彼女は苦しくなるとき、決まって胸を押さえる。
きっと、心臓に何らかの病気をもっているのだろう…と推測する。
私も実は、もう少し小さい頃に「川崎病」という珍しい病気にかかっていた。
致死率は極めて低く、大騒ぎするほどの病気ではないのだが、
〈発熱〉〈目の充血〉〈唇や喉が赤くなる〉〈発疹〉など様々な症状が起きることがある。
特に発熱だけの場合、ただの風邪だと診断されることも多く、発見が遅くなったりもするらしい。
そしてこの病気の怖いところは合併症で冠動脈瘤(心臓全体に酸素や栄養を供給している冠動脈という血管にこぶができること)
というのができてしまうこと。
冠動脈瘤ができると心筋梗塞を引き起こすことがあるため、
早期に診断・治療を開始して冠動脈瘤ができないようにすることが大事なのだそうだ。
私は幸い、発見が早かったようでそこまで重い症状にはならず、
「熱の出しやすい子」「発疹が時々出る子」くらいで済んだ。
しかし、再発のリスクはあるそうで中学生までは毎年1回、半日がかりの検査を受けていた。
私のクラスには診断が遅れ、重症化した子もいたので、私は幸運だったのかもしれない。
そんな事情があり、病気に対しては同年代の子たちよりは少し敏感だった。
だから、彼女の病気も気になった。
私でさえ、希少な病気にかかったのだ。
彼女も何か恐ろしい病気に侵されてしまったのではないか、と最近不安でたまらない。
あんなに外で走り回ったり、冒険することが好きだった彼女が、
急にずっと寝たきりの生活になってしまっただなんて、どう考えてもおかしいのだ。
とても怖いけど、今度彼女に聞いてみよう。
そう思った。
きっと、心臓に何らかの病気をもっているのだろう…と推測する。
私も実は、もう少し小さい頃に「川崎病」という珍しい病気にかかっていた。
致死率は極めて低く、大騒ぎするほどの病気ではないのだが、
〈発熱〉〈目の充血〉〈唇や喉が赤くなる〉〈発疹〉など様々な症状が起きることがある。
特に発熱だけの場合、ただの風邪だと診断されることも多く、発見が遅くなったりもするらしい。
そしてこの病気の怖いところは合併症で冠動脈瘤(心臓全体に酸素や栄養を供給している冠動脈という血管にこぶができること)
というのができてしまうこと。
冠動脈瘤ができると心筋梗塞を引き起こすことがあるため、
早期に診断・治療を開始して冠動脈瘤ができないようにすることが大事なのだそうだ。
私は幸い、発見が早かったようでそこまで重い症状にはならず、
「熱の出しやすい子」「発疹が時々出る子」くらいで済んだ。
しかし、再発のリスクはあるそうで中学生までは毎年1回、半日がかりの検査を受けていた。
私のクラスには診断が遅れ、重症化した子もいたので、私は幸運だったのかもしれない。
そんな事情があり、病気に対しては同年代の子たちよりは少し敏感だった。
だから、彼女の病気も気になった。
私でさえ、希少な病気にかかったのだ。
彼女も何か恐ろしい病気に侵されてしまったのではないか、と最近不安でたまらない。
あんなに外で走り回ったり、冒険することが好きだった彼女が、
急にずっと寝たきりの生活になってしまっただなんて、どう考えてもおかしいのだ。
とても怖いけど、今度彼女に聞いてみよう。
そう思った。

