此れが最後の日記になる。今までにも記したが私たちは出来る限りのことをした。研究もだが日本に戻ることは叶わなかった。
此れから私は皆の所へ行き、そこで人生を終えようと思う。猫たちには悪いが、私も限界だ。
読んでくれてありがとう。君には人生をあきらめないでほしい。
余計なお世話だが、先行く者からのアドバイスだ。
2090/3/23
…。最後のページにセキュリティカードが挟まれていた…。
今日、朝食後ジャスティスに向かって出発予定だが、ひとつ行かなければならない場所ができた。まだ日の出までは時間がある「カイト兄さん、僕下の階にいってきますね」「わかった。気をつけていけよ」「はい」僕は歩くたびに明かりが灯る階段を降りエレベーターホールに「ニャー」猫丸?「お前も行くか猫丸?」「ニャー」セキュリティカードかざし中へ…「チン!」此処は地下5階だ。無数の墓石が並ぶ横を歩きながら一番奥に…。
「いた。おつかれさまでした。」墓石に横たわる手帳の持ち主…。僕は墓石の横に置いてある箱に全ての骨を入れ墓石の下に埋葬した。「あきらめないですよ、ぼくはヒーローだから。」
※※※※
「今回の探索は此処までにしジャスティスに向かう。忘れ物はないか?」「なーい!」「よし!帰ろう!」
手帳とセキュリティカードは在った場所に返した。いつか誰かが訪れるかもしれないしね。日記の内容によると。
2036年のあの日の山はこの地の魔物を連れて行ったそうだ。魔物との闘いはそう長くは続かず1年余りで人類が勝利したようだ。それなりの被害は出たようで、その山の麓に研究所が設置されたそうだ。それから44年後に飛ばされたと、最初はみんな活力が在ったのだが2カ月を過ぎたころから自害する者が増え、それでもそれ相応の武器も所持しワイルドキャットをつれ人里近くまで辿り着いたそうだ。そこで目にしたのは…そまつな集落だった。研究者だった手帳の持ち主は研究所の存在はこの世界には毒となると判断し接触は断念したらしい。
若者もいたが、この状況で子供をもとうとは到底思えなかったそうだ。
此方のいつの時代に来たのかはわからなかったが、ワイルドキャットのことはわかった。研究所の人たちが飼っていたペットが連れて帰ってきたのが始まりだそうだ。地下1階から4階には研究の成果が置いてあるそうだ…僕の知る日本から5,60年先の技術があそこに眠っている…確かに毒だ劇毒だね。
「ダンジョン見つかんなかったねー」そうだったダンジョンを探しに来ていたんだった。僕的にはダンジョンより凄いものを見つけてしまったが…。疑問も出来た僕は死んで直ぐ生まれ変わったんじゃないのか?なぜ記憶があるのか?今更だが。そう言えば、登山家のおばあさん山にいかなかっただろうな…しあわせな人生を全うして貰いたいもんね。
「あのケンタウルスは何処から来たんでしょうね?」「うーん、帝都から来たんじゃない」「誰にもみつからずにか?」「飛んで来たんでしょう…あれ?」「ケンタウルスは飛べるのか?」「ええ、飛んでましたよ!」「…あれ?言ってませんでしたっけ?」「聞いてねーよ!」「大丈夫ですよその時はエド兄さんが奴の喉を射貫きますから!」「おう!まかせろ」「お前らはそうかもしれんが…。」「ジークさんが飛ぶんですか?」「飛べねーよ!」いやいや、カイト兄さんに投げ飛ばしてもらうか、マリエ姉さんに蹴り飛ばしてもらえば行けんじゃね。
帰りはじゃれ合いながら足取りも軽く、3日でジャスティスに辿り着いた。帰りにも悪魔のラビットを2匹狩りジークさんも安心ですね。狩ったのは猫丸ですけど。
で、今はギルド長室に全員でお茶している。
「そうかダンジョンは見つからなかったか」「はい」「ないに越したことはないからな。ジークお前も餌にされずに済んだか!」「ジークは餌を貰ってばかりでした」「な、なんてことを」「まあいい、で。成果はあったか?セイ」僕ですか?「えーと魔物の素材数点と…。此処から先は口外しないでほしいのですが」「わかった」「5日ほど進んだ先に断崖絶壁に囲まれた湖がありまして、そこに広大な建物があるんですが」「まてまて、魔物の森奥地に建物だと」「ワイルドキャットがいっぱい居るんだよう」「ワイルドキャットだと」「ええ、その断崖絶壁に囲まれた湖は塩湖でそれを嫌って魔物が寄り付かないようです。」「ワイルドキャットは居るんだろう」「いーっぱい!いるよ」ははっ「その建物はある者達の墓でして、ワイルドキャットは守り神的な…」「うん~む」「ガイ、そんな難しく考えるこたぁねーよ、この子ら以外辿り着けねーから」「そうね」「ほら、此れが狩ってきた素材だ」ここれは!「梟に悪魔のラビット、ジャイアントウルフ」「それから、見た事ないような大きな鳥もいたな」「エド君が撃ち落とした!」「なるほどな で、ジークはどれを狩ったんだ?」「…どれも…ローブもう少し安くなんないか?」「返してくれたらお金要らないよ」「それは…うっ。」
【今日の正義】
アリア姉さんにローブをタダにしてあげてとお願いした。
