明宝ハムは厚切りで、竹串に刺さっていた。一本の竹を裂いて先だけ二本になって厚切りハムに刺さっている。丸いハムに『Y』の字の竹が刺さっている感じだ。
「いただきまーす」
表面を軽くあぶっただけのハムに、塩コショウが添えられている。
竹を手に、まずはそのまま、がぶりといただく。ハムなのに噛み応えがあっていい。脂っぽくなくて淡白なのに、肉そのもののうまみが閉じ込められていて、噛むごとにしっかりうまみを感じる。スタンダードオブスタンダード。加工肉なのにお肉よりスタンダードってどういうこと? 無駄な塩味がないから、薬味や味付けで可能性は無限大!
うう、叫びたい、叫んでいいですか。
脳裏には山頂にいる自分が浮かぶ。両手でメガホンを作った自分は、空想の中で遠くの山々に向かって大声で叫ぶ。
『おいし~~~~~い!』
山々に『おいし~~~~~い!』『おいし~~』『おいし……』と谺が響き渡る。
うーん、谺が足りない。
私は二口目をかじって味わう。噛むたびにおいしい。あとは最後の楽しみにしようと皿に置いて次の皿に目をやる。
本日のメインディッシュ、けいちゃん焼き!!
私はわくわくと箸を手にとった。
まずはやっぱり鶏肉。味噌につけこまれたそれは、噛むたびに甘辛いたれが染み出てくる。鉄板で焼かれた味噌だれとは違う、ジューシーなたれ。まるで肉汁があふれるかのように出てきてよだれが止まらない。こんがりやけたたれと染み出るたれのハーモニーときたら!
やば、これはお米に行く義務が発生する!
すぐさま白米を口に放り込む。数回の咀嚼で、私は目を見開いた。
なにこれ、おいしい!
お米なのに香ばしい。すっきりとしていて、だけどお米の甘さも感じる。ふだん食べているお米とは粒立ちが違うからすっきりして感じるのだろうか。自宅の炊飯器だといつもべっちゃりするが、このお米にはそれがない。
これも山で叫ぶべき。
『おいし~~~~い!』
叫び声が私の頭の中でだけ谺を響かせる。
続けて食べようとご飯を見て、思わず声が出た。
「おこげだ」
得した気分! 直火炊きかな?
ぱくっと食べると、期待通りの香ばしさが広がった。
「いただきまーす」
表面を軽くあぶっただけのハムに、塩コショウが添えられている。
竹を手に、まずはそのまま、がぶりといただく。ハムなのに噛み応えがあっていい。脂っぽくなくて淡白なのに、肉そのもののうまみが閉じ込められていて、噛むごとにしっかりうまみを感じる。スタンダードオブスタンダード。加工肉なのにお肉よりスタンダードってどういうこと? 無駄な塩味がないから、薬味や味付けで可能性は無限大!
うう、叫びたい、叫んでいいですか。
脳裏には山頂にいる自分が浮かぶ。両手でメガホンを作った自分は、空想の中で遠くの山々に向かって大声で叫ぶ。
『おいし~~~~~い!』
山々に『おいし~~~~~い!』『おいし~~』『おいし……』と谺が響き渡る。
うーん、谺が足りない。
私は二口目をかじって味わう。噛むたびにおいしい。あとは最後の楽しみにしようと皿に置いて次の皿に目をやる。
本日のメインディッシュ、けいちゃん焼き!!
私はわくわくと箸を手にとった。
まずはやっぱり鶏肉。味噌につけこまれたそれは、噛むたびに甘辛いたれが染み出てくる。鉄板で焼かれた味噌だれとは違う、ジューシーなたれ。まるで肉汁があふれるかのように出てきてよだれが止まらない。こんがりやけたたれと染み出るたれのハーモニーときたら!
やば、これはお米に行く義務が発生する!
すぐさま白米を口に放り込む。数回の咀嚼で、私は目を見開いた。
なにこれ、おいしい!
お米なのに香ばしい。すっきりとしていて、だけどお米の甘さも感じる。ふだん食べているお米とは粒立ちが違うからすっきりして感じるのだろうか。自宅の炊飯器だといつもべっちゃりするが、このお米にはそれがない。
これも山で叫ぶべき。
『おいし~~~~い!』
叫び声が私の頭の中でだけ谺を響かせる。
続けて食べようとご飯を見て、思わず声が出た。
「おこげだ」
得した気分! 直火炊きかな?
ぱくっと食べると、期待通りの香ばしさが広がった。



