「かっこいいよ、ナギ。本当にかっこよくて優しくて、私の自慢の親友だよ。ずっとずっとそうだからね」
「頑張れ鈴音…頑張ってね、絶対だからね。絶対に幸せになってよね。じゃなきゃ許さないからね」
「もう何度も聞いたよぉ、それ。でも何度だって思い出すね。挫けそうになったら、辛くて辛くて自暴自棄になっちゃいそうになったら何度もナギがくれた愛情を思い出す。絶対に頑張るから。ナギ、あんたはもう十分凄いけど、凄くなくたっていいからずっと親友で居てよね」
学校の門を一歩出れば、そこから先は私と鈴音にとって別々の人生が始まってゆく。
今はまだ制服に守られていく私と、子どもなのに子どものままではいられない鈴音。
十七歳の私達がどれだけ悩み抜いたとしても正解は導き出せない選択肢かもしれない。
その身体に責任を科すにはちょっとだけ重たい事実だったかもしれないけれど、
その重たさこそが愛おしいのだと、鈴音はあっけらかんと言ってのけるのだろう。
理解者のほうが少ないかもしれない。
子どもの成長と共に鈴音や彼がぶち当たる壁が待っているのかもしれない。
そのたびに今度は私が笑い飛ばしてあげるんだ。
大したことないよって。
鈴音なら大丈夫だって。
だって私が居るんだよってヒーローみたいな顔をして笑い飛ばしてやるんだ。
「頑張れ鈴音…頑張ってね、絶対だからね。絶対に幸せになってよね。じゃなきゃ許さないからね」
「もう何度も聞いたよぉ、それ。でも何度だって思い出すね。挫けそうになったら、辛くて辛くて自暴自棄になっちゃいそうになったら何度もナギがくれた愛情を思い出す。絶対に頑張るから。ナギ、あんたはもう十分凄いけど、凄くなくたっていいからずっと親友で居てよね」
学校の門を一歩出れば、そこから先は私と鈴音にとって別々の人生が始まってゆく。
今はまだ制服に守られていく私と、子どもなのに子どものままではいられない鈴音。
十七歳の私達がどれだけ悩み抜いたとしても正解は導き出せない選択肢かもしれない。
その身体に責任を科すにはちょっとだけ重たい事実だったかもしれないけれど、
その重たさこそが愛おしいのだと、鈴音はあっけらかんと言ってのけるのだろう。
理解者のほうが少ないかもしれない。
子どもの成長と共に鈴音や彼がぶち当たる壁が待っているのかもしれない。
そのたびに今度は私が笑い飛ばしてあげるんだ。
大したことないよって。
鈴音なら大丈夫だって。
だって私が居るんだよってヒーローみたいな顔をして笑い飛ばしてやるんだ。

