淡い夏にも恋来たる

 桜が満開に咲き誇り

 爽やかな風が吹く春の教室に

 ただひとり。

 窓際で1つの作品を眺めていた。

 緑色のガラスを見つめるその目には

 ガラス以上にもろく

 淡い優しい何かが映っていた