AIに恋する僕と僕に恋するあいつ

「こんな感じだな。」
「全ては僕が言ったあの一言だったんだ」
「そう」

 目の前にいる、柊人を守り続け、あの笑顔を消えさせないために。

「ってか類と要斗はなんで俺と絡んでんだよ」
「危険に自分から突っ込んでるけど」

 Grade4は当たり前のことによく狙われる。
そんな中でも俺を常に支え続けてくれている。

 きっとコイツらにも何か深い理由が…

「強いから。」
「強そうだから。」

「は?」

 これが当然かのように要斗と類は口を合わせて言ってきた。

 ただ強いだけで仲間になったとは。開いた口も塞げねぇよ

「それだけかよ」
「うん」
「強い奴は強いもん」

 珍しく要斗の言語が死んでいる。
どうしようもなさに机に突っ伏し力を抜く。
温度差が凄すぎて溶けそうになるわ。

「みんな文弥が大好きだからだよ、ね」
「そういうもんなんかぁ…」

 何とか納得させようと柊人がフォローに入るが一生懸命さに笑みがこぼれ、中身が全く入ってこない。

 あの夏からずっと、俺は柊人が大好き。