洞窟。。。というには少々奥行がなかったが、子供二人くらいなら難なく入るし、過ごせる空間がそこにはあった。
穴の先には大人の背丈以上もある鉄格子がそびえたち、そのすぐ先には線路がある。
単線なのであまり電車の往来はないが、時々横切ると少しウキウキする。
電車がとても好き!というわけでもないが、やはり子供心に電車というのはワクワクするものなのだろう。
どこかで聞いた噂だが、男は「丸い回転するものが好き」らしい。
これまた聞いた噂だが、男は「スピードやパワー、硬いもの」に惹かれるらしい。
そういうのが影響しているのがきっと「電車」なのだろう。
電車のことが気になるのは男の性なのかもしれない。
そんなわけでその穴は雨も凌げる屋根があったり、電車を特等席で見れるという特典もついているのだ。
この上なく、好立地!
『こんなところに大きな穴なんてあったんだね!』
『ここ、秘密基地によさそうかも』
なんて言っていた。
気に入ってくれたということだろう。
「ここにさ、布とか被せておけば入り口も塞げるし、いいかなって」
「地面も平らだからあとは段ボール敷いてタオルとか敷けば快適になるかも?」
なんて提案もしてみる。
『いろいろ揃えなきゃだね!』
彼女はなんだか嬉しそうだ。
『ねーねー』
「ん?」
『ありがとうね?』
彼女の言葉が、とても心地よく、私も照れくさくなりながら
「どういたしまして」
と、そう言った。
穴の先には大人の背丈以上もある鉄格子がそびえたち、そのすぐ先には線路がある。
単線なのであまり電車の往来はないが、時々横切ると少しウキウキする。
電車がとても好き!というわけでもないが、やはり子供心に電車というのはワクワクするものなのだろう。
どこかで聞いた噂だが、男は「丸い回転するものが好き」らしい。
これまた聞いた噂だが、男は「スピードやパワー、硬いもの」に惹かれるらしい。
そういうのが影響しているのがきっと「電車」なのだろう。
電車のことが気になるのは男の性なのかもしれない。
そんなわけでその穴は雨も凌げる屋根があったり、電車を特等席で見れるという特典もついているのだ。
この上なく、好立地!
『こんなところに大きな穴なんてあったんだね!』
『ここ、秘密基地によさそうかも』
なんて言っていた。
気に入ってくれたということだろう。
「ここにさ、布とか被せておけば入り口も塞げるし、いいかなって」
「地面も平らだからあとは段ボール敷いてタオルとか敷けば快適になるかも?」
なんて提案もしてみる。
『いろいろ揃えなきゃだね!』
彼女はなんだか嬉しそうだ。
『ねーねー』
「ん?」
『ありがとうね?』
彼女の言葉が、とても心地よく、私も照れくさくなりながら
「どういたしまして」
と、そう言った。

