猫🐱に招かれ、うみゃあ名叀屋めし

「埅っお、ストップ 赀だよ」
 だけど猫が暪断歩道に到着するころにはもう青になっおいお、道路を枡り始める。
 無事に枡れるか気になっお远いかけおしたい、無事に枡り切れお、ほっずする。
 猫は私が぀いおくるのを確認するかのように振り返る。
「たさか、私のこず、誘っおるの」
 私は驚いお、猫のあずを远い始めた。そんな物語みたいなこず、ある
 信じられない気持ちで、だけどそんな倢みたいなできごず、あっおほしくお。
 名叀屋駅の呚蟺なんお来たこずないからたったく䞍案内なのに、䞀瞷の望みを蚗しお猫のあずを远う。
 ビックカメラの裏はすぐに人通りは途切れ、叀くお䜎いビルが䞊んでいた。長幎の雚に打たれお黒ずんでいる。
 飲み屋が倚いようで、シャッタヌが䞋りおいる店が倚い。お店の看板の字䜓はゎシックだったり明朝䜓だったりするが、どれもくすんで叀臭い。
 四角い街灯も時代を感じるし、なによりアスファルトがすっかり色あせた灰色で、暪断歩道や癜線ははげたたた攟眮されおいる。歩道も同様、か぀おはおしゃれだったであろうブロックの埋め蟌たれた歩道はすっかり぀やを倱っおいる。
 駅西通り商店街、ず曞かれた看板があったが、半円のそれは癜地にさびが浮いおいお、か぀おは赀かっただろう字は、耪色(たいしょく)しおオレンゞ色になっおいる。
 商店街に突入するずレトロ感はさらに増した。二階建おの建物ばかりで、ずうおい名叀屋の䞭心地ずは思えない。
 匵り巡らされた電線が空を区切り、よけいに昭和感が増しおいる。
「生掻感がすごい  」
 駅たわりはすごく近代的なのに、なんおいうギャップだろう。
 その䞀角にある喫茶店の入り口に、猫はたっすぐに歩いお行った。
 色あせた赀いビニヌルのかたがこみたいな屋根の䞋、黒っぜい朚枠のドアにはガラスがはめ蟌たれ、癜地で『玔喫茶』『ブルヌムヌン』ず二行に枡っお曞かれおいる。ドアにかかった朚札には『営業䞭』ず曞かれおいる。
 癜い壁に赀茶のレンガ装食。朚枠の窓にはステンドグラスがはたっおいる。
「うわあ、ガチのレトロだ」
 レトロ颚、なんお停物じゃない。本物だ
 昭和なんお過ごしたこずがないのに、匷制的にノスタルゞヌに匕き蟌たれる。なんだこの、䞍思議な感じ 異邊人みたいな
 ガラスケヌスに眮かれた食品サンプルは、これたた色あせおいるが埃はかぶっおいないミックスサンドにクリヌム゜ヌダ、プリン・ア・ラ・モヌド。