最初は1ヶ月に一度くらいだったのが、やがて2週間に一度になって、それが1週間に一度になることが増えた。
1年くらい経った頃、仕事帰りにうちへ寄った梶井くんは、ご飯を食べて、食後のコーヒーを飲んでも帰ろうとはしなくて――
動こうとしない梶井くんに声をかけた。
「終電大丈夫?」
「浅葱さんって、ニブイ?」
「え?」
「オレら、いつまでオトモダチ続けるの?って意味」
「えっと……?」
梶井くんのきれいな顔が近づいてきたと思ったら、突然唇を塞がれて、そのまま押し倒された。
「……や……梶井くん……」
「どうして? 浅葱さんも同じ気持ちだと思ってたんだけど」
その言葉に頭がふわふわした。
料理をするわたしのすぐ後ろから、ふれそうなくらい近づいて覗きこんできたり、「浅葱さんの作るものは何でも好きなんだ」と言いながら、じっと見つめてきたり……
梶井くんにとっては何でもないことだと言い聞かせても、どきどきする自分がいた。
そんなわたしの様子に、彼が気づかないわけがない。
「オレの思い過ごしだった?」
それって……もしかして梶井くんも……わたしを……ということ?
ずっと考えないようにしてきたのに……
「いい?」
もう一度キスを落とされ、彼を受け入れた。
でも……
朝起きて、一番に言われた言葉に打ちのめされた。
「なぁ、オレらのこと、誰にも言うなよ」
バカなわたし。
梶井くんの気持ちと、わたしの気持ちは同じじゃなかった。
それでも、その日からご飯とお泊まりはセットになった。
1年くらい経った頃、仕事帰りにうちへ寄った梶井くんは、ご飯を食べて、食後のコーヒーを飲んでも帰ろうとはしなくて――
動こうとしない梶井くんに声をかけた。
「終電大丈夫?」
「浅葱さんって、ニブイ?」
「え?」
「オレら、いつまでオトモダチ続けるの?って意味」
「えっと……?」
梶井くんのきれいな顔が近づいてきたと思ったら、突然唇を塞がれて、そのまま押し倒された。
「……や……梶井くん……」
「どうして? 浅葱さんも同じ気持ちだと思ってたんだけど」
その言葉に頭がふわふわした。
料理をするわたしのすぐ後ろから、ふれそうなくらい近づいて覗きこんできたり、「浅葱さんの作るものは何でも好きなんだ」と言いながら、じっと見つめてきたり……
梶井くんにとっては何でもないことだと言い聞かせても、どきどきする自分がいた。
そんなわたしの様子に、彼が気づかないわけがない。
「オレの思い過ごしだった?」
それって……もしかして梶井くんも……わたしを……ということ?
ずっと考えないようにしてきたのに……
「いい?」
もう一度キスを落とされ、彼を受け入れた。
でも……
朝起きて、一番に言われた言葉に打ちのめされた。
「なぁ、オレらのこと、誰にも言うなよ」
バカなわたし。
梶井くんの気持ちと、わたしの気持ちは同じじゃなかった。
それでも、その日からご飯とお泊まりはセットになった。



