「たまには外で昼飯食べよう。買い物付き合ってくれたお礼と、晶にもチョコもらったから、奢ってやる」
私があげたのは、その他大勢と同じ友チョコで……
さっき買ったクッキーの中のひとつが私へのお返しじゃなかったの?
「悪いからいいよ」
「これからも宿題見せてもらいたいし、忘れ物した時に教科書も借りたいから」
成は今もよく教科書を忘れて私のところへ借りに来る。
男友達がいないわけではないのに、どうして私に借りるのか聞いたら、「返すのが楽だから」と言われた。
確かに家が隣だから、窓から名前を呼べば返す相手は目の前にいる。わざわざ返しに行く手間がはぶけるというもの。
成は教科書を返すついでに私の部屋へ来ると、私のクラスの方が早く進んでいる分の宿題のプリントを写す。
そして写し終えるとそのまま私の部屋に居座って、動画を見たり、夜ご飯を作って一緒に食べたりする。
「あー、だったら奢って貰おっかな」
あまりにも遠慮したら変に意識していると思われるかもしれないと思った。
だからわざと当然のような顔をした。
私があげたのは、その他大勢と同じ友チョコで……
さっき買ったクッキーの中のひとつが私へのお返しじゃなかったの?
「悪いからいいよ」
「これからも宿題見せてもらいたいし、忘れ物した時に教科書も借りたいから」
成は今もよく教科書を忘れて私のところへ借りに来る。
男友達がいないわけではないのに、どうして私に借りるのか聞いたら、「返すのが楽だから」と言われた。
確かに家が隣だから、窓から名前を呼べば返す相手は目の前にいる。わざわざ返しに行く手間がはぶけるというもの。
成は教科書を返すついでに私の部屋へ来ると、私のクラスの方が早く進んでいる分の宿題のプリントを写す。
そして写し終えるとそのまま私の部屋に居座って、動画を見たり、夜ご飯を作って一緒に食べたりする。
「あー、だったら奢って貰おっかな」
あまりにも遠慮したら変に意識していると思われるかもしれないと思った。
だからわざと当然のような顔をした。



