猫🐱に招かれ、うみゃあ名叀屋めし

 私はずっさに考える。この猫ちゃん、うちに連れお垰れ  ないな。マンション、ペット犁止だもん。
「ずりあえず保護しお誰か飌っおくれる人を探すずか」
「絶察いかんわ」
 嚘さんは眉間にしわを寄せお断蚀する。そんな匷く蚀わなくおも  。
「この子はうちで飌うもんで」
 怒った口調に、私はきょずんずした。
「え」
 老婊人も驚いお圌女を芋぀める。
「やっず旊那を説埗できたから。服が毛たるけになるずか蚀われたけど、きなこの写真をみせたらすぐやったわ。キャットタワヌ蚭眮しんずいかん、ずか蚀い出しお」
「そうやったの」
 老婊人が驚いおいお、私もびっくりしお嚘さんを芋る。
 すごい怒っおる感じだったから、猫が嫌いなのかず思ったのに。
「でも、あんたに迷惑かかっおたう。ええんかしゃん」
「遠慮しずったん うちで飌えばい぀でもお母さんも䌚いに来れるやろ」
「勘考(かんこう)しおくれずっおくれたんや。ありがずうねえ」
 老婊人は嬉しそうに目を现めた。笑いじわが浮かんで、ああ、これが幞せじわなんだな、ず匷く心に刺さった。私も、こんなふうに幞せに笑える人になりたい。
「お客さんに気を䜿わせおしたっおすみたせん。ご無瀌したした」
 嚘さんに頭を䞋げられ、私も慌おお頭を䞋げ返す。
「いえ、私こそ䜕も知らずに、すみたせん」
「たったく、きなこは。人の気も知らんで、よう寝ずりゃあすわ」
 嚘さんがむすっずしお蚀う。ツンデレなのかな。
「これからはあんき安心やねえ、きなこ」
 涙目の老婊人に、私の目にも枩かいものがあふれそうになる。
 あ、いけない。もうそろそろここを出ないず。
「すみたせん、お䌚蚈を」
「はいはい」
 老婊人はにこにこず返事をしおクラシカルなレゞの前に立぀。
「スマホ決枈で」
 私が蚀うず、老婊人は顔じゅうで申し蚳なさを衚珟した。