卒業から2年後。
【陽向】
卒業してから、大学の準備のために、僕は一足早く日本を出発した。
最初はルークの家に住ませてもらっていたが、ルークの母・エミリーが「勉強がてら二人で住んだら?」と提案したので、僕たちも、その提案に同意した。
僕は仕送りをもらって生活しているので、一応両親には話を通しておいた。
「ルークとなら安心だ」と二つ返事で同意をもらえた。
「ねえ、ヒナタ、この写真はそんなに大事なの?」
間宮さんが、校内新聞のアンケート結果が良かったお礼にくれた写真。
琉生と僕が並んで写っている、あの写真だ。
「うん。僕の大切な人なんだ」
「ヒナタ、モテるのに全然ガールフレンド作ろうとしないね。その人がいるから?」
「そうだよ。いつか会えたらいいなって、ずっと思ってる」
僕が高3の最後に出展した作品を、琉生が見たようだ、と間宮さんから突然メッセージが入った。でも、琉生からは連絡はなかった。
沙羅から連絡先を聞いたという。
間宮さんと沙羅が連絡を取り合うような仲だったなんて、知らなかった。
僕の知らないところで、時間はちゃんと進んでいたらしい。
【陽向】
卒業してから、大学の準備のために、僕は一足早く日本を出発した。
最初はルークの家に住ませてもらっていたが、ルークの母・エミリーが「勉強がてら二人で住んだら?」と提案したので、僕たちも、その提案に同意した。
僕は仕送りをもらって生活しているので、一応両親には話を通しておいた。
「ルークとなら安心だ」と二つ返事で同意をもらえた。
「ねえ、ヒナタ、この写真はそんなに大事なの?」
間宮さんが、校内新聞のアンケート結果が良かったお礼にくれた写真。
琉生と僕が並んで写っている、あの写真だ。
「うん。僕の大切な人なんだ」
「ヒナタ、モテるのに全然ガールフレンド作ろうとしないね。その人がいるから?」
「そうだよ。いつか会えたらいいなって、ずっと思ってる」
僕が高3の最後に出展した作品を、琉生が見たようだ、と間宮さんから突然メッセージが入った。でも、琉生からは連絡はなかった。
沙羅から連絡先を聞いたという。
間宮さんと沙羅が連絡を取り合うような仲だったなんて、知らなかった。
僕の知らないところで、時間はちゃんと進んでいたらしい。
