「相原、ぜひ味わってみたくない~?」
薄明りと彼の影の下で、今津は僕に挑発的に聞いたので、返事として、恥ずかしいぐらいに手を使うと、手で僕の顔を隠した。
マ。ジ。で。
今津のいたずらっぽい顔が僕を眺め下ろしながら、まるで罪悪に誘うための傾城が差し出したかのように、唇から文化祭のための抹茶味のクッキーが下がっていた。普通の事態なら、大丈夫だと思うが、今はちょっと高ぶってもがいて、僕のソファで恋人に抑えられていたから、どうしようと思っていた。どこを見ても、彼の魅力的な姿が視線を引きつけるが、目を閉じたら、近い分、香水の香りが無視できない。
てか、まだファーストキスしたことがない以に、もしかして、今津がついにこれともっと際どいこともしたいと先を越すかもしれなかった。思わず怖くなるとともに興奮させられた。
まあ、二週間前の告白がまだ新しく残っていたが…代わりに最初から僕の方がもうキスされたい気持ちがあった。
*****
『ねぇ、上品なやつを見せてみたいから、後で山上や屋上に来てくれない?♡ 今津』
ーと書いてあるメモを握りながら、やんちゃな今津の規則違反の指図を辿って、疲れた足で最後の階段をゆっくりと上がっていた。露骨に「上」が何度も書いてあるのに、心拍のペースが上がるようになることは、一つだけ書いてあるハートで十分だった。マジで、今津にからかわれることに慣れたわけだが、屋上で会いたくて小説みたいな頼みとともに、ハートを書くのはやりすぎじゃなかったか。もう毎晩のように天井を眺めながら、まるで今津と付き合ったり、手をつないだり、キスしたりする想像をするが、全然眠れないので、もっと空想を作るための糧は要らなかった。
階段の上に登ると、ドアに「立入禁止」のサインがある。体と同じで、この状況で今津を見れば、心にも注意するかもしれなかった。おそらく普通のチャットのはずで、あまり特別じゃないはずで、「落ち着いて」自分に言い聞かせたかったが、心の文句や自信の方がうるさかった。もしかして、実際の告白だったら、あるいは、互いに好きになっちゃったら、本当に素晴らしいに違いないが、期待を抱きたくなかった。皆に好かれていて、人気者なのにいつも優しく面倒を見てくれて、眩しい彼は決して僕らしくて無愛想な一匹狼を好きになるはずがなかった。
ついに、深呼吸すると、顔が赤くないことを祈りながら、屋上のドアをぎこぎこと開けた。眩しい夕空が視線に入っている間に、今津の背が高い姿も入ってきた。僕の視野から、今津が金属製の柵の彼方を眺めている間に、横顔から尖った鼻や、太陽の持続の日差しに輝いている金髪なインナーカラーが見えた。僕の目を下すと、彼が胸でリボンで包んでいるプレゼントの箱と小さくてピンクのカードをしっかりと抱きしめていた。今津が安らかに景色を見ているとはいっても、こわばった姿勢と喉仏のほんの浮き沈みで判断すると、空気がちょっと不思議だった。
ほら、彼が普通に茶目でいたずらなのにもかかわらず、その様子と比べて、今は、まるで心の中で怯えが浮かんでいるかのように、暖かくなっている空を見て、物思いにふけっているらしい。それでも、彼を呼ぶ前に、そよ風が彼の髪をくしゃくしゃにするうちに、俺は静かに艶麗でのだかな今津をちらりと楽しむチャンスを掴んだ。彼がきれいすぎて僕の心臓が止まる可能性があるわけだが、彼に惹かれた経緯を考えると、まるで遠くから触れられないダイヤモンドを見たら、胸がちょっと痛かった。
「やあ、今津」
手を振りながら、今津に挨拶した。
「へ、もう着いた?ミーティングが終わったばかりなのに、君はもうイケメンの部長に会いたいじゃん?」
今津の今のどや顔が見えやすいので、絶対に世界の一番のイケメンだと思ったのにもかかわらず、ずっとからかわれていて、残念に僕が悔しくないのだろうか。かっこよくても、彼がそう知っているから、そのせいでわがままな行動を取るのが嫌いなはずだが、僕の秘密は正直に今津ならちょっといじめられるのが好きになっちゃった。それよりも、忌々しくて立派な顔をキスされたい気持ちが溢れる間に、冷やかしで何か口を動かしておかなきゃいけなかった。
「まあ、そうだとして、メモを残しちゃってくれたって、覚えてない?」
「そう言えば、実際に読んでくれてよかった」
「なんで読まないんだよ?僕に残って、まさに見たよ」
「まあ、どうなるかわかんない。なんか、あるお節介がメモを盗む可能性ある。とにかく、挙げたいやつがある」
「うん、そっか」
彼が自信を持っていて話しているものの、僕に赤いリボンとピンクの包装で包んでいる箱をオドオドと譲った。僕は目を下すと、彼が微笑んでいるのに、彼の手汗がぎらぎらとすることに気が付いた。箱を取ってから、包装をじっくりと外すと、考えが浮かんできた。
「ん?もしかして、箱の中に、前に家庭科部で作ってたカップケーキを入れてあるの?でも、そのカード、一体何なの?」
もはや包んでいない箱を開けると、俺の一番好きでふわふわなどら焼きが小奇麗な列で立っていることが見えた。ミーティングの時に、今津が何でもしていることを隠すようにしたのに、しばらくカウンターから出かけた内に、皿の上にある作りたての餡子をちらりと見た。そのくせに、忙しそうで秘密っぽすぎたので、作られていた和菓子に気が付かなかった。僕はためらうことなくどら焼きの最初の嚙みを口の中にぽいっと入れる間に、今津はまだまだ手放していないカードを握りながら、口を尖らしていた。
「マジで、せめて、知らんふりしてよ」
「噓つき、好きじゃん?」
「君が噓つきだと思われている限り、そうかもしれないよね」
肩がこわばって、目を逸らしてしょうがなかった。まるで媚びられたら、「僕に渡り合いたくなかったら、もうキスで黙らせていいじゃん?」などの思考がぐるぐると駆け巡った。それでも、自分に「そんなふうに」僕を好きになるのは無理、無理、無理だったと言い張った。今の空気はちょっと…告白に似ているので、無視したかった。
「ちょっとからかわないで」
「からかわない」
まあ、彼が切実に言ったら、あまり変なテンションを直せなかった!それに、普通のキラキラな目と比べて、僕は今の強烈で心配そうな眼差しでじろじろと見られているので、どら焼きが喉に詰まらせそうになっちゃった。
まるで僕なら苦しく静かに振る舞ったら、普通の性格だと思われるわけだけど、今津の場合には、変なぐらいに、妖怪に憑かれているみたいだった。
そのまじめな顔がイケてるという考えを無視するようにする間に、どら焼きを食べ続けた。でも、彼の眼差しが暖かすぎて、心が燃えていて、ぴくぴくと周りを見るようにするのくせに、まるで僕が珍しい美術館の絵だったら、また見られているのを見逃せなかった。
ついに、今津は歌のような調子で不図に話した。
「ねぇー、相原、俺と付き合ってください」
見える怯えなのに、彼が話しやすいぐらいに、もう少しで聞き逃すところだった。聞き間違いや噓に違いなかったね。本気だったら、胸が破裂するような気がした。
「へー?遊びに行くことじゃない限り、冗談」
「絶対に冗談しない、全然。相原のことが好きだぞ。それで、今の表情から互いに同じ気持ちを持つ。もう一度言わなきゃ?付き合って、付き合って、付き合って」
クソ、表情からもっとも明らかだったか。黙らせるために、箱にどら焼きを戻すと、僕の手で今津の口を覆った。
正直、もう一回「付き合って」と言われたら、僕の尊厳を避けて、幸せで跳ねてしょうがないって感じがした。恋人として今津の側にいて…夢みたいだった。
「分かった。一回だけで足りるって知ってる?今津のことも、好き。好きなぐらいに、瞼の後ろの君の馬鹿な顔を常に見る。でも、いつも想像だけで見たら、現実と比べて、イメージがしょんどいな」
僕の手首を握ってから、僕の手の後ろから切実な笑顔が現れていた。そして、親指が僕の手の甲をかすっていたので、触りが電気みたいな感じだった。もっと近くにいたかった。
「ヤバい。ねぇ、そんなことを言わないでと言いたいけど」
「なぜ?ダメ?」
「そう言われたら、俺の顔が赤いぐらいにあまりかっこよくならないよね」
「ほらー」
残念なことに、今津の腕から抜け出して、冗談めかして頷いた。この魅力的なバカは…彼の今の笑いは可愛すぎなかったら、そのようで陳腐な発言を聞く後で、歩き去るかどうか訝る可能性があった。僕のたわいを守るために、できるのは食べ続けることだけだった。
マジで、いくら文句を言っても、この瞬間は人生の中で一番幸せかもしれなかった。
「ふーん、和菓子のサプライズが台無しになっちゃったなぁ。でもさー、和菓子より何の方がもっと甘いやつを知ってる?」
聞くと、僕は笑いながら、目を転がした。
「やー、あほくさい何か答えてくれたら、建物から推すかもね」
「じゃー、まだ俺のカードを読んでいないので、君は世界の中で、この瞬間にどら焼きより甘すぎるやつは君だけだと言いたいことを知ってるからこそ、俺は落下傘を準備しておいたらいいと思う」
「…今津」
ほくそ笑みながら、僕の腕を伸ばすと、冗談みたいなジェスチャーと意味がしたかったが、今津の胸を押すと、均衡が弱くて偶々力すぎでしたから…
ガチャン!
