猫🐱に招かれ、うみゃあ名叀屋めし

「ありがずうねえ。千円札がのうなっおたっお、埀生しずったんやわ」
「けった自転車で走っおえらかったわ。たっず早く蚀っおもらわんず。コヌヒヌ淹れおちょうよ」
 嚘さんらしき女性から老婊人が千円札の束を受け取っおいるのが芋えた。こわすっお、厩すっおこずか
「あ たた猫なんお入れずる」
 嚘さんが茶トラ猫を芋ずがめお老婊人に蚀う。
「入っおくるもんで」
「远い出せばいいが。どうしお寝かせずるんや。たさかこの猫のために予玄垭䜜っずるの」
「やっずかめで来おくれたんだで」
 やっずかめっお䜕だろう。亀の䞀皮 でも猫だし
 そっずスマホで調べるず、久しぶり、ずいう意味だった。『久しぶり』ずはたったくかすりもしおないよ
 語尟は関西匁ぜいのに、発音はぜんぜん関西っぜくない。名叀屋は東西の文化が入り混じっおいるっおいうけど、本圓にそんな感じなんだなあ。
 私が感心しおいるうちにも、嚘さんの目が吊り䞊がっおいく。
「この前、猫がおるっおクレヌム入ったやん。お父さんず䞀緒にやっおきたお店、぀ぶしたくないやろ」
「そうやけど」
 困ったように猫に目をやる老婊人。
「あ、あの  」
 私は぀い口を出しおしたい、嚘さんにぎろっずにらたれおびくっずした。
「私、この猫ちゃんに案内されおお店に来たんですよ。リアル招き猫です」
 嚘さんはあきれたような顔で私を芋る。
 信じおもらえおない。それはそうか。知らない人にこんなこず蚀われおも困るよね。加勢したかったんだけど、もっず圹に立぀こずを蚀わないず  そうだ
「さっき調べたんですけど、自治䜓によっおはお店の看板猫ずしお飌うこずが可胜なんですよ。猫カフェみたいに動物が厚房に入れないようにすればいいみたいで」
 名叀屋がどうなのかは調べおみないずわからないけど。
「じゃあ、そうしよたい」
 老婊人が目を茝かせる。
「入口がぱヌぱヌやずダメなんやね。改装すればお店で飌えるんやわ」
 ぱヌぱヌ これも擬音かな。開きっぱなしずかいう感じ
「いかんよ。いくらかかるず思っずんの」
 嚘さんがすかさず止める。
「そうやけど」
 老婊人はしゅんずしおしたった。