結果、ある時払いの出世払いになった。姉さんこのひとはもう出世しないよ。
此れから私は皆の所へ行き、そこで人生を終えようと思う。猫たちには悪いが、私も限界だ。
読んでくれてありがとう。君には人生をあきらめないでほしい。
余計なお世話だが、先行く者からのアドバイスだ。
2090/3/23
…。最後のページにセキュリティカードが挟まれていた…。
今日、朝食後ジャスティスに向かって出発予定だが、ひとつ行かなければならない場所ができた。まだ日の出までは時間がある「カイト兄さん、僕下の階にいってきますね」「わかった。気をつけていけよ」「はい」僕は歩くたびに明かりが灯る階段を降りエレベーターホールに「ニャー」猫丸?「お前も行くか猫丸?」「ニャー」セキュリティカードかざし中へ…「チン!」此処は地下5階だ。無数の墓石が並ぶ横を歩きながら一番奥に…。
「いた。おつかれさまでした。」墓石に横たわる手帳の持ち主…。僕は墓石の横に置いてある箱に全ての骨を入れ墓石の下に埋葬した。「あきらめないですよ、ぼくはヒーローだから。」
※※※※
「今回の探索は此処までにしジャスティスに向かう。忘れ物はないか?」「なーい!」「よし!帰ろう!」
手帳とセキュリティカードは在った場所に返した。いつか誰かが訪れるかもしれないしね。日記の内容によると。
2036年のあの日の山はこの地の魔物を連れて行ったそうだ。魔物との闘いはそう長くは続かず1年余りで人類が勝利したようだ。それなりの被害は出たようで、その山の麓に研究所が設置されたそうだ。それから44年後に飛ばされたと、最初はみんな活力が在ったのだが2カ月を過ぎたころから自害する者が増え、それでもそれ相応の武器も所持しワイルドキャットをつれ人里近くまで辿り着いたそうだ。そこで目にしたのは…そまつな集落だった。研究者だった手帳の持ち主は研究所の存在はこの世界には毒となると判断し接触は断念したらしい。
若者もいたが、この状況で子供をもとうとは到底思えなかったそうだ。
此方のいつの時代に来たのかはわからなかったが、ワイルドキャットのことはわかった。研究所の人たちが飼っていたペットが連れて帰ってきたのが始まりだそうだ。地下1階から4階には研究の成果が置いてあるそうだ…僕の知る日本から5,60年先の技術があそこに眠っている…確かに毒だ劇毒だね。
「ダンジョン見つかんなかったねー」そうだったダンジョンを探しに来ていたんだった。僕的にはダンジョンより凄いものを見つけてしまったが…。疑問も出来た僕は死んで直ぐ生まれ変わったんじゃないのか?なぜ記憶があるのか?今更だが。そう言えば、登山家のおばあさん山にいかなかっただろうな…しあわせな人生を全うして貰いたいもんね。
「あのケンタウルスは何処から来たんでしょうね?」「うーん、帝都から来たんじゃない」「誰にもみつからずにか?」「飛んで来たんでしょう…あれ?」「ケンタウルスは飛べるのか?」「ええ、飛んでましたよ!」「…あれ?言ってませんでしたっけ?」「聞いてねーよ!」「大丈夫ですよその時はエド兄さんが奴の喉を射貫きますから!」「おう!まかせろ」「お前らはそうかもしれんが…。」「ジークさんが飛ぶんですか?」「飛べねーよ!」いやいや、カイト兄さんに投げ飛ばしてもらうか、マリエ姉さんに蹴り飛ばしてもらえば行けんじゃね。
帰りはじゃれ合いながら足取りも軽く、3日でジャスティスに辿り着いた。帰りにも悪魔のラビットを2匹狩りジークさんも安心ですね。狩ったのは猫丸ですけど。
で、今はギルド長室に全員でお茶している。
「そうかダンジョンは見つからなかったか」「はい」「ないに越したことはないからな。ジークお前も餌にされずに済んだか!」「ジークは餌を貰ってばかりでした」「な、なんてことを」「まあいい、で。成果はあったか?セイ」僕ですか?「えーと魔物の素材数点と…。此処から先は口外しないでほしいのですが」「わかった」「5日ほど進んだ先に断崖絶壁に囲まれた湖がありまして、そこに広大な建物があるんですが」「まてまて、魔物の森奥地に建物だと」「ワイルドキャットがいっぱい居るんだよう」「ワイルドキャットだと」「ええ、その断崖絶壁に囲まれた湖は塩湖でそれを嫌って魔物が寄り付かないようです。」「ワイルドキャットは居るんだろう」「いーっぱい!いるよ」ははっ「その建物はある者達の墓でして、ワイルドキャットは守り神的な…」「うん~む」「ガイ、そんな難しく考えるこたぁねーよ、この子ら以外辿り着けねーから」「そうね」「ほら、此れが狩ってきた素材だ」ここれは!「梟に悪魔のラビット、ジャイアントウルフ」「それから、見た事ないような大きな鳥もいたな」「エド君が撃ち落とした!」「なるほどな で、ジークはどれを狩ったんだ?」「…どれも…ローブもう少し安くなんないか?」「返してくれたらお金要らないよ」「それは…うっ。」
【今日の正義】
アリア姉さんにローブをタダにしてあげてとお願いした。
結果、ある時払いの出世払いになった。姉さんこのひとはもう出世しないよ。