秒で二人は柵に躓いちゃった。
衝撃の後で、今津の背中が柵に付けて立っていた一方で、僕は何かしらまた小さいどら焼きの箱を握る間に、僕の胸と彼の腹筋が互いに擦り付けていた。僕の両手が彼の肩の外でぶつかった。僕の視線が彼の胸の高さぐらいにとどまったことで判断すると、最も近い距離で今津の方が十センチぐらいに背が高いに気が付いたので、彼の表情をチェックするために、目を上げなきゃいけなかった。
すると、すぐに今津の目と合って、優しい眼差しで見られたので、本当に恥ずかしかった。彼の頭から作られている影の下で、ひらひらと振っているまつ毛も形が変わっている鼻孔もおかしがっている顔も見られただけじゃなくて、彼のどきどきとする心拍が聞こえる程、近くにいた。慰められたのは僕と同じでやきもきとする心拍の強度が高かった。
前に近くになりたいと願望したばかりなのにもかかわらず、まあ、今の状況がちょうど願望されたのじゃなかった。でも、悔しいと言ったら、噓に違いなかった。
しばらく、息の音以外に何か全然聞かない間に、僕たちはその位置から動かなかった。イケてる顔を眺めながら、大気が暖かいのに、彼の体と眼差しのぬくもりを楽しんだ。
その位置から、ぼーっとしながら、もう縮めたので、キスされたらいいかなと思って、その気持ちが溢れた。
でも、そして、まるでテンションを下げるために、今津はいきなり笑った。僕はもうちょっと混乱になっちゃったが、彼は笑いながら、両手を上げて…嬉しく僕の整った髪をくしゃくしゃにした?最初に、指先で髪の毛の束を優しく撫でたが、だんだん平手で頭蓋骨をずる賢くもんだ。
ほら、彼は一体黒猫を可愛がっていると思っていたのか。
そうはいっても、リラックスして胸に顔を埋めながら、頭をさすられるのは気持ちよかった…
「ねぇ、恋人で一緒に歩きに帰ろうぜ」
「うん…」
答えるために、その瞬間にできるのは彼の胸に口ずさむことだけだった。以前に自身で黒猫と比べられたくなかったのに対して、今の様子と次に今津に手を繋がれている時に、そのペットに似ていた。
屋上から出かけるうちに、僕たちの将来がどうなるか全然知らなかったが、せめて今の様子だけを満足していると思うと、明日へ幸せで行こうと考えさせられた。
***
来週の初デートの前にちょっと緊張しちゃったのに…
「その団子ってどう?」
一緒に露店から出かけている間に、今津は僕の隣に歩いて、自分のみたらし団子をうきうきと食べていた。前の時間に、僕たちは公園に会って、「付き合い始めた時に、何をしたり話したりしたらいいかな」と考えながら、空気が気まずなってゆく恐れがあったのに、道で歩きながら、会話が川のように滞りなく流れた。
ついによもやま話が流れたぐらいに、露店を訪れるまで、もう日暮れが来た。告白の日と同じで、オレンジ光で染まっていて、今津のインナーカラーが顔に枠を付けた。くっきりとした顎なのに対して、口が優しくて丸い形で、気が置けなさそうになった。「きれい」にすぎないと言えば足りなくて、現実では一番素敵だった。
手を繋いで歩いているのに、手のよりも性格の温かさが段々夢中になっちゃった。家族も高校も友達も個人的なことも…なんでも話しても、今津は目が魅力的に楽しげに踊ってキラキラしながら、深い興味で聞いたり返事を出したりするが、それに、空気が暗くならないために、切実なコメントが冗談に点在された。立派な顔だけではなく、その細やかな特徴こそ、初めて恋になっちゃった。
今は、ちょっと微笑みながら、また、彼の質問に答えるために、このふわふわの和菓子を食べてみると、なじみのない味が舌に広がって、ほんのり眉をひそめた。
「まあ、いいけど、蓬団子ならちょっと苦い味に慣れていない」
「なるほど。小豆あんとともに食べたい?」
小さい容器を差し出されて、ありがたいことに、頷きながら、今津から取った。
「うん、ありがとう」
「ねぇー、恩返しとして、君の団子を食べていい?それは当然のことだな」
「もう自分のがあるぞ!」
「へへ、俺のも食べてみていいから」
言うと、前かがみになって、僕のやつをひと口かじった。なんて、厚かましいって!彼の頭の後ろが僕の胸の高さにいるうちに、パチンと叩きたいと感じさせられた。
でも、ワンコみたいな目に見られると、怒り、苛立ち、不快も全部すっと抜ける風のように吹き倒した。今津のような素晴らしい人なら、怒り続けられなかった。
特に息が止まったのは、どうやって前に気が付かなったか分からなかったが、残っている日光の下で、彼の食べ物から、今津の唇の周りにつるつるとしている醬油がいた。先週か先週の前だったら、面白い点だと思われたいたかもしれなかった一方で、今は前の機嫌が変わってきた。
つまり、前は純粋な意思で今津を見たのに対して、今は「親指で唇を拭いたい」あるいは「顔から舐めたい」などのシナリオが浮かんでしょうがなかった。そのようなこと…もっと深い恋に落ちていたという意味だった?
急な希みが激しいぐらいに、怖かった。
僕の心が葛藤したのに、今津は頭を上げて、太陽のように輝いて、笑った。赤い頬っぺたで僕は文句を言った。
「なんか、食料泥棒…」
「でも、さっき奢ったの知ってる?ってさー、苦い味嫌いなの?」
「そうじゃないけど、家族が健康のためにあんまり甘い物を食べさせられなかったから、どう言えばいいかなって、反逆行為として、甘いもの好きな人になっちゃった」
「そっか。性格で判断すると、ちょっと意外だけど」
そうとも思ったが、まあ、もうちょっと僕の秘密が見つけられた。
空が黒くなってゆく時に、駅にある道を曲がった。多分、今日は素晴らしくて楽しいぐらいに、すぐに終わるかなと思った。やがてその終わりを遅らせて無視するために、話すようにした。
「今津は?たいていサークルで洋菓子を作りがちなので、ホントに甘すぎじゃん?」
「へへ、そうそう。生まれてから、ずっと甘いものが好きだけど、両親も好き。あのさー、甘い物も好きだったら、それを知った今、最近、お姉ちゃんから新しい洋菓子の店で使えるギフトカードをもらったので、今度一緒に行こう?」
あれ、初デートだけなのにもかかわらず、彼がもう次のデートの計画を立てたいということにびっくりした。その場合に、僕のことを…本気で考えていたんだろうか。前に今日の終わりを悲しく受け入れたものの、まるで心が胸から飛び出したようで、次にデートに関して今からワクワクしている。
「ああ、よろしければ、もちろん。ねぇ、カードっていうか、僕に借りがあるんだろ」
「へー?記憶力いいけど」
「カード」
彼は驚いた顔で、何か探すために、空っぽの手で体を叩いた。
「クソ、間違えちゃった。今日も持って来たかなぁ…あ、やった、大したことじゃないけど、これだ」
今津からピンクの封筒を取ってから、紙をそっと剝いて、中からカードを取り出した。正直、告白の日から、どのぐらいに陳腐でも、書いてある内容はどうかといそいそと訝った。期待通りに、料理でも美術でも手先が器用な人以上、カードの前できれいな薔薇の絵が描いていた。しばらく、紙を翻す前に、指先で紙の刻みや木目をかすった。すごかったなぁ。
そして、短くても、今津の痛切な愛の言葉を読むと…
微笑んでしょうがなくて、心が揺れて、深く感動して、「近くに引き寄せたい」という感じがしたのに。
「ふふふ、バカみたいに恋に落ちたんだろ」
「キスしたい」といって浮かんでいる気持ちを感じていないふりするために、そのように喋った。
「ほら、いつからからかわれ始めたんだ?何も言われられないって、結局、相原は自分にバカみたいに好きに夢中なこの人と付き合ったことを決めたんだぞ」
僕は茶目に頭を傾げた。まあまあ、彼の自尊心を満たさないために、この正確なことを認めたくなかった。
「でも読む前に決めたので、もし返品したらどうなるの?」
「そんなことにしないだろ」
気にしないふりをして、目が合いながら、冷たげな顔をするようにした。
「なぜ思ってる?」
彼は笑顔でぴかぴかとして、手を上げると、僕の頭を二回撫でた。
「出会った時から最初に相原は俺のことに片思いだったから」
いつも、いつも赤らめられる答えを出されたので、なぜただ彼に聞いたんだなと思った。
「クッ、うるせぇ」
僕の悔しい顔なのに対して、普通通りに今津の表情は明るかった。それでも、駅に近くなっちゃって、見られると、目の中でほのかな悲しみの閃光が見えた。
「へへへ、でも、あのね。今晩、母を助けなきゃいけないけど、大丈夫だったら、先に戻る」
どのぐらいに抗議したくても、暗い空を見ると、間もなく帰ったらいいと賛成したので、頷いた。月が昇っても、星で夜空を描いても、明日の太陽も昇っても、ずっと今津の側にいたいと思ったが、これは無理な希望だけだった。
「ん、どうぞ。気にしないで」
「でもさー、一緒に話せない毎秒に、本当、本当痛いよね」
「大げさで言わないで」
「ホントだよ。でも、相原のおかげで、今日はめっちゃすばらしかって、夜によく寝られるね。明日の家庭科部活まで、じゃね、俺のことが好きになっちゃった相原」
その甘い唇に目を離せなかった。言われるうちに、ついに心に浮かんでいる望みを指せて分かるようになった。
「ほらーー次に会う時に、マジで…じゃ、また」
楽に自信で話したものの…マジで、なぜこのバカが俺にまだキスすることがないのだろうか。呼吸が臭かった?顔が醜かった?もしかして、彼は全然キスについて考えたことがなかった?
理由が何であれ、彼が駅に歩き去って僕の願いに気づけていない間に、僕は秘密として「待って」と言いたくて、返事として、彼は今すぐに振り向けて、ここで今で抱きしめて、僕の唇で優しいキスを残っていた。
ーーなどのシナリオが止められなくて、苦しかった!
彼の姿が薄れた後で、道の中で叫びたかった。彼に「よく寝られる」と言われるのに対して、今晩、絶対に全然眠れないような気がした。
***
来週、家庭科部室に入ったばかりの時に、ぶつぶつと言いながら、カウンターに頭が眠く乗せた。体が丸い椅子に落ちて、黒い闇だけ見たり、空きに考えを映ったりするために、頭の周りに腕を置いた。
視線で闇が見えてきてばかりいるまま、いやー、まるでいつも遅刻する今津が早く着いたら、柔らかな指先で僕の頭を撫でたり、温かい息をかすっている耳に「ねぇー、可愛い寝顔を見せてくれ」とクスクスにつぶやいたりすると、僕の弱い文句に返事として、多分、次に襟元に唇をそっと押し当ててから、僕の頭を上げて…ほら、僕は溶けてしょうがなかった。
そのような最初の空想が浮かんじゃったが。
おーい、頭、やめろ!
