数日後、会社にわたし宛の小さな小包が届いた。
送り主は梶井くんのお母さん。
お通夜の日に挨拶はしたけれど、名前までは名乗っていないから、どうしてわたしに名指しで小包を送って来たのか不思議に思いながら、家へ帰って中を開けた。
入っていたのは短い手紙と、液晶画面にヒビが入った梶井くんのスマホ。
手紙には、わたしのことを久慈さんから聞いたと書かれていた。そしてスマホは、暗証番号がわからないから中を知らないけれど、わたしに受け取って欲しいと。
わたしも暗証番号なんて知らない。でも、充電の切れたスマホを充電器にさした。
梶井くんの誕生日。
梶井くんの社員番号……は、4桁では収まらない。
電話番号。
車のナンバー。
わたしの誕生日……?
わたしの電話番号。
家の住所。
思い浮かぶ数字を入れて見たけれど全部違う。
好きな数字とかだったら、永遠にわかりそうにない。
……記念日……
久慈さんの言葉が頭に浮かんだ。
送り主は梶井くんのお母さん。
お通夜の日に挨拶はしたけれど、名前までは名乗っていないから、どうしてわたしに名指しで小包を送って来たのか不思議に思いながら、家へ帰って中を開けた。
入っていたのは短い手紙と、液晶画面にヒビが入った梶井くんのスマホ。
手紙には、わたしのことを久慈さんから聞いたと書かれていた。そしてスマホは、暗証番号がわからないから中を知らないけれど、わたしに受け取って欲しいと。
わたしも暗証番号なんて知らない。でも、充電の切れたスマホを充電器にさした。
梶井くんの誕生日。
梶井くんの社員番号……は、4桁では収まらない。
電話番号。
車のナンバー。
わたしの誕生日……?
わたしの電話番号。
家の住所。
思い浮かぶ数字を入れて見たけれど全部違う。
好きな数字とかだったら、永遠にわかりそうにない。
……記念日……
久慈さんの言葉が頭に浮かんだ。



