月城くんの偏食事情。

俺は静夢の膝を抱えて、脚を開かせ、薄ピンクのヴェールを纏ったカッチカチあずきバーを、静夢の柔らかな蕾に押しあてた。

そしてついに、その頭を…
静夢の中に、グッと押し込めた。


「んあっ!!!」

「し、静夢!ごめん!大丈夫??」

「入って来た!なんか熱い!怖い!」

「…痛い?」

「痛くはない!でも…怖い!!指より太い!初めての感覚過ぎて…!」

「何も通ったことない場所だもんね、不安だよね。」

「どうする?辞めとく?」

「大丈夫…きて…!でも、ゆっくりでお願い…」

「…わかった。」

俺はごくりと喉を鳴らすと、数ミリずつ、静夢の中に侵入していった。全部挿れるのに5分くらいかかってしまったかも知れない。そんなに大きな物でもないのに。


「……ハァッ…静夢、なんとか根元まで入った…。」

「どうしよう、キツい!!挿れてるだけで気持ち良い…!」

「こーくん…嬉しい…」

「あっ、結合部分ヤバい、見ちゃダメなやつだ!!あっ、入ってる!どうしよう!ううっ…!!」

「こーくん、動いてみて…」

「いいの??」

「…うん、大丈夫だから…」


俺はゆっくりと腰を前後に動かして、静夢の中を擦った。静夢にくっつくと、どちゅっ、とイヤラシイ音が鳴る。その音を聞く度に、脳の中で理性が弾け飛ぶ。
静夢も激しく腰を動かした。だから、そっちは動かさなくていいだろ?せめて俺に合わせてよ…。

中がギュウと締まると、俺は、ふぁっ!と情けない声を漏らし、静夢の中を行き来した。


「ああ…!静夢…可愛い。愛してる…!」

「こーくん、僕も、大好き!愛してる!!」


覆い被るように抱きついて唇を重ねると、静夢も待ってましたとばかりに、唇を奪ってきた。静夢はキスが大好きだ。でもやっぱりお互い下手くそで、息継ぎを忘れ酸欠になりながら、貪るように唇を求め合った。

そして、理性を失くした静夢は……あろうことか、俺の首元に噛みついた。「血を飲みながらエッチなことをするな」と釘を刺してたのに!「エッチの最中に血を飲むのはOK」とでも思ったんだろうか。

どっちもダメだろ、このお転婆吸血鬼め…!

俺は夢中で血を啜る静夢の耳を噛んだ。仕返しだ。
静夢は「てっ!」と言いながら首元から口を離し、への字口で睨む俺を見ると、ふふッ!と笑い、真紅に染まった舌をペロッと出した。

そのあざと可愛い仕草で、結局、許す許さないどころか、興奮がピークを迎えた。


「ハァッ…静夢…!イクッ…!もうダメ…!静夢の中でイキたい…!!」

「こーくん、美味しいっ…!じゃなかった、気持ちい…!!僕…も…イきそう…!いっぱい突いて、お願い!僕の奥、こーくんので、いっぱいにして!あああああ!」



ビュッ…
ビュッ……

ハァ…ハァッ…! 


「こーくん…。」

「童貞卒業、おめでとう!ぱちばち!」

「あり…がと…」

「てか… 」

「噛んだな……?」

「あー、そうだったかな。」

「惚けるなよ!」

「理性飛んじゃった、あはは…って、ごめぇん…。」

「ふふっ…もういいよ。静夢のやりたいこと全部叶えるって言ったのは俺だもん。で、どうだった?童貞卒業後の血の味は…。」


「めっ……………」

「っっっちゃくちゃ、美味しかったです!!」

「最高……!」

静夢は俺に抱きついて、胸元に頬擦りをしながら、「愛してる」と何度も言ってくれた。

『目合い』っていう言葉だけで倒れていた俺が、静夢の奥までしっかりと愛することが出来たなんて。
本当に頑張ったなぁ、俺。
静夢のお尻も、出口より先に入り口になってくれて、本当によく頑張ったよ。


次はいつになるかわからないけど、次こそはもっと手際良く、ヴェールを装着出来るようになりたいな。
練習しとかなきゃ…。


余韻に浸っていると、胸元に顔を埋めていた静夢が、上目遣いで俺を見つめて、囁いた。


「ねぇ……もう一回しよ?」


えっ!?