「ウワアアア」
もう来週の木曜日が来た。つまり、今津と付き合い始めた日から二週間ほぼが流れたものの、前に今津が僕に関してどう感じるかとオドオドに訝るという理由であまり眠れなかったのに対して、今は、起きても寝ても今津の唇ばかり想像できることのせいで、また眠くなっちゃった。まるで瞼が重いぐらいに自分がカウンターから動かせなかったら、足でおたおたと箪笥を蹴って、ちょっと悔しく寝るふりした。
現実にキスされたかったら、なんか「やりたい」と書いてあるネオンサインが必要だったの?
「今日の相原は悩みそうじゃん?」
ーなどの心配が声を潜めて言い表されたが、サークルのメンバーと少し仲がいいのに、誰かと友達かどうかに関わらず、気難しそうでたいてい目の下のクマがあったという理由かもしれなくて、怖いのはあまり突然様子を見るそうだった。ね、まさに不運を広げる黒猫みたいだと思うようになっちゃった。どうせ、時々ちょっと孤独感じがしても、普通の状況で通じ合える限り、それに殊に今津部長の愛情を心に大事にする限り、結構だった。
入ってくるメンバーの声で音量が増えてくる間に、まるで恋煩いの歌手だったら、恋人を待っていた。
特にうるさくドアがガチャンと開くと、ついにーーー
「ねぇ、皆、来週、文化祭が行われるって知ってるね。売店のためにどうしたらいいと思う?」
「ほら、部長、五分遅いって知ってる?」
思わずに、メンバーのと部長の冷やかしを聞いてから、恥ずかしいことに、単に今津の顔を一見するために、頭をつっと上げた。笑っている今津の横顔を見たばかりだが、彼が僕に頭を振り向けると、眩くキラキラと微笑んだ。
僕は今の魅力的な見晴らしを楽しむものの、他人が自分の会話で紛らされている間に、突然、彼に見逃しやすいウインクで「好きだよ」と口パクで言われた。
一秒未満でもきっと赤らんじゃった。
「ころりにイケてるほど死にかねない」と考えさせられたら、冗談としてしかめ面で「恋してるバーカ」と口パクで答えたが、今津がクスクスと笑ってから、会話に再びに参加した。
「気にしないでねー。でもさ、文化祭の話題に戻せば…」
「ん、普通の選択肢は売りと単発のレッスンでしょ?」
「そうだよねー。皆、他のアイデアある?てか、正直、俺にとって、たくさん努力をしすぎるので、平凡なアイデアを進めるのはオッケーだー」
くたくたとふりして、彼が手で欠伸を覆って、様々なメンバーに喋られた。
「んん、売りは?」
今津は指をパチンとした。彼が無規律みたいだと思われていても、なぜメンバーに好きになれたかと言ったら、いつも効率的に決まりや活動が進められがちだった。
「売りって素晴らしい意見。皆、参加してるの?てか、反対してるの?いつもそのサークルの中で、合意と同じぐらいに議論も楽しむ。でも、後で新しい眩しいやつを買いたいから、ちょっとお金が稼げばいいけど…」
「その場合には、何を売ってみたいだろ」
まるで世界の運命を決めていたら、困っている表情であ顎に指先を上げているジェスチャーをしながら、深く考えてふりした。でも、彼が答える前に、ある少女が話した。
「えぇ、菓子パンとクッキーはどう?最近、むさぼってるけど」
「だよね。今、お腹がすいているぐらいに、まるでクッキー百枚があったら、食べられると思うので、提案にぜひ賛成」
「ねぇ、売りの前にもう全部の商品を食べたら、何を売れろう?」
今津の喜ばしい表情がはっきりと見えて、僕が必死でキスされてほしくて誘惑的な唇がニヤニヤと上に返った。彼が何を話してもしても、まさに彼の茶目な態度が部屋だけじゃなくて、僕の世界も明るくできた。自身に微笑んで「好きになってよかった」と思わせられた。
「へへへ、お腹が小さすぎるので、心配しないでね。じゃー、家庭科部は菓子パンとクッキーを売ることになったぞ。なんか美味しいレシピがあれば、恥ずかしがらないで、皆さんと一緒に分け合ってくださいね。来週に楽しんでいる」
それきり、皆が一緒に色々なやつが焼けたり、一緒に喋れたりすることに差し遣わしてから、明るい空気でもう一度、今津と僕の目が合って、個人的で笑いと愉悦が含まれている瞬間を分かち合った。
*
ミーティングが終わってから、早く自分のカウンターの場を洗って、他人と話さずにイヤホンで静かな音楽を聞きながら、家庭科部室の外で寄りかかった。あまり責任を持たずに、僕が部長じゃないからこそ、早く出かけられるのに、最近、今津と付き合い始めたきっかけで、一緒に喋れたり家に帰れたりするために、ミーティングの終わりの後で数分待ちがちだった。
でもさー、今日はもう待ちすぎたので、我慢したくなかった。間もなく彼に話し合われなれば、夕空で照らされている外に素敵な髪で握って彼を引っ張ったらいいと思ってきた。されども、また根気の小さい量を持って、もう少し待つために、ポケットからスマホを取って、僕たちのチャットでスクロールした。
今津、今津、今津。見たばかりなのにもかかわらず、やっぱり、今すぐにまた会いたかった。僕はダメなやつだった。
正直、僕たちのチャットが短いぐらいにちょっと怒られたが、まるで種から木を生えるのように、きっと、いつかチャットが高くなるぐらいに梢がもう全然見えない可能性があるので、味わっていた。
しばらく、少ないのに大事にしていて滑稽なステッカーに微笑むうちに、右の耳からイヤホンを外された。静かになったばかりの方向に見ると、挨拶された眺めで即刻気分がもっとアゲアゲとした。
「ねぇねぇ、相原」
実際よりも怒っているふりをして、遊び心溢れていた挨拶に返事した。
「おい、ちょっと遅い」
「ごめん、部屋って普通より今の方が汚かったんだから…でもね、正確に覚えたら、ある日に言われた通りに、たいていサークルの後で、君以外に、家で留守だよね?さー、そうだとして、来てもいい?」
へー、からかうような調子で記念碑的な願いを聞かれたら…まあ、彼がやっぱまるで全然心配しないそうで言っても、僕の心拍が危なかった。
それに、彼の切実みたいで可愛いふくれっ面で紛らされたそうだが、これは本当に変だった!いつからそのように聞かれたの?通常、尋ねられずに僕たちは手を繋がりながら、駅に歩き向けて、電車に降りてから「じゃね」と互いに言うルーチンのに対して、藪から棒に「君の家に来たい」とお願いしたが…
もしかして、恋人はついに一緒に僕のやらしい想像のような何かやりたかった?
いや、いや、多分、無垢な願いかもしれなかった…ね。何よりもキスしてほしいといっても、冷静を保つために、現実を心掛けて、不審に答えるようにした。
「そういうわけだけど」
「けどさー?」
すぐに答えようとせず、僕は穿鑿の眼差しで眺められて、ちょっとだけ目を逸らした。彼が知らずに僕の希望を弄んだら、まさにそのどや顔を互いに弄びたかった。頬っぺたが赤いまま、心の中で彼をからかいたいという抑えきれない衝動が浮かんできて、圧倒的になった。
「いやー、別に。ほら、なぜ来たい?もしかして、僕に会ってしょうがない?会いたいくらいに、耐えられない?読みやすくてだせーじゃーん」
まあ、僕は刹那だけできっと頭がおかしそうだったが、前に彼ならでは戯弄だからこそ、おかしくなっちゃった!
僕のからかいの余波で、今津はしばらくびっくりしそうだった。皮膚が青白くて、キラキラせずに見開いて、口がぽかんと開いて…顔が妖怪に似ているぐらいに怖くさせすぎたかなと訝った。僕の期待通りの逆に、あっという間に、今津は衝撃から治って、前より、いや、ずっとより今の方が自信で輝いた。
まさか、彼の嬉しそうな様子がどうにも抑えられなかった…
「ずっとずっと二人きりで会いたいぞ。でもさー、実は、抜け駆けで一緒に新しいレシピを作れば、いいじゃん?だって、部長として、できるだけ家庭科部の文化祭の活動に頑張ろう」
「やー、つまり」
前に僕の隣に立っていたが、一歩しか歩かなくて、真面に互いに立ってから、僕の右の肩を握る結果として、腕と陰で僕が陥れた。「やばい」と思わせられて、何でも「世界の全てをくれ?」などの無理なことでも聞かれても、どもって「ん、はい」のように答えられるような気がした。背が高すぎる姿と唇を見ながら、心拍が制御できなかった。
「また、一緒に楽しんでくれ?」
ほら、今津にゴールデンレトリバーのようにニッコリと聞かれば、全然断れなかった!
「そうしたいなら、ついてくるを止められないんだ…」
そして、ちょっと一歩引くと、彼が一回髪を撫でて、黒猫のように引っかきたいと感じさせた。後で、後悔する恐れがあったが…
「へへ、やった。じゃー、もう行こう~」
このイケメンは、なんて頭痛の種なんだったっけ!
*
もしかして、人生で一番最大の間違いを犯している可能性があった?
ーと考えながら、台所の壁に向いて、泡立て器で水分の多い材料を混ぜた。後ろで、今津が茶目にむむと歌いながら、箪笥から粉の材料を集めてから、小さい椀でも混ぜたていた。
手を繋がりながら、高校から出かけている間に、ちょっと気まずい空気が僕たちの間に浮かんじゃったのに、無意味な雑談の中で、「今晩、何を作ろうかな?」という議論に答えられた。その時に、今津は何度も「今日なら、難しいやつを作りたくない」や「これは焼く実験だけだぞ」や「一番大切なのは楽しんでるね」と言ったので、ちょっと複雑なやつを作って反対したかったのに、家で材料をチェックしたり、料理本を紐解いたりするようにしたと退いた。
でも、家に戻ったばかりに、空っぽパントリーで判断すると、両親が近々買い物に出かける予定があると気が付いたので、僕たちは互いに買いに出かけたくないと賛成して、「まあ、どうせ、シンプルなやつを作らなきゃなぁ」と決まった。
本棚から料理本を取ってから、僕たちはレシピを読み流す間に、今津は僕の腰をぶらんと抱きしめて、僕の頭で顎を乗せた。彼の体温で僕の体がすっかりと包み込まれて、楽になった。このまま、簡単に放題に圧倒できられるということが分かったが、僕は息をのんだきっかけは、そうされたら、抗議せずに折れるような気がした。
正直、彼に向きを変えさせられて、言葉が必要じゃなく口づけられると願望した。
でも、やたら僕の肩の上で手を伸ばして、僕を閉じ込めて、勝手気ままに「そのページに戻してもらえない?」と聞いた。
見ると、抹茶味のクッキー、超簡単だった。すぐに賛成して、焼き始めた。
ドンドン。ドンドン。
料理の音以外に、台所は変に黙っていた。なぜ今津が「シンプルなやつを焼こう」と言い張ったと考えると…他の活動をするための時間が欲しかったのかと訝った。心臓の音と同じで、ぼーっとして泡立て器が鋼のボウルをぽくぽくとした。まあ、滑らかな生地で判断すると、テクスチャーがもう正しそうだったので、カウンターからボトルを取った。
仕上げとして、焼く前に、バニラエッセンスを入れるばかりでーーー
「あっちゃ、いっぱいに手が汚れちゃった」
クソ、キャップを外したばかりの時に、ボトルが滑って、皮膚も生地も水分を包んだ。即刻、今津が僕の側に来てくれた。
「へ?タオル要る?」
「お願い」
今津のおそらく困っている目に会えないぐらいに、マジで、緊張しすぎた。暖かい手汗と砂糖のくせに、まるで北極にいたら、ブルブルと揺れてしょうがなかった。ばたばたと走っている今津が聞こえて、なぜ、僕たちの意思が同じだったら、誇りを勝れて、欲望を伝えるということができなかった?
