「…………京翔、どうしたの?」
「ゥゥゥゥ………る、流李〜〜……体が……体がァ……」
「なにごと…?」
次の日、朱崎の跡継ぎ宣言をした志雫は、謎に張り切る朱崎に捕まり、朝からみっちり練習させられた。
あまりのスパルタさに、たった1日の朝練で、志雫の心と体は枯れてしまった。
「お、俺からァ……言っ、たんだァ………。裏切れねえ……」
「え、なに?なんて?」
声もカスカスで、羽田本は若干イライラしながら聞き返した。
「ははっ。だらしねぇなぁ志雫」
「……ッ!!?」
その声に反応して、机に伏せていた体を起こした。
「せ……先輩……」
「お前、朝練だけでこんなになってたら、オーディションまで持たないぞ?」
「……うぅ」
「…あぁ、部活のこと?朱崎先輩ですか?京翔に無理させたのは」
「人聞き悪いな〜。頑張るって言い出したのは志雫の方だぞ〜?いやぁ〜、あのあとお前の言葉を思い出して、なんかうるっときちゃったよ。…昨日はいい夜を過ごしたな、志雫?」
「は?」
思わず羽田本は目を見開き、今にも襲いかかりそうな表情で朱崎を見つめた。
朱崎はわざとらしく、志雫にニコニコと笑顔を向ける。
「そうそう、お前に言い忘れたことがあってな」
「あ、え……なん、ですか?」
「うん。昨日の約束についてなんだけどな」
朱崎は志雫の肩に手を置いた。
やけに重く感じ、志雫は良くないことが起こると瞬時に悟った。
「もしお前が、ちょっとでもサボろうとしてるのが分かったら、今回の約束は関係無しに、お前のこと好きにさせてもらうからな?」
「え゛ッ…!!??」
「は??」
志雫は様々な角度から恐怖を感じ、なにから処理すればいいのか分からず、慌てふためいた。
「じゃないと俺に不利だろ〜?お前はサボれば俺から逃げられることになるじゃないか。俺、野球になったらまた別だぞ?練習休んでみろ〜?お前に似合うだろうな〜って思って買ってた首輪とリード付けて、俺ん家から出られないようにしてやるから」
「は??約束??なに???ねぇ京翔、首輪ってなに??」
「あ、あぁ〜〜……」
「ねぇ京翔???僕、怒っていい?」
「ちがっ…違うんです、流李さ…。離して……」
珍しく怒りを露わにする羽田本は、志雫の襟元を掴み問い詰めた。
「おいおい、うちのエース候補にやめてくれよ〜」
「朱崎先輩、京翔になにするつもりですか…?」
「お前には関係なくない?」
「ありますね。僕の京翔なので」
「あの、2人とも落ち着いて……」
「せんぱぁぁい!!!お昼一緒に食べましょーー!!……あ!2人とも、俺の先輩に何してるんですか!!?」
教室の外から嵐のように詠瀬がやってきて、この場はさらに修羅場と化した。
「ゥゥゥゥ………る、流李〜〜……体が……体がァ……」
「なにごと…?」
次の日、朱崎の跡継ぎ宣言をした志雫は、謎に張り切る朱崎に捕まり、朝からみっちり練習させられた。
あまりのスパルタさに、たった1日の朝練で、志雫の心と体は枯れてしまった。
「お、俺からァ……言っ、たんだァ………。裏切れねえ……」
「え、なに?なんて?」
声もカスカスで、羽田本は若干イライラしながら聞き返した。
「ははっ。だらしねぇなぁ志雫」
「……ッ!!?」
その声に反応して、机に伏せていた体を起こした。
「せ……先輩……」
「お前、朝練だけでこんなになってたら、オーディションまで持たないぞ?」
「……うぅ」
「…あぁ、部活のこと?朱崎先輩ですか?京翔に無理させたのは」
「人聞き悪いな〜。頑張るって言い出したのは志雫の方だぞ〜?いやぁ〜、あのあとお前の言葉を思い出して、なんかうるっときちゃったよ。…昨日はいい夜を過ごしたな、志雫?」
「は?」
思わず羽田本は目を見開き、今にも襲いかかりそうな表情で朱崎を見つめた。
朱崎はわざとらしく、志雫にニコニコと笑顔を向ける。
「そうそう、お前に言い忘れたことがあってな」
「あ、え……なん、ですか?」
「うん。昨日の約束についてなんだけどな」
朱崎は志雫の肩に手を置いた。
やけに重く感じ、志雫は良くないことが起こると瞬時に悟った。
「もしお前が、ちょっとでもサボろうとしてるのが分かったら、今回の約束は関係無しに、お前のこと好きにさせてもらうからな?」
「え゛ッ…!!??」
「は??」
志雫は様々な角度から恐怖を感じ、なにから処理すればいいのか分からず、慌てふためいた。
「じゃないと俺に不利だろ〜?お前はサボれば俺から逃げられることになるじゃないか。俺、野球になったらまた別だぞ?練習休んでみろ〜?お前に似合うだろうな〜って思って買ってた首輪とリード付けて、俺ん家から出られないようにしてやるから」
「は??約束??なに???ねぇ京翔、首輪ってなに??」
「あ、あぁ〜〜……」
「ねぇ京翔???僕、怒っていい?」
「ちがっ…違うんです、流李さ…。離して……」
珍しく怒りを露わにする羽田本は、志雫の襟元を掴み問い詰めた。
「おいおい、うちのエース候補にやめてくれよ〜」
「朱崎先輩、京翔になにするつもりですか…?」
「お前には関係なくない?」
「ありますね。僕の京翔なので」
「あの、2人とも落ち着いて……」
「せんぱぁぁい!!!お昼一緒に食べましょーー!!……あ!2人とも、俺の先輩に何してるんですか!!?」
教室の外から嵐のように詠瀬がやってきて、この場はさらに修羅場と化した。
