ヒーローにならなきゃ駄目なんだ!

みんなが寝静まった真夜中にそれは…。
「ひゃはーひっくうぇ~い月が綺麗ひっくだな」(ぐわん…ぐわん…ぐわん)「おっとっと、ふうー、飲みすぎちまったかな、ひゃはーひっくうぇ~い」

「ぴくっ!にゃー」(ガタ…ガタガタガタ…)「うん?地震?」「セイちゃーん…」起きんのか!この世界で初めてだ、此処が嘗ての日本ならもっと…考えてもわからないな…おやすみ猫丸…」「にゃ」

※※※※

「おはようドレシーさん」「おはようございます。今日はシャキーンレンジャー!勢揃いね」「あはっははは昨夜の地震か」「そうですね、僕達はみんな経験が無くて」日本ではしょっちゅうだったけどね「地震、災害の前兆」「そうだな俺達は経験があるな、ドレシー」「そうね魔王の国イースで」「あそこはよく揺れてたっけ」そうなんだ「陛下は?」「ふふっ熟睡してたみたいよ、地震の後エメアナが念のために街壁にいってるわ」そうですか。自然災害には立ち行かないが、それでも出来る事はある。

「僕達も街壁に行ってみましょう。アリア姉さんついでに大砲を創れますか?」「大丈夫」ギンジ達に素材を運んで貰って街壁の上に「エメアナ、森の様子はどうですか?」「至って静かだ、セイはどう思う?」「そうですね、ガイは何か感じないか?」「わからない、けど、静か過ぎる」言われてみれば確かに「今、森に入っている人は?」「地震の後から今日は誰も通してはいない」「そうですか。アリア姉さん頼めますか」「うん」あっと言う間に4砲の大砲が設置された。「凄いな!で、どうやって使うんだ」アリア姉さんがエメアナに説明している。「弾と火薬は近くに鍵付きで保管したいですね」「出来る」アリア姉さんが手をかざした先に鉄の箱が…扉の此れは!「アリア姉さん、此れは!」「なんだっけ?セクシュアリティーカード」いや、セキュリティカードですけど!
僕達はクランに戻ることにした。「ふぁ~わたしも温泉に入ってひと眠りするか」エメアナを引き連れて。

※※※※

【夕方】
「団長!森に異変が!直ぐに出る!クランとギルドにも報告!」「はっ!」
「マスター森が騒がしいと」「シャキーンレンジャー!と破滅の鎌は街壁へ、他のメンバーは街の治安維持にジーク女王陛下を頼みます」「おう!」

「森がざわついている、エメアナ!いつでも打てるように大砲を準備して」「聞いたな!大砲の準備だ!」「はっ!」

「ドッドッドッドッ…。」地響き?「「ドッドッドッドッ…。」」来る。スタンビートだ!「「「ドッドッドッドッ…。」」」
「狙いを定めて…撃て!」「ドンッドンッドンッドンッ」「ドッカ―ン!…パラパラパラ」「わー!綺麗!」リュビア…ははっ。「第二弾装填!そのまま待機だ!」大砲で蹴散らされたボアとワイルドベア、流石にあれは素材としてはどうだろ?「凄いな!この大砲はスタンビートを蹴散らしたぞ」「そうですね、エメアナの指揮も見事でした。」「そうか、惚れ直したか!」

その日は街壁で夜を明かす事になった。スタンビートが起きたって事はいる。知恵ある魔物が。「セイちゃ~ん…」「うがっ…苦しい…わ!」

「チュンチュン…チュンチュン」「みんなご苦労」「父上」横に陛下!「おうすまねぇどうしてもって聞かなくてな」「今は落ち着いてますから」「なんだ」なんだと仰いました?もしかして、途轍もない魔法が打てるとか、ヒーローは遅れてやって来るて的な!「お転婆だって言ったろ」はあ~。
「で、どうなんだ?」「いるでしょうね、間違いなく」「…そうか。さあ女王戻りましょう、みんなの邪魔になってはいけない」「そうね、みんな気をつけてね」「ガイ約束した」「ふふっそうね、お願いね」

「団長!」「僕達は街壁上へ」…陛下!「来る」
「ドッドッドッドッ…。」「「ドッドッドッドッ…。」」「「「ドッドッドッドッ…。」」」「撃て!」「ドンッドンッドンッドンッ」「ドッカ―ン!…パラパラパラ」「綺麗ね」陛下…ははっ。
「ん?」「団長森が、森がうねってます!」「見ればわかる!砲弾準備!狙いはあのうねりの先頭だ!撃て!」「ドンッドンッドンッドンッ」「ドッカ―ン!…パラパラパラ」「「「グワ―――ギュ―――ウッ!」」」怪獣!いやヒュドラ―だ!首が4本!それにしてもデカすぎる、頭がこの街壁より高いんじゃないか!「撃て!」「ドンッドンッドンッドンッ」「ドッカ―ン!…パラパラパラ」「「「グワ―――ギュ―――ウッ!」」」怒ってるね。砲弾じゃ倒せない!「エメアナ砲弾待機!シャキーンレンジャー!でるぞ!」「ひゃっほー!」「おう!」「言う間でもない」「うんうん」「キラッキラッ!」「行く」って、みんな飛び降りるの?「にゃ!」乗せてくれるのか猫丸ー!「「「おりゃ!ドッババーン!ーッーッーン!」」」「「「ドスン!ドスン!バーン!」」」「「「ガチン!ガン!」」」「「「シュッシュッドドーン!」」」「「「ファイアー!」」」「「「ファイアー!」」」「「「ボン!」」」『LIFE LINE!』「「「にゃー!」」」「「「シャキン!シュルシュルシュルシュル!」」」『1…ゼロ』「「「ドドドドーン!」」」「ひゃほー!セイちゃんすごーい!」『うがっ!』「セイちゃんセイちゃんいつもの」「シャキーン!(ポーズ!)」「うおぉ―――!」「パチパチパチ」「我々の勝利だ!」「うおぉ―――!」この子達がいてくれて、帝国ウエスは救われたわね。

【今日の正義】
魔物を追い立てるヒュドラ―を倒した。
『アリア姉さん、街壁を飛び降りた時の傘は、僕にも使えますかね?』『無理、傘は気分、魔法で着地した』そうですか。