そして、灰色のやつを握りながら、今津が戻った。
「ほら」
頷いて、タオルを受け取って、指を包んで洗った。
「ああ、ありがとう。バニラがベタベタ」
「バニラって?」
「うん、味のため、ちょっとだけ必要だったけど」
彼がぼーっとしているか頭がパンパンしているか分からなかったが、ほくほくと微笑んだ。
「そっか。ね、手を上げて」
最初に、混乱して、「どういう意味?」と思ったのに、恥ずかしいことに、気を許して、おとなしくそう言われた通りにした。狼のように今津の歯が見えるようになったと気が付いたうちに、「つんだ」とともに考えちゃった。
「これで嫌わないでね」
「あれ?」
なんだってー!気が付く前に、もう温かい手が湿気っぽい口の体温で包み込まれていた。
何となく、僕の唇さえ触れることがある前に、まず、今津の唇は…僕の指を舐めていた?
今津は前かがみになっている間に、指をぺろぺろとしたり、満足げに鼻歌を歌ったりするだけじゃなく、なんと図々しくも鋭くていたずらの目で僕の目に合った。ええ、あたおかだった!
今の予熱しているオーブンと同じで、まるで爆弾の導火線が火をつけられたら、僕の体が燃える程、爆裂の恐れがあった。触れる場所から、火の粉が皮膚に広がって、足が弱くなっちゃった。さらに、彼の至福の表情を見ると、僕の考えが屋らしくなってしょうがなかった。「もっと感じたい」と「振り切りたい」気持ちが心の中で争っていたものの、それでも、彼の把握で立ち尽くしちゃったが…
ピーピー。
そして、「やばい、圧倒過ぎる」と考えたばかりの間に、オーブンの余熱の終わりに助けた。聞くと、今津は視線をオーブンに留めて、僕の手を放した。
僕はほっと一息したが、どぎまぎと今津を見た。本当に危険だった。
「狂う」
「へへ、甘すぎ~」
あいつ、恥知らずだった!どういう理由で、急に攻め寄せた?そうされば、まだ慣れていないからこそ、解けたり、胸が火を噴いたりする可能性があった。
「キモイ。狂おしいことをしてから、もう文句をいう?」
「違うぞ。相原は甘すぎるからこそ、俺の自身が制御できない」
えっ!そのまま、僕の思考が完全にパッと止まっちゃった。
「ん、えっと、バニラだけだった!一体、ドキドキしたら、どうしよう…ほら、早く生地を作り終えよ」
「はーい」
言うと、早速、それぞれのタスクに戻った。紅潮で「あと少し食われそうになっちゃった」と考えながら、クッキーを汚さないために、一心に流しで手の全部のセンチから唾を洗ってから、ちゃんと多量のバニラエッセンスを混ぜた。
次に、今津に振り向けると、彼がもう終えて、僕に混ざっている粉のボウルを握りながら、まるで犬のように耳をピンと立てたら、誇りで微笑んだ。いわゆる成果を認めずに二つのボウルを集めて、今津に手足となられたり見られたりするうちに、全ての材料を混ぜた。前のことが行わないふりしたら、今津が天パンを準備してくれてから、時々冗談しながら、一緒に十二枚の丸いクッキーを形作った。
このまま、そのように盛り上がる出来事が行うことなく夕方を過ごす限り、生き続けかねなかった。
僕はオーブンにクッキーの天パンを入れ終える頃には、自分の家のように今津はもうソファどさっと座り込んで、僕を一緒に誘った。冗談として「君は今日の前に来たことごなかったから、敬ってね」と言いたかったが、我慢した。僕が隣に座ってから、最初に、シーンとなっちゃったが、強くじっと見つめる視線で今津が話した。
「やっぱ、苦り顔ってなんで?迷惑だった?」
「そうじゃないけど」
「俺のこと好きだと言われたのに、なぜたいてい陰気みたい?俺は怒ったりしないので、教えてくれ」
やばい、可愛すぎて悲しい目で見られた。マジで、たいてい怒りふりしたのに、実際にやりすぎちゃった場合には、僕の胸が砕くかもしれないと感じがした。
残念ながら、彼がきっと「今は嫌っている」と思わせられたので、僕は偶々恋人を傷つけてしまったら、せめて少し正しいだけのは彼に答えるばかりだった。彼のワンコみたいな失意がにじみ出ていた際に、弱虫みたいに唇を嚙んで、あいまいに答えた。
「言葉で伝えるのは難しすぎる。なんか、ただ、今津からほしいやつがあるって、よく満足で感じたいとか」
「へー?」
ああ、そのまで詳しく話しちゃうつもりがなかったんだが、初めは黙って、その説明を取り消したり話題を変えたりするようにした。今は…まだ正しい時間じゃなかった。
「んん、別に。あのさー、後、どれぐらいかかるの?」
「まあ、レシピといった通り、オーブンに入ってから、十分ぐらい」
「なるほど…ってさー」
次の数分間、食べ物、宿題、友達の噂などの最近の出来事について話していて、気まずい空気がひしひしと感じられたのに、徐々に僕たちの間にある空気が緩めてゆくと信じたいが、実は、そういうわけじゃなかった。普通通りに今津が歌のように茶目に喋っていたのにもかかわらず、微妙的に弾けるような元気が少ないと気が付いた。瞳が光で踊ったり、僕の頭を撫でてばかりいる手を抑えられなったりしがちなのに、慣れさせているぬくもりを距離だけで感じさせた。暖かいきらめきの残っている量が氷みたいになっちゃった。
変なことに、皮肉にも「近くにいたい」という願いが僕たちの間に溝が強いて置いてきた。 つまり、まるで今津のきらめきが残念なことより強い欲望などの感情を表したら、良かった。それでも、このまま、何かしても変えてもどうやってか治るためにしなきゃいけなかったら、絶対に、本当に、必死に知りたかった。今の状況と僕の欲望の鋭い十字路のせいで、胸がびりびりと痛かった。
微かなまま、甘い香りがだんだん部屋に広がってきたので、お腹がすいてきた。僕の思考を無視するようにしている間に、時間が過ぎると、歴史授業に関する文句の中で、今津は壁にある時計に目を引かれた。
「ああ、やった。ついにクッキーを取り出そう」
「いや、自分でやってくれ?くたくただから」
僕はソファに深く身を沈み込んだが、今津は笑いながら、ため息で諦める前に、努力せずに僕の腕を引いてみた。
「まあまあ」
「気を付けて」
くすくすとして話した。今津が首を振っている一方で、あまり文句を言うことなく、立って台所に行った。
重しをかけなかったら、足取りが軽やかに歩いている今津を見た。何でも見るようにしても、衝動を打ち勝つようにする時でも、まるで磁石のように引きつけられたら、必ず目で彼の姿を覆った。夢中になっちゃった。
カウンターで天パンのガチャンとする音の後で、丸いやつを持ちながら、彼はすぐに戻った。
「どうぞ」
清く微笑みながら、彼が作りたての抹茶味クッキーを差し出した。眩しすぎた。ああ、その緑のクッキーも、あるいは前にいる恋人も、美味しそうぐらいに、機会さえあれば、ひと口だけで食べられる感じがした。
そう思ったものの、もう胸が痛いので、今津の姿に関する悔しさも甘い香りも圧倒的になっちゃったからこそ、目を逸らしてちょっと吐き気がした。
「んん…」
「努力で作りながら、やっぱ食べたくない?」
「まだ、今は食べてみたくない」
そう言われたのに、今津は後ずさりせずに肘掛けの側で立ち尽くした。期待通りに、頑固だったなぁ。でも、今の表情は…珍しかった。僕が壊されたくなかったら、楽に見るのが耐えられなかった。
「ねー、いつも気まぐれだなぁ。どうやって治したらいいの?何が欲しい?」
クソ、直接聞かれた。飲み込んだ。ちゃんと尋ねられたばかりの以上、互いにちゃんと本気の気持ちを伝えたらいいんだった。視線も腕も揺らした。喉が渇いていた。声を上げるとして、音が出せるのかと訝った。
不安のくせに、吐き気のせいで、油断していて、思わず話した。
「二人きりで、味…」
「味って?」
まあ、始めたら、義務的なのは終えるべきかなと思った。それっきり、堰が切れると、本心と悩みとともに溢れ出した。今津の腕をそっと叩いた。
「ね、聞いて。いつも大口を叩いたり、たわむれたり、触ったりすれば、今津ならではオーラやいたずらで…もはや我慢できないぞ!」
「そうだよね。つまり?どう満たしたらいいの?」
そのように言われたら…彼の意外にまじめな目と僕の痛めている目が合うと、制御できることなくーー
「マジで、今津とさえいれば、きっと満足してるはずだと思ったけど、それでも、付き合い始めた前のように、昼も夜もこの立派な顔のせいで、ずっと唇を考えてばかりで…てか、早くキスして食われて何でもやりたいことをしろ!」
