反省の色が見えない謝罪会見

カシャカシャカシャ。カシャカシャカシャカシャ。
光の点滅にご注意ください。



 反省の色が見えない。
 とのご指摘ありがとうございます。
 以下なぜ、反省の色が見えないのか、
 ご説明させていただきます。
 反省の色、というのは可視光であること。
 そして、可視光は光の一種であります。
 ここで、光のエネルギーは、
 エネルギー E
 プランク定数 h
 振動数 ν
 光の速さ c
 波長 λ
 とすると、
 E=hν=hc/λ
 で表せます。
 深く深く反省すればするほど、反省の度合い、
 このE、エネルギーが、大きくなることとなります。
 hとcは定数でございますから、
 このとき、振動数νは、反省の度合いに比例し、波長λは反比例します。
 みなさまご存知の通り、謝罪とは、ごめんなサイン波で表され、
 反省の度合いが大きいとき、一秒間に何度も何度も謝罪すること。
 つまり振動数が増える。ということは、直感的にも理解しやすいと思われます。
 ここで問題となるのは、波長の方で。
 謝罪の度合いが深いと、どんどんと波長は短くなっていくのです。
 つまりは、反省の色が、赤橙黄緑青藍紫、と波長が短くなるにつれ、
 変化していきます。
 これより、深い謝罪となると、その波長は紫外線となり、
 つまりは可視光線でなくなり、反省の色が見えなくなるのです。
 結論といたしまして、私の反省の色が見えないというのは、
 その反省があまりにも深く。
 発せられたエネルギーの高いごめんなサイン波は、可視光線外。
 紫外線の域に到達しており。
 一般の方達に、私の反省の色が見えないというのは、
 至極当然であると。
 
 はい。ええ、ご質問ですか? どうぞ。
 えっ、このh。プランク定数はいくつかって?
 6.62607015 × 10-34 J・ s
 はい。なるほど。ええ、Eは謝罪のエネルギー、
 えっ? あまりにもエネルギーが低すぎる?
 いえいえそんなことは。はい。ええ。
 いや。そんなことは決してございません。

 この度はフォトンに申し訳ございませんでした。



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光の点滅にご注意ください。