「邑子の結婚式に出席するのが、今の一番の楽しみなんだよ?」と、親友の樋野晶に言われた。
だから、予定通り結婚式をすることにした。
結婚式当日、控室に現れた晶はキラキラしていて、花嫁のわたしなんかより何倍もきれいだった。
「おめでとう、邑子」
「ありがとう」
「次は晶の番だよ」と言いたかった。
晶にはウェディングドレスが絶対に似合う。だからこそ晶は着るべきだった。
「……晶……」
言いたいことがいっぱいある……いっぱい……いっぱいありすぎて……
「花嫁さんが泣いたらだめだよ?」
「ごめ……ごめん……」
「成を式に招待してくれてありがとう」
口を開いたら、もっと泣いてしまいそうで、首だけ振った。
「邑子は幸せになってね」
晶も幸せになって欲しかった。
「また後で」
自分のことのように嬉しそうな顔をしてくれる晶に、小さく頷いた。
晶はそのままいってしまうのかと思ったら、何か思いついたかのように振り返って言った。
「お願い。成に伝えて――」
だから、予定通り結婚式をすることにした。
結婚式当日、控室に現れた晶はキラキラしていて、花嫁のわたしなんかより何倍もきれいだった。
「おめでとう、邑子」
「ありがとう」
「次は晶の番だよ」と言いたかった。
晶にはウェディングドレスが絶対に似合う。だからこそ晶は着るべきだった。
「……晶……」
言いたいことがいっぱいある……いっぱい……いっぱいありすぎて……
「花嫁さんが泣いたらだめだよ?」
「ごめ……ごめん……」
「成を式に招待してくれてありがとう」
口を開いたら、もっと泣いてしまいそうで、首だけ振った。
「邑子は幸せになってね」
晶も幸せになって欲しかった。
「また後で」
自分のことのように嬉しそうな顔をしてくれる晶に、小さく頷いた。
晶はそのままいってしまうのかと思ったら、何か思いついたかのように振り返って言った。
「お願い。成に伝えて――」