…シーン。
ヤバい、ついに追い打ちでやりすぎだったのだろうか。全部の伝えたいことが思い切りこぼれちゃったが、今津を傷つけ続けたくないと考えると、本気に話すのは一つだけの選択肢に違いなかった。涙がまだ作られていないのに、悲しさが浮かんでゆくから、恥ずかしく腕で顔を隠した。
マジで、表面上で冷たい人だけだと振りしたのにもかかわらず、現実と言えば、僕は世界中に最も感情的すぎる人だった…かな。
でも、視線が真っ黒くなったばかりの時に、手首が負け知らずの手につかまれて、顔から動かされた。僕の言葉の衝撃の後で、今津がしばらく彫像のように立ち尽くしてから、早く前よりもむしろ今の方が一番ギラギラな笑顔をしたということに気づいた。
「やったー。ほら、俺の彼氏は怒っているはずじゃないけど、悔しい甘えん坊にすぎない」
ーーってあれ?ダメ、ダメ、ダメだった!そのようにからかわれたり、「今すぐに抱きしめていたい」と読みやすい顔で見られたりすれば、心拍が止まる恐れがあった。
それなのに、正直、たとえ今津の執拗なからかいが彼を怒らせちゃった代償だったら、嬉しく払うようにしていたが。
「いじめでやめて」
「へへ、可愛い。もっと早く言ってくれたら、前に手伝えるって知ってる?」
僕の目線を合わせるために、彼は肘掛けで寄りかかって、遊戯的に僕を近くに引き寄せた。
「でも、恥ずかしすぎる…」
目を逸らしている赤ら顔なのに対して、まるでその文章が招待だったら、僕の手首をまた持ちながら、今津はソファに動いて…
ーーバタッ。
行きなり、僕を仰向けに押し倒した。
今の視野から、今津の影と姿の下で世界がかすかになった。でも、そのよりも、僕の手が頭の隣から上げられなかったので、今津の圧倒的でかっこいい体力がよがれものに気が付いた。きっと、切実に今津に「やめてください」と尋ねたら、直ちに放されるということに信じ切ったからこそ、落ち着いて彼の把握の中で自分に楽しめた。不安だけじゃなく、心臓が愛情も鳴らした。この刹那に、僕も今津も静かに満足しているので、僕が引掛けられる間に、彼の意思に従うに違いないと思っても、手が使えたら、多分、驚いたことに、もう近くに引き寄せたって感じがした。
おそらく前に恥ずかしくなったりうぞうぞとしたりしていると思っていたら、今の激しい状況と比べて、比べ物にならなかった。
そして、彼は他の手を使って、自分の口にクッキーを入れた。緑のディスクの周りに、笑顔が作られて、くぐもった声で話した。
「あのさー、相原、ぜひ味わってみたくない~?」
メロいって!固まっちゃった。
まあ、両親が戻る時に、絶対にソファで僕の死体を見つけるって感じがした。燃えるという理由で死ぬかどうか気にすることなく、ぼけっと頷いた。ただ、まだキスじゃないのに、これで一体何であれ、乗り切れるかどうかと考えさせられ始めた。
返事を出されると、今津はゆっくりと頭を下げてきて、月が空にある立場に上げるみたいに、姿も影も大きくなってくれた。
「ゆっくり」と思ったが、「ゆっくり」だけじゃなくて、いじめのように、遅いぐらいに耐え難かった!まるでネズミの前にチーズをぶらんと揺れたら、クッキーの甘い香りとともに麝香水を匂ったので、自身に「欲が高まっている」と考えてばかりいた。
じろじろと見られていたのに、ついに今津に近くにいられると、楽に目を閉じて、多少唇を分けて、「ここからなんでも行ってもいい」と受け入れた。
ずるずると頭に近くに動かれて、段々、ああ…クッキーが唇に伸し当てられていた。
口を開けると、諾々、僕はひと口かじった。
満足げにむむと唸りながら、徹底的にクッキーを楽しんで、味がいっぱいに鼻にも口にも広がっていた。「もっと味わせたい、もっと知りたい」と考えさせられて、口にあるチョコチップと同じのように溶けた。
最後に、飲み込むと、僕はオドオドと片目ずつで目を開けて、今津の顔が以前の黒いキャンバスに描かれていた。その優勝されるようなどや顔…耐えられなかった!
洋菓子を食われたにすぎないとは言っても、体がキスの想像のように感じた。
うわぁ…
テンションが緩めているのに、僕の息がまた上がった一方で、くすくすとされている今津の声が聞こえた。放心状態でいなかったら、文句を言いたかったと察した。
「どう?」
どうやって考えられるかと期待された?思い切ってあまり思われずにまたゆっくりと答えるようにした。味だけ、味についてだったが、やらしい考えが浮かんじゃった。
「まあ、感触がちょっと湿っぽくて、抹茶味が強くて苦いのに、好きだけど…視野で真向かいのの方が美味しそうで、甘いぐらいに苦い味を和らげられるって感じがする」
リビングテーブルにクッキーを置きながら、今津は嬉しすぎそうだった。今、一体何をしちゃったばかりのだろうか。
「へへへ、もう知ってたけど、『ちょっとねだらせたらいいじゃん』と思ってた。実は、最初からすぐにキスキスキスしたかったのに、相原が準備してもキスして欲しくても、まず聞かれるのを待ちながら、我慢してて、きすのけっかとする慌てた顔について想像した。でも、欲求が溜まっている感じしてて、苦しいってさ」
そのような答えを聞いた後で、本当に彼に叫びたかった!結局、ただ今津のたくましい胸を殴るだけにしておいた。
「迷惑だ!絶対にいたずら心があって、早くーーんん」
ハ?やった、ついにふっくらとした唇に触られてみた!
一秒だけで、ふんわりとした感触なのに、感電させるように、快感がびりびりとして皮膚に刺さって、甲高い口笛みたいに胸や心に真っ直ぐ響いた。そうしたのと同じように素早く感じたのは、今津は逃げちゃった。
思わず弱音をはいてから、目が合った。しばらく、互いに見ていると、揺らめいている今津が見えた。ほら、その瞬間に、不安は平等だったなぁ。
彼が優しく手を僕の顔を触れるために上げて、グラスを掴むように、赤い頬っぺたをそっとそっと撫でた。手に擦り付けて、触れ合いに身を委ねた。これからずっとその大切な手を感じたいと思っていた。それに、上に体を乗り出している容顔も大事にした。
でも、僕たちに間に、その強すぎる空気が残っているので、「いつ緩めてくれ?」と訝らがられた。
そう思ったばかりのうちに、前よりも今の方が激しく突かれていた!今回、今津は僕にもっと力で口づけて、段々…そっと舌が口に入った。優しい以前の触りと比べて、外でも中でも攻めされたので、体温が圧倒的になっちゃったのに、不思議なことに、気持ちが良くなった。それに、その入っている舌が自分の口を強くなでたら、僕たちの体の間に苦い味が広がったという理由で、僕はソファに解けて、唇から静かな「あぁ、あぁ」が溢れ出した。
正直、以前に、そのようで大人らしいキスについてあまり考えなかったが、それでも、まるで中から恋人に抱きしめたら、本当に満たされていた。心の深いところで、やがて欲望したのに、「耐えられる? 」や「やりすぎだろう? 」と訝った一方で、実際に耐えられるかどうかに関わらず、今の視野に残って、もっともっと彼に味わされたいって感じがした。
あっという間に、息が止まったが、息をし続けるために、もはや彼に頼めないようになっちゃったように、彼は僕から頭を上げて、普通のどや顔を表していた。僕は怒っていてたくさん文句を言うはずだったのに、心から深い幸せが上がったが、またハアハアと喘いだ。
「俺も味わせられてみたかったよね」
そして、僕たちは楽に黙っていた。
偶々、彼の言葉を無視しながら、完全な至福に打ちのめされていて、考えずにくすりと笑っちゃった。
「ねぇ」
「ん?珍しいなぁ、この可愛い笑いを見せたら」
今津に言われた通りに、今津のコメントに珍しくてあまり気にしなかったが、どのぐらいにやらしくても、むしろ僕の切実な考えを伝えた。
「ずっと記憶で刻み込めるぐらいに、思いっきりやろうぜ」
しばらくして、今津の顔が白くなっちゃった。次に、普通の茶目な表情と比較すれば、今のは目でも鼻でも唇でも愛らしくて無垢な嬉しさが広がった。
「多分、相原のためなら、できる」
彼の優しい顔を見ると、決意が強くなった。
「ここから、欲求を無視すれば、全然忘れられないように、口で蹴る」
「分かった、相原姫」
あいつー!
