ヒーローにならなきゃ駄目なんだ!

「セイちゃん来て」僕はアリア姉さんに連れられて、クランの裏に来ている。此れは!「温泉でた」「凄いじゃないですか!」「沢山掘った、魔物の森のあそこと、同じ匂いがした」「硫黄ですね」「硫黄」あっ!「凄いにおいですからね~」「硫黄って言うんだ」ははっ。此れで夢の温泉かけ流し、温泉まんじゅうも、後でタンクに相談してみよっかな。「凄い匂いだな」ジーク「硫黄って言うんだって」「そうか、どれ」あっ!ジーク「あちっ!」「ヒール」「ありがとうアリア」「うん」「それにしても熱いな此れは、どうするんだ?」「お風呂に繋ぎます」「焼けどしちまうぞ」「それは適温に調整しますよ」「今のままじゃ駄目なのか」「駄目じゃないですけど、疲れも取れて癒されますよ」「ヒールみたいなもんなのか」うーん、違うけど「そうですね」―――。

「セイ!なんだあの風呂は!」なんだと言われても「肌が滑々になったぞ!」「良かったじゃないですか」「ああ、どうだお姉さんに惚れ直したか?」はじめから惚れてないけどねエメアナ。「そうですね」「なんだ!その気の無い返事は!」はあ~。温泉は男女共に好評のようだ。

「作ってみたなんです」おうー!これこれ!「うーん美味しい!」此れに焼き印をつけて、温泉シャキーン!まんじゅうとして売れないかな~「うん、クランの前で売り出そう!」
温泉シャキーン!まんじゅうは大人気になった!
「コンコン失礼します。」ドレシーさん「王宮から書簡が届いています」どれどれ、『セイ、なにか忘れてないか?』忘れ物?『ジャスティスでは温泉シャキーン!まんじゅうなる物が流行っているそうではないか、母もたべたいわ』ははっ。

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「セイちゃん来て」僕はアリア姉さんに連れられて、クランの研究室に来ている。此れは!「銃と弾、火薬も出来た」「此れ付ける」僕は渡された耳栓を付け「PAN!PAN!」弾は見事に的に命中した。「凄いですね。この火薬に金属の粉をまぜて燃やすと」「ふあー」「炎の色が変わるんです、更に紙に包んで火を着けると」(シュシュー!)綺麗ですよね。花火か子供の頃よくやったっけ「花火」僕、喋ってた?「そうですね、花火って綺麗な響きですね」―――。

「さあ今日はそろそろ帰るかな」「PAN!PAN!」銃声!裏か!―――「アリア姉さん!大丈夫ですか!」「大丈夫、セイちゃん、見る上」上?「PAN!PAN!」夜空に小さな花火が咲いた!「花火、造った」「凄いですねアリア姉さん」「うん、凄い綺麗」「さあ、今日は一緒に帰りましょう」「うん」

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「コンコン失礼します。」ドレシーさん「王宮から書簡が届いています」どれどれ、『セイ、なにか忘れてないか?』そうですよね、でもあれは危ないからな「ドレシーさん、今返事を書くので送るよう手配お願いします。」「はい、マスター」『拝啓、女王陛下様におかれましては益々のご清栄のこととお慶び申し上げます。頂いた書簡の件なのですが、未だ安全面の担保が出来ていません故、何卒、ご配慮頂ければ幸いです。敬具』

【一週間後】
うん?またクランの前に騎士団?「おはようございます」「おはようございますセイ殿」おっ、今回は王宮近衛師団じゃなさそうだな「ご苦労様」「はっ!」
「おはようエミア、ミリア、リリア」「おはようございます。マスター」
「おはようドレシー、…?」女王陛下!それとガイ・ベルンジュニア・エビルデ「チリン!チリン!正義のみかた!シャキーン!(ポーズ!)シャキーンキックー!」「あばばばばー!やられない!」「シャキーンパンチ!」「おうあばばばばー!やられた~!」「ふふっマスターたら」などと遊んでいる場合ではない。「どうして陛下たちが此処に」「…。」はいはい「ヨナさん達が此処に」「どうしてって此処にこなければ花火とやらが見れないでしょ」おや?「でしょ」「でしょ」やけに肌を見せつけてくるな「ヨナさんはいつ見ても麗しい」「でしょ」まだ足りぬと「その滑るような肌」「そうなの、此処の温泉って言うのあれに使ったら10才は若返ったわ」はあ~「ヨナさんが10才若返ったら、僕と同い年に成ってしまいますね」(ジリジリ!バチバチ!)

「最初は一週間の滞在のつもりでジュニアを連れてきましたけど」…最初は?「決めました!此処に住みますわ!」なんですと!「それは…」「あら新しい物の発信地であって、騎士団が隣で逆隣が英雄ガイ・ギシン邸、何より此処は最強クランですから、此処より安全な場所はないわ!」ないわ!と力説されても「公務もありますでしょうし」「此方でするわ!」「客人を招いたり」「此処に招くわ」「宰相が」「そう、あっちは宰相に任せるわ」「セイあきらめろ女王様の決めた事だ」「そうよ、この場にも英雄ふたりが居るのよ、これ程の場所がありまして」そうですね、ないですね。「ドレシーさん、陛下に滞在して頂くような部屋はありますか?」「はい、一番上にマスター用の部屋が用意されていますから」「そうなんですか、では其方にご案内して」「はい、マスター」「やった!」今、やった!って…。

敷地内に新たに王族近衛師団、情報部隊、そして謁見の間が建った。土地は余ってるけど…まさに青天の霹靂である。今日も鳥たちが元気に飛んでいる。あれはきっとハヤブサなのであろう。

【今日の正義】
かけ流し温泉を造った。
「ひゃは~温泉最高っす!ひゃは~」「コンッ!ーッ-ッ-」