいる。

行くときに、言われた、

『g&fhl@$てさ、絶対悩みとかないよね。』
『さすが私の娘だ。』

悩みはいくらでもあった。行くのが怖いとか、無理だとか。
でも、
もうこれ以上お母さんを失望させたくない。
私は、

『あったりまえじゃ〜ん』

と、笑って見せた。