「切実に伝えてたから、聞いて、バーカ」
「せめて、今ただ黙って、楽しんでね♡」
それぎり、微笑みながら、僕たちの額を近くにいてから、目を閉じたり、体が緩めたりすると、思い切って口づけ続けるぐらいに、時間が止まっているみたいだった。
キスからできている刺激を経験するために、このままのように、今津の側に残りたかった。
ねぇ、今津、キスもこの瞬間も全部もずっと大事にしてるよ…と繰り返して思っていた。
薄明りと彼の影の下で、今津は僕に挑発的に聞いたので、返事として、恥ずかしいぐらいに手を使うと、手で僕の顔を隠した。
マ。ジ。で。
今津のいたずらっぽい顔が僕を眺め下ろしながら、まるで罪悪に誘うための傾城が差し出したかのように、唇から文化祭のための抹茶味のクッキーが下がっていた。普通の事態なら、大丈夫だと思うが、今はちょっと高ぶってもがいて、僕のソファで恋人に抑えられていたから、どうしようと思っていた。どこを見ても、彼の魅力的な姿が視線を引きつけるが、目を閉じたら、近い分、香水の香りが無視できない。
てか、まだファーストキスしたことがない以に、もしかして、今津がついにこれともっと際どいこともしたいと先を越すかもしれなかった。思わず怖くなるとともに興奮させられた。
まあ、二週間前の告白がまだ新しく残っていたが…代わりに最初から僕の方がもうキスされたい気持ちがあった。
*****
『ねぇ、上品なやつを見せてみたいから、後で山上や屋上に来てくれない?♡ 今津』
ーと書いてあるメモを握りながら、やんちゃな今津の規則違反の指図を辿って、疲れた足で最後の階段をゆっくりと上がっていた。露骨に「上」が何度も書いてあるのに、心拍のペースが上がるようになることは、一つだけ書いてあるハートで十分だった。マジで、今津にからかわれることに慣れたわけだが、屋上で会いたくて小説みたいな頼みとともに、ハートを書くのはやりすぎじゃなかったか。もう毎晩のように天井を眺めながら、まるで今津と付き合ったり、手をつないだり、キスしたりする想像をするが、全然眠れないので、もっと空想を作るための糧は要らなかった。
階段の上に登ると、ドアに「立入禁止」のサインがある。体と同じで、この状況で今津を見れば、心にも注意するかもしれなかった。おそらく普通のチャットのはずで、あまり特別じゃないはずで、「落ち着いて」自分に言い聞かせたかったが、心の文句や自信の方がうるさかった。もしかして、実際の告白だったら、あるいは、互いに好きになっちゃったら、本当に素晴らしいに違いないが、期待を抱きたくなかった。皆に好かれていて、人気者なのにいつも優しく面倒を見てくれて、眩しい彼は決して僕らしくて無愛想な一匹狼を好きになるはずがなかった。
ついに、深呼吸すると、顔が赤くないことを祈りながら、屋上のドアをぎこぎこと開けた。眩しい夕空が視線に入っている間に、今津の背が高い姿も入ってきた。僕の視野から、今津が金属製の柵の彼方を眺めている間に、横顔から尖った鼻や、太陽の持続の日差しに輝いている金髪なインナーカラーが見えた。僕の目を下すと、彼が胸でリボンで包んでいるプレゼントの箱と小さくてピンクのカードをしっかりと抱きしめていた。今津が安らかに景色を見ているとはいっても、こわばった姿勢と喉仏のほんの浮き沈みで判断すると、空気がちょっと不思議だった。
ほら、彼が普通に茶目でいたずらなのにもかかわらず、その様子と比べて、今は、まるで心の中で怯えが浮かんでいるかのように、暖かくなっている空を見て、物思いにふけっているらしい。それでも、彼を呼ぶ前に、そよ風が彼の髪をくしゃくしゃにするうちに、俺は静かに艶麗でのだかな今津をちらりと楽しむチャンスを掴んだ。彼がきれいすぎて僕の心臓が止まる可能性があるわけだが、彼に惹かれた経緯を考えると、まるで遠くから触れられないダイヤモンドを見たら、胸がちょっと痛かった。
「やあ、今津」
手を振りながら、今津に挨拶した。
「へ、もう着いた?ミーティングが終わったばかりなのに、君はもうイケメンの部長に会いたいじゃん?」
今津の今のどや顔が見えやすいので、絶対に世界の一番のイケメンだと思ったのにもかかわらず、ずっとからかわれていて、残念に僕が悔しくないのだろうか。かっこよくても、彼がそう知っているから、そのせいでわがままな行動を取るのが嫌いなはずだが、僕の秘密は正直に今津ならちょっといじめられるのが好きになっちゃった。それよりも、忌々しくて立派な顔をキスされたい気持ちが溢れる間に、冷やかしで何か口を動かしておかなきゃいけなかった。
「まあ、そうだとして、メモを残しちゃってくれたって、覚えてない?」
「そう言えば、実際に読んでくれてよかった」
「なんで読まないんだよ?僕に残って、まさに見たよ」
「まあ、どうなるかわかんない。なんか、あるお節介がメモを盗む可能性ある。とにかく、挙げたいやつがある」
「うん、そっか」
彼が自信を持っていて話しているものの、僕に赤いリボンとピンクの包装で包んでいる箱をオドオドと譲った。僕は目を下すと、彼が微笑んでいるのに、彼の手汗がぎらぎらとすることに気が付いた。箱を取ってから、包装をじっくりと外すと、考えが浮かんできた。
「ん?もしかして、箱の中に、前に家庭科部で作ってたカップケーキを入れてあるの?でも、そのカード、一体何なの?」
もはや包んでいない箱を開けると、俺の一番好きでふわふわなどら焼きが小奇麗な列で立っていることが見えた。ミーティングの時に、今津が何でもしていることを隠すようにしたのに、しばらくカウンターから出かけた内に、皿の上にある作りたての餡子をちらりと見た。そのくせに、忙しそうで秘密っぽすぎたので、作られていた和菓子に気が付かなかった。僕はためらうことなくどら焼きの最初の嚙みを口の中にぽいっと入れる間に、今津はまだまだ手放していないカードを握りながら、口を尖らしていた。
「マジで、せめて、知らんふりしてよ」
「噓つき、好きじゃん?」
「君が噓つきだと思われている限り、そうかもしれないよね」
肩がこわばって、目を逸らしてしょうがなかった。まるで媚びられたら、「僕に渡り合いたくなかったら、もうキスで黙らせていいじゃん?」などの思考がぐるぐると駆け巡った。それでも、自分に「そんなふうに」僕を好きになるのは無理、無理、無理だったと言い張った。今の空気はちょっと…告白に似ているので、無視したかった。
「ちょっとからかわないで」
「からかわない」
まあ、彼が切実に言ったら、あまり変なテンションを直せなかった!それに、普通のキラキラな目と比べて、僕は今の強烈で心配そうな眼差しでじろじろと見られているので、どら焼きが喉に詰まらせそうになっちゃった。
まるで僕なら苦しく静かに振る舞ったら、普通の性格だと思われるわけだけど、今津の場合には、変なぐらいに、妖怪に憑かれているみたいだった。
そのまじめな顔がイケてるという考えを無視するようにする間に、どら焼きを食べ続けた。でも、彼の眼差しが暖かすぎて、心が燃えていて、ぴくぴくと周りを見るようにするのくせに、まるで僕が珍しい美術館の絵だったら、また見られているのを見逃せなかった。
ついに、今津は歌のような調子で不図に話した。
「ねぇー、相原、俺と付き合ってください」
見える怯えなのに、彼が話しやすいぐらいに、もう少しで聞き逃すところだった。聞き間違いや噓に違いなかったね。本気だったら、胸が破裂するような気がした。
「へー?遊びに行くことじゃない限り、冗談」
「絶対に冗談しない、全然。相原のことが好きだぞ。それで、今の表情から互いに同じ気持ちを持つ。もう一度言わなきゃ?付き合って、付き合って、付き合って」
クソ、表情からもっとも明らかだったか。黙らせるために、箱にどら焼きを戻すと、僕の手で今津の口を覆った。
正直、もう一回「付き合って」と言われたら、僕の尊厳を避けて、幸せで跳ねてしょうがないって感じがした。恋人として今津の側にいて…夢みたいだった。
「分かった。一回だけで足りるって知ってる?今津のことも、好き。好きなぐらいに、瞼の後ろの君の馬鹿な顔を常に見る。でも、いつも想像だけで見たら、現実と比べて、イメージがしょんどいな」
僕の手首を握ってから、僕の手の後ろから切実な笑顔が現れていた。そして、親指が僕の手の甲をかすっていたので、触りが電気みたいな感じだった。もっと近くにいたかった。
「ヤバい。ねぇ、そんなことを言わないでと言いたいけど」
「なぜ?ダメ?」
「そう言われたら、俺の顔が赤いぐらいにあまりかっこよくならないよね」
「ほらー」
残念なことに、今津の腕から抜け出して、冗談めかして頷いた。この魅力的なバカは…彼の今の笑いは可愛すぎなかったら、そのようで陳腐な発言を聞く後で、歩き去るかどうか訝る可能性があった。僕のたわいを守るために、できるのは食べ続けることだけだった。
マジで、いくら文句を言っても、この瞬間は人生の中で一番幸せかもしれなかった。
「ふーん、和菓子のサプライズが台無しになっちゃったなぁ。でもさー、和菓子より何の方がもっと甘いやつを知ってる?」
聞くと、僕は笑いながら、目を転がした。
「やー、あほくさい何か答えてくれたら、建物から推すかもね」
「じゃー、まだ俺のカードを読んでいないので、君は世界の中で、この瞬間にどら焼きより甘すぎるやつは君だけだと言いたいことを知ってるからこそ、俺は落下傘を準備しておいたらいいと思う」
「…今津」
ほくそ笑みながら、僕の腕を伸ばすと、冗談みたいなジェスチャーと意味がしたかったが、今津の胸を押すと、均衡が弱くて偶々力すぎでしたから…
ガチャン!
