昼休み。
志雫は約束通り、羽田本の教室へ向かった。
「流〜李!購買行こうぜ〜」
「うん」
「財布出して待ってるとか、準備万端じゃねーか!美味ぇもんな〜ハンバーグパン」
「……だって京翔、先月食べれなかったから、今日が来るのソワソワして待ってたでしょ?バレバレだよ」
「え?マジ?じゃあ、お前も争奪戦付き合えよ〜」
「はいはい。残ってるといいね」
羽田本も次第に、いつも通りのテンションで話してくるようになり、笑顔も戻ってきた。
今度は横に並んで歩いて、くだらない話をしながら購買へ向かった。
___
「うんま〜ッ!!今月はチーズ入りとかマジでラッキーすぎる」
「買えてよかったね」
志雫はお目当ての物を無事に購入することができ、満面の笑みで大きなハンバーグの入ったパンにかじりついていた。
「お前のは?美味い?」
「うん。いちごクリームが甘すぎなくて美味しいよ。……一口食べる?」
そう言うと羽田本は、自分が食べていたパンを志雫の口元に差し出した。
「いいの!?食う!」
志雫は目を輝かせながら、羽田本の差し出したパンをかじった。
ほんのりとしたイチゴのクリームの甘さが口に広がった。
「ホントだ、うま!」
「ね。季節ごとで味変えて出さないかな」
「いいなそれ。これ、お前が好きな味って感じするわ」
「…うん」
そう言われ、羽田本はふわっと笑った。
嬉しそうに自分の買ったパンを食べ進める志雫を、羽田本は幸せを噛み締めるような気持ちで眺めた。
暖かな日差しと心地よく吹く風。
いつもの日常が戻ったことで、2人の気持ちはこの日の空のように、雲ひとつなく晴れやかだった。
ただ、志雫は気付いていない。
志雫の気遣いに羽田本が気付いていることを。
そして……その想いが、羽田本の恋心をさらに強くしたことを。
志雫は約束通り、羽田本の教室へ向かった。
「流〜李!購買行こうぜ〜」
「うん」
「財布出して待ってるとか、準備万端じゃねーか!美味ぇもんな〜ハンバーグパン」
「……だって京翔、先月食べれなかったから、今日が来るのソワソワして待ってたでしょ?バレバレだよ」
「え?マジ?じゃあ、お前も争奪戦付き合えよ〜」
「はいはい。残ってるといいね」
羽田本も次第に、いつも通りのテンションで話してくるようになり、笑顔も戻ってきた。
今度は横に並んで歩いて、くだらない話をしながら購買へ向かった。
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「うんま〜ッ!!今月はチーズ入りとかマジでラッキーすぎる」
「買えてよかったね」
志雫はお目当ての物を無事に購入することができ、満面の笑みで大きなハンバーグの入ったパンにかじりついていた。
「お前のは?美味い?」
「うん。いちごクリームが甘すぎなくて美味しいよ。……一口食べる?」
そう言うと羽田本は、自分が食べていたパンを志雫の口元に差し出した。
「いいの!?食う!」
志雫は目を輝かせながら、羽田本の差し出したパンをかじった。
ほんのりとしたイチゴのクリームの甘さが口に広がった。
「ホントだ、うま!」
「ね。季節ごとで味変えて出さないかな」
「いいなそれ。これ、お前が好きな味って感じするわ」
「…うん」
そう言われ、羽田本はふわっと笑った。
嬉しそうに自分の買ったパンを食べ進める志雫を、羽田本は幸せを噛み締めるような気持ちで眺めた。
暖かな日差しと心地よく吹く風。
いつもの日常が戻ったことで、2人の気持ちはこの日の空のように、雲ひとつなく晴れやかだった。
ただ、志雫は気付いていない。
志雫の気遣いに羽田本が気付いていることを。
そして……その想いが、羽田本の恋心をさらに強くしたことを。
