七月十七日。
終業式が終わって、一学期最後のホームルームで鈴音は退学することをクラスメイト達に報告した。
鈴音は本当に友達が多い子で、誰にでも好かれる素質を持っているから絶句したまま言葉が出なかったり、泣き出す女子までいた。
そして誰もが遠慮がちに、心配するような視線を私に向けていることが意識しなくても分かった。
鈴音は退学の理由が妊娠であることを隠さなかった。
女子も男子も突然目の当たりにした非日常に目を丸くして驚いていた。
だけど結果がどうであれ、やっぱりみんなが鈴音のことを好きなことには変わりない。
戸惑いはあっても、誰もが祝福の言葉をかけていた。
みんながみんな、善人なわけではない。
面白おかしく、事実とは異なる憶測が飛び交うことだって、この先の人生でいくらでも起こり得るだろう。
そんな冷たい視線や言葉の暴力が鈴音に降りかかろうとも、感情論でも精神論でもなんだっていい。
大切な人を救ってあげられるような強い人になりたいと思った。
終業式が終わって、一学期最後のホームルームで鈴音は退学することをクラスメイト達に報告した。
鈴音は本当に友達が多い子で、誰にでも好かれる素質を持っているから絶句したまま言葉が出なかったり、泣き出す女子までいた。
そして誰もが遠慮がちに、心配するような視線を私に向けていることが意識しなくても分かった。
鈴音は退学の理由が妊娠であることを隠さなかった。
女子も男子も突然目の当たりにした非日常に目を丸くして驚いていた。
だけど結果がどうであれ、やっぱりみんなが鈴音のことを好きなことには変わりない。
戸惑いはあっても、誰もが祝福の言葉をかけていた。
みんながみんな、善人なわけではない。
面白おかしく、事実とは異なる憶測が飛び交うことだって、この先の人生でいくらでも起こり得るだろう。
そんな冷たい視線や言葉の暴力が鈴音に降りかかろうとも、感情論でも精神論でもなんだっていい。
大切な人を救ってあげられるような強い人になりたいと思った。