秒で二人は柵に躓いちゃった。
衝撃の後で、今津の背中が柵に付けて立っていた一方で、僕は何かしらまた小さいどら焼きの箱を握る間に、僕の胸と彼の腹筋が互いに擦り付けていた。僕の両手が彼の肩の外でぶつかった。僕の視線が彼の胸の高さぐらいにとどまったことで判断すると、最も近い距離で今津の方が十センチぐらいに背が高いに気が付いたので、彼の表情をチェックするために、目を上げなきゃいけなかった。
すると、すぐに今津の目と合って、優しい眼差しで見られたので、本当に恥ずかしかった。彼の頭から作られている影の下で、ひらひらと振っているまつ毛も形が変わっている鼻孔もおかしがっている顔も見られただけじゃなくて、彼のどきどきとする心拍が聞こえる程、近くにいた。慰められたのは僕と同じでやきもきとする心拍の強度が高かった。
前に近くになりたいと願望したばかりなのにもかかわらず、まあ、今の状況がちょうど願望されたのじゃなかった。でも、悔しいと言ったら、噓に違いなかった。
しばらく、息の音以外に何か全然聞かない間に、僕たちはその位置から動かなかった。イケてる顔を眺めながら、大気が暖かいのに、彼の体と眼差しのぬくもりを楽しんだ。
その位置から、ぼーっとしながら、もう縮めたので、キスされたらいいかなと思って、その気持ちが溢れた。
でも、そして、まるでテンションを下げるために、今津はいきなり笑った。僕はもうちょっと混乱になっちゃったが、彼は笑いながら、両手を上げて…嬉しく僕の整った髪をくしゃくしゃにした?最初に、指先で髪の毛の束を優しく撫でたが、だんだん平手で頭蓋骨をずる賢くもんだ。
ほら、彼は一体黒猫を可愛がっていると思っていたのか。
そうはいっても、リラックスして胸に顔を埋めながら、頭をさすられるのは気持ちよかった…
「ねぇ、恋人で一緒に歩きに帰ろうぜ」
「うん…」
答えるために、その瞬間にできるのは彼の胸に口ずさむことだけだった。以前に自身で黒猫と比べられたくなかったのに対して、今の様子と次に今津に手を繋がれている時に、そのペットに似ていた。
屋上から出かけるうちに、僕たちの将来がどうなるか全然知らなかったが、せめて今の様子だけを満足していると思うと、明日へ幸せで行こうと考えさせられた。
***
来週の初デートの前にちょっと緊張しちゃったのに…
「その団子ってどう?」
一緒に露店から出かけている間に、今津は僕の隣に歩いて、自分のみたらし団子をうきうきと食べていた。前の時間に、僕たちは公園に会って、「付き合い始めた時に、何をしたり話したりしたらいいかな」と考えながら、空気が気まずなってゆく恐れがあったのに、道で歩きながら、会話が川のように滞りなく流れた。
ついによもやま話が流れたぐらいに、露店を訪れるまで、もう日暮れが来た。告白の日と同じで、オレンジ光で染まっていて、今津のインナーカラーが顔に枠を付けた。くっきりとした顎なのに対して、口が優しくて丸い形で、気が置けなさそうになった。「きれい」にすぎないと言えば足りなくて、現実では一番素敵だった。
手を繋いで歩いているのに、手のよりも性格の温かさが段々夢中になっちゃった。家族も高校も友達も個人的なことも…なんでも話しても、今津は目が魅力的に楽しげに踊ってキラキラしながら、深い興味で聞いたり返事を出したりするが、それに、空気が暗くならないために、切実なコメントが冗談に点在された。立派な顔だけではなく、その細やかな特徴こそ、初めて恋になっちゃった。
今は、ちょっと微笑みながら、また、彼の質問に答えるために、このふわふわの和菓子を食べてみると、なじみのない味が舌に広がって、ほんのり眉をひそめた。
「まあ、いいけど、蓬団子ならちょっと苦い味に慣れていない」
「なるほど。小豆あんとともに食べたい?」
小さい容器を差し出されて、ありがたいことに、頷きながら、今津から取った。
「うん、ありがとう」
「ねぇー、恩返しとして、君の団子を食べていい?それは当然のことだな」
「もう自分のがあるぞ!」
「へへ、俺のも食べてみていいから」
言うと、前かがみになって、僕のやつをひと口かじった。なんて、厚かましいって!彼の頭の後ろが僕の胸の高さにいるうちに、パチンと叩きたいと感じさせられた。
でも、ワンコみたいな目に見られると、怒り、苛立ち、不快も全部すっと抜ける風のように吹き倒した。今津のような素晴らしい人なら、怒り続けられなかった。
特に息が止まったのは、どうやって前に気が付かなったか分からなかったが、残っている日光の下で、彼の食べ物から、今津の唇の周りにつるつるとしている醬油がいた。先週か先週の前だったら、面白い点だと思われたいたかもしれなかった一方で、今は前の機嫌が変わってきた。
つまり、前は純粋な意思で今津を見たのに対して、今は「親指で唇を拭いたい」あるいは「顔から舐めたい」などのシナリオが浮かんでしょうがなかった。そのようなこと…もっと深い恋に落ちていたという意味だった?
急な希みが激しいぐらいに、怖かった。
僕の心が葛藤したのに、今津は頭を上げて、太陽のように輝いて、笑った。赤い頬っぺたで僕は文句を言った。
「なんか、食料泥棒…」
「でも、さっき奢ったの知ってる?ってさー、苦い味嫌いなの?」
「そうじゃないけど、家族が健康のためにあんまり甘い物を食べさせられなかったから、どう言えばいいかなって、反逆行為として、甘いもの好きな人になっちゃった」
「そっか。性格で判断すると、ちょっと意外だけど」
そうとも思ったが、まあ、もうちょっと僕の秘密が見つけられた。
空が黒くなってゆく時に、駅にある道を曲がった。多分、今日は素晴らしくて楽しいぐらいに、すぐに終わるかなと思った。やがてその終わりを遅らせて無視するために、話すようにした。
「今津は?たいていサークルで洋菓子を作りがちなので、ホントに甘すぎじゃん?」
「へへ、そうそう。生まれてから、ずっと甘いものが好きだけど、両親も好き。あのさー、甘い物も好きだったら、それを知った今、最近、お姉ちゃんから新しい洋菓子の店で使えるギフトカードをもらったので、今度一緒に行こう?」
あれ、初デートだけなのにもかかわらず、彼がもう次のデートの計画を立てたいということにびっくりした。その場合に、僕のことを…本気で考えていたんだろうか。前に今日の終わりを悲しく受け入れたものの、まるで心が胸から飛び出したようで、次にデートに関して今からワクワクしている。
「ああ、よろしければ、もちろん。ねぇ、カードっていうか、僕に借りがあるんだろ」
「へー?記憶力いいけど」
「カード」
彼は驚いた顔で、何か探すために、空っぽの手で体を叩いた。
「クソ、間違えちゃった。今日も持って来たかなぁ…あ、やった、大したことじゃないけど、これだ」
今津からピンクの封筒を取ってから、紙をそっと剝いて、中からカードを取り出した。正直、告白の日から、どのぐらいに陳腐でも、書いてある内容はどうかといそいそと訝った。期待通りに、料理でも美術でも手先が器用な人以上、カードの前できれいな薔薇の絵が描いていた。しばらく、紙を翻す前に、指先で紙の刻みや木目をかすった。すごかったなぁ。
そして、短くても、今津の痛切な愛の言葉を読むと…
微笑んでしょうがなくて、心が揺れて、深く感動して、「近くに引き寄せたい」という感じがしたのに。
「ふふふ、バカみたいに恋に落ちたんだろ」
「キスしたい」といって浮かんでいる気持ちを感じていないふりするために、そのように喋った。
「ほら、いつからからかわれ始めたんだ?何も言われられないって、結局、相原は自分にバカみたいに好きに夢中なこの人と付き合ったことを決めたんだぞ」
僕は茶目に頭を傾げた。まあまあ、彼の自尊心を満たさないために、この正確なことを認めたくなかった。
「でも読む前に決めたので、もし返品したらどうなるの?」
「そんなことにしないだろ」
気にしないふりをして、目が合いながら、冷たげな顔をするようにした。
「なぜ思ってる?」
彼は笑顔でぴかぴかとして、手を上げると、僕の頭を二回撫でた。
「出会った時から最初に相原は俺のことに片思いだったから」
いつも、いつも赤らめられる答えを出されたので、なぜただ彼に聞いたんだなと思った。
「クッ、うるせぇ」
僕の悔しい顔なのに対して、普通通りに今津の表情は明るかった。それでも、駅に近くなっちゃって、見られると、目の中でほのかな悲しみの閃光が見えた。
「へへへ、でも、あのね。今晩、母を助けなきゃいけないけど、大丈夫だったら、先に戻る」
どのぐらいに抗議したくても、暗い空を見ると、間もなく帰ったらいいと賛成したので、頷いた。月が昇っても、星で夜空を描いても、明日の太陽も昇っても、ずっと今津の側にいたいと思ったが、これは無理な希望だけだった。
「ん、どうぞ。気にしないで」
「でもさー、一緒に話せない毎秒に、本当、本当痛いよね」
「大げさで言わないで」
「ホントだよ。でも、相原のおかげで、今日はめっちゃすばらしかって、夜によく寝られるね。明日の家庭科部活まで、じゃね、俺のことが好きになっちゃった相原」
その甘い唇に目を離せなかった。言われるうちに、ついに心に浮かんでいる望みを指せて分かるようになった。
「ほらーー次に会う時に、マジで…じゃ、また」
楽に自信で話したものの…マジで、なぜこのバカが俺にまだキスすることがないのだろうか。呼吸が臭かった?顔が醜かった?もしかして、彼は全然キスについて考えたことがなかった?
理由が何であれ、彼が駅に歩き去って僕の願いに気づけていない間に、僕は秘密として「待って」と言いたくて、返事として、彼は今すぐに振り向けて、ここで今で抱きしめて、僕の唇で優しいキスを残っていた。
ーーなどのシナリオが止められなくて、苦しかった!
彼の姿が薄れた後で、道の中で叫びたかった。彼に「よく寝られる」と言われるのに対して、今晩、絶対に全然眠れないような気がした。
***
来週、家庭科部室に入ったばかりの時に、ぶつぶつと言いながら、カウンターに頭が眠く乗せた。体が丸い椅子に落ちて、黒い闇だけ見たり、空きに考えを映ったりするために、頭の周りに腕を置いた。
視線で闇が見えてきてばかりいるまま、いやー、まるでいつも遅刻する今津が早く着いたら、柔らかな指先で僕の頭を撫でたり、温かい息をかすっている耳に「ねぇー、可愛い寝顔を見せてくれ」とクスクスにつぶやいたりすると、僕の弱い文句に返事として、多分、次に襟元に唇をそっと押し当ててから、僕の頭を上げて…ほら、僕は溶けてしょうがなかった。
そのような最初の空想が浮かんじゃったが。
おーい、頭、やめろ!
「ウワアアア」
もう来週の木曜日が来た。つまり、今津と付き合い始めた日から二週間ほぼが流れたものの、前に今津が僕に関してどう感じるかとオドオドに訝るという理由であまり眠れなかったのに対して、今は、起きても寝ても今津の唇ばかり想像できることのせいで、また眠くなっちゃった。まるで瞼が重いぐらいに自分がカウンターから動かせなかったら、足でおたおたと箪笥を蹴って、ちょっと悔しく寝るふりした。
現実にキスされたかったら、なんか「やりたい」と書いてあるネオンサインが必要だったの?
