≪胸が痛くなったらすぐ帰ること≫
≪こまめに休憩をはさむこと≫
≪あまり走り回らないこと≫
を条件にささかわの外出許可が下りた
あとは、彼女の体調次第。
週末まで悪化しないことを願うのみだった。
彼女もきっと行きたいはずだ。
それまでは何が何でも頑張る…と思う。
だけど、病気だけはどうしようもない。
気合だけでどうにかなるなら病院はいらないのだ。
そんな風に私だけすごくもやもやと心配していたが、
前日になり、
『明日は行けそうだから〇〇駅集合ね!』
と彼女らしい回答が返ってきた。
予定を立てるのも早いし、頼りになる。
こういうのって私が立てるはずなのに……
面目なさすぎる。
なかなかリードさせてはくれないささかわだった。
そして当日
いつものように半袖短パンで来るだろうと予想していたら、
まさかの白いワンピース姿でちょっと可愛い。
いや、かなり可愛らしい服装に身を包んでいた。
『遅いぞー!何やってたんだ』
『女の子を待たせるなんてよくないぞ!』
「ご、ごめん。準備に時間かかっちゃって…」
「おはよう、ささ」
『うん。おはよう!』
自分の名誉のために補足すると、私は決して遅刻などしていない。
そもそも10分前に着いたのに、彼女はもうそこにいたのだ。
彼女より早く来るには何分前に来ていればよかったのだろうか…
そんなどうでもいいことを考えていると、
『ほら、電車きたよ!』
『早く乗ろ!』
「わ、わかった」
「少し急ごっか」
ローカル線とまでは言わないが、地元の電車はそんなに本数が多いわけじゃない。
せいぜい20分置きに来るので、一本逃すとしばらく暇になってしまうのだ。
彼女と一緒ならその時間もまた、楽しいのかもしれないが、あまり退屈させるわけにもいかない。
無事に乗車でき、乗り換えも含めて動物園までは30分ほどだ。
駅からはすぐなのでそこまで遠くはない。
彼女と二人だけの、プチ旅行が始まった。
≪こまめに休憩をはさむこと≫
≪あまり走り回らないこと≫
を条件にささかわの外出許可が下りた
あとは、彼女の体調次第。
週末まで悪化しないことを願うのみだった。
彼女もきっと行きたいはずだ。
それまでは何が何でも頑張る…と思う。
だけど、病気だけはどうしようもない。
気合だけでどうにかなるなら病院はいらないのだ。
そんな風に私だけすごくもやもやと心配していたが、
前日になり、
『明日は行けそうだから〇〇駅集合ね!』
と彼女らしい回答が返ってきた。
予定を立てるのも早いし、頼りになる。
こういうのって私が立てるはずなのに……
面目なさすぎる。
なかなかリードさせてはくれないささかわだった。
そして当日
いつものように半袖短パンで来るだろうと予想していたら、
まさかの白いワンピース姿でちょっと可愛い。
いや、かなり可愛らしい服装に身を包んでいた。
『遅いぞー!何やってたんだ』
『女の子を待たせるなんてよくないぞ!』
「ご、ごめん。準備に時間かかっちゃって…」
「おはよう、ささ」
『うん。おはよう!』
自分の名誉のために補足すると、私は決して遅刻などしていない。
そもそも10分前に着いたのに、彼女はもうそこにいたのだ。
彼女より早く来るには何分前に来ていればよかったのだろうか…
そんなどうでもいいことを考えていると、
『ほら、電車きたよ!』
『早く乗ろ!』
「わ、わかった」
「少し急ごっか」
ローカル線とまでは言わないが、地元の電車はそんなに本数が多いわけじゃない。
せいぜい20分置きに来るので、一本逃すとしばらく暇になってしまうのだ。
彼女と一緒ならその時間もまた、楽しいのかもしれないが、あまり退屈させるわけにもいかない。
無事に乗車でき、乗り換えも含めて動物園までは30分ほどだ。
駅からはすぐなのでそこまで遠くはない。
彼女と二人だけの、プチ旅行が始まった。