「今日の相原は悩みそうじゃん?」
ーなどの心配が声を潜めて言い表されたが、サークルのメンバーと少し仲がいいのに、誰かと友達かどうかに関わらず、気難しそうでたいてい目の下のクマがあったという理由かもしれなくて、怖いのはあまり突然様子を見るそうだった。ね、まさに不運を広げる黒猫みたいだと思うようになっちゃった。どうせ、時々ちょっと孤独感じがしても、普通の状況で通じ合える限り、それに殊に今津部長の愛情を心に大事にする限り、結構だった。
入ってくるメンバーの声で音量が増えてくる間に、まるで恋煩いの歌手だったら、恋人を待っていた。
特にうるさくドアがガチャンと開くと、ついにーーー
「ねぇ、皆、来週、文化祭が行われるって知ってるね。売店のためにどうしたらいいと思う?」
「ほら、部長、五分遅いって知ってる?」
思わずに、メンバーのと部長の冷やかしを聞いてから、恥ずかしいことに、単に今津の顔を一見するために、頭をつっと上げた。笑っている今津の横顔を見たばかりだが、彼が僕に頭を振り向けると、眩くキラキラと微笑んだ。
僕は今の魅力的な見晴らしを楽しむものの、他人が自分の会話で紛らされている間に、突然、彼に見逃しやすいウインクで「好きだよ」と口パクで言われた。
一秒未満でもきっと赤らんじゃった。
「ころりにイケてるほど死にかねない」と考えさせられたら、冗談としてしかめ面で「恋してるバーカ」と口パクで答えたが、今津がクスクスと笑ってから、会話に再びに参加した。
「気にしないでねー。でもさ、文化祭の話題に戻せば…」
「ん、普通の選択肢は売りと単発のレッスンでしょ?」
「そうだよねー。皆、他のアイデアある?てか、正直、俺にとって、たくさん努力をしすぎるので、平凡なアイデアを進めるのはオッケーだー」
くたくたとふりして、彼が手で欠伸を覆って、様々なメンバーに喋られた。
「んん、売りは?」
今津は指をパチンとした。彼が無規律みたいだと思われていても、なぜメンバーに好きになれたかと言ったら、いつも効率的に決まりや活動が進められがちだった。
「売りって素晴らしい意見。皆、参加してるの?てか、反対してるの?いつもそのサークルの中で、合意と同じぐらいに議論も楽しむ。でも、後で新しい眩しいやつを買いたいから、ちょっとお金が稼げばいいけど…」
「その場合には、何を売ってみたいだろ」
まるで世界の運命を決めていたら、困っている表情であ顎に指先を上げているジェスチャーをしながら、深く考えてふりした。でも、彼が答える前に、ある少女が話した。
「えぇ、菓子パンとクッキーはどう?最近、むさぼってるけど」
「だよね。今、お腹がすいているぐらいに、まるでクッキー百枚があったら、食べられると思うので、提案にぜひ賛成」
「ねぇ、売りの前にもう全部の商品を食べたら、何を売れろう?」
今津の喜ばしい表情がはっきりと見えて、僕が必死でキスされてほしくて誘惑的な唇がニヤニヤと上に返った。彼が何を話してもしても、まさに彼の茶目な態度が部屋だけじゃなくて、僕の世界も明るくできた。自身に微笑んで「好きになってよかった」と思わせられた。
「へへへ、お腹が小さすぎるので、心配しないでね。じゃー、家庭科部は菓子パンとクッキーを売ることになったぞ。なんか美味しいレシピがあれば、恥ずかしがらないで、皆さんと一緒に分け合ってくださいね。来週に楽しんでいる」
それきり、皆が一緒に色々なやつが焼けたり、一緒に喋れたりすることに差し遣わしてから、明るい空気でもう一度、今津と僕の目が合って、個人的で笑いと愉悦が含まれている瞬間を分かち合った。
*
ミーティングが終わってから、早く自分のカウンターの場を洗って、他人と話さずにイヤホンで静かな音楽を聞きながら、家庭科部室の外で寄りかかった。あまり責任を持たずに、僕が部長じゃないからこそ、早く出かけられるのに、最近、今津と付き合い始めたきっかけで、一緒に喋れたり家に帰れたりするために、ミーティングの終わりの後で数分待ちがちだった。
でもさー、今日はもう待ちすぎたので、我慢したくなかった。間もなく彼に話し合われなれば、夕空で照らされている外に素敵な髪で握って彼を引っ張ったらいいと思ってきた。されども、また根気の小さい量を持って、もう少し待つために、ポケットからスマホを取って、僕たちのチャットでスクロールした。
今津、今津、今津。見たばかりなのにもかかわらず、やっぱり、今すぐにまた会いたかった。僕はダメなやつだった。
正直、僕たちのチャットが短いぐらいにちょっと怒られたが、まるで種から木を生えるのように、きっと、いつかチャットが高くなるぐらいに梢がもう全然見えない可能性があるので、味わっていた。
しばらく、少ないのに大事にしていて滑稽なステッカーに微笑むうちに、右の耳からイヤホンを外された。静かになったばかりの方向に見ると、挨拶された眺めで即刻気分がもっとアゲアゲとした。
「ねぇねぇ、相原」
実際よりも怒っているふりをして、遊び心溢れていた挨拶に返事した。
「おい、ちょっと遅い」
「ごめん、部屋って普通より今の方が汚かったんだから…でもね、正確に覚えたら、ある日に言われた通りに、たいていサークルの後で、君以外に、家で留守だよね?さー、そうだとして、来てもいい?」
へー、からかうような調子で記念碑的な願いを聞かれたら…まあ、彼がやっぱまるで全然心配しないそうで言っても、僕の心拍が危なかった。
それに、彼の切実みたいで可愛いふくれっ面で紛らされたそうだが、これは本当に変だった!いつからそのように聞かれたの?通常、尋ねられずに僕たちは手を繋がりながら、駅に歩き向けて、電車に降りてから「じゃね」と互いに言うルーチンのに対して、藪から棒に「君の家に来たい」とお願いしたが…
もしかして、恋人はついに一緒に僕のやらしい想像のような何かやりたかった?
いや、いや、多分、無垢な願いかもしれなかった…ね。何よりもキスしてほしいといっても、冷静を保つために、現実を心掛けて、不審に答えるようにした。
「そういうわけだけど」
「けどさー?」
すぐに答えようとせず、僕は穿鑿の眼差しで眺められて、ちょっとだけ目を逸らした。彼が知らずに僕の希望を弄んだら、まさにそのどや顔を互いに弄びたかった。頬っぺたが赤いまま、心の中で彼をからかいたいという抑えきれない衝動が浮かんできて、圧倒的になった。
「いやー、別に。ほら、なぜ来たい?もしかして、僕に会ってしょうがない?会いたいくらいに、耐えられない?読みやすくてだせーじゃーん」
まあ、僕は刹那だけできっと頭がおかしそうだったが、前に彼ならでは戯弄だからこそ、おかしくなっちゃった!
僕のからかいの余波で、今津はしばらくびっくりしそうだった。皮膚が青白くて、キラキラせずに見開いて、口がぽかんと開いて…顔が妖怪に似ているぐらいに怖くさせすぎたかなと訝った。僕の期待通りの逆に、あっという間に、今津は衝撃から治って、前より、いや、ずっとより今の方が自信で輝いた。
まさか、彼の嬉しそうな様子がどうにも抑えられなかった…
「ずっとずっと二人きりで会いたいぞ。でもさー、実は、抜け駆けで一緒に新しいレシピを作れば、いいじゃん?だって、部長として、できるだけ家庭科部の文化祭の活動に頑張ろう」
「やー、つまり」
前に僕の隣に立っていたが、一歩しか歩かなくて、真面に互いに立ってから、僕の右の肩を握る結果として、腕と陰で僕が陥れた。「やばい」と思わせられて、何でも「世界の全てをくれ?」などの無理なことでも聞かれても、どもって「ん、はい」のように答えられるような気がした。背が高すぎる姿と唇を見ながら、心拍が制御できなかった。
「また、一緒に楽しんでくれ?」
ほら、今津にゴールデンレトリバーのようにニッコリと聞かれば、全然断れなかった!
「そうしたいなら、ついてくるを止められないんだ…」
そして、ちょっと一歩引くと、彼が一回髪を撫でて、黒猫のように引っかきたいと感じさせた。後で、後悔する恐れがあったが…
「へへ、やった。じゃー、もう行こう~」
このイケメンは、なんて頭痛の種なんだったっけ!
*
もしかして、人生で一番最大の間違いを犯している可能性があった?
ーと考えながら、台所の壁に向いて、泡立て器で水分の多い材料を混ぜた。後ろで、今津が茶目にむむと歌いながら、箪笥から粉の材料を集めてから、小さい椀でも混ぜたていた。
手を繋がりながら、高校から出かけている間に、ちょっと気まずい空気が僕たちの間に浮かんじゃったのに、無意味な雑談の中で、「今晩、何を作ろうかな?」という議論に答えられた。その時に、今津は何度も「今日なら、難しいやつを作りたくない」や「これは焼く実験だけだぞ」や「一番大切なのは楽しんでるね」と言ったので、ちょっと複雑なやつを作って反対したかったのに、家で材料をチェックしたり、料理本を紐解いたりするようにしたと退いた。
でも、家に戻ったばかりに、空っぽパントリーで判断すると、両親が近々買い物に出かける予定があると気が付いたので、僕たちは互いに買いに出かけたくないと賛成して、「まあ、どうせ、シンプルなやつを作らなきゃなぁ」と決まった。
本棚から料理本を取ってから、僕たちはレシピを読み流す間に、今津は僕の腰をぶらんと抱きしめて、僕の頭で顎を乗せた。彼の体温で僕の体がすっかりと包み込まれて、楽になった。このまま、簡単に放題に圧倒できられるということが分かったが、僕は息をのんだきっかけは、そうされたら、抗議せずに折れるような気がした。
正直、彼に向きを変えさせられて、言葉が必要じゃなく口づけられると願望した。
でも、やたら僕の肩の上で手を伸ばして、僕を閉じ込めて、勝手気ままに「そのページに戻してもらえない?」と聞いた。
見ると、抹茶味のクッキー、超簡単だった。すぐに賛成して、焼き始めた。
ドンドン。ドンドン。
料理の音以外に、台所は変に黙っていた。なぜ今津が「シンプルなやつを焼こう」と言い張ったと考えると…他の活動をするための時間が欲しかったのかと訝った。心臓の音と同じで、ぼーっとして泡立て器が鋼のボウルをぽくぽくとした。まあ、滑らかな生地で判断すると、テクスチャーがもう正しそうだったので、カウンターからボトルを取った。
仕上げとして、焼く前に、バニラエッセンスを入れるばかりでーーー
「あっちゃ、いっぱいに手が汚れちゃった」
クソ、キャップを外したばかりの時に、ボトルが滑って、皮膚も生地も水分を包んだ。即刻、今津が僕の側に来てくれた。
「へ?タオル要る?」
「お願い」
今津のおそらく困っている目に会えないぐらいに、マジで、緊張しすぎた。暖かい手汗と砂糖のくせに、まるで北極にいたら、ブルブルと揺れてしょうがなかった。ばたばたと走っている今津が聞こえて、なぜ、僕たちの意思が同じだったら、誇りを勝れて、欲望を伝えるということができなかった?
そして、灰色のやつを握りながら、今津が戻った。
「ほら」
頷いて、タオルを受け取って、指を包んで洗った。
「ああ、ありがとう。バニラがベタベタ」
「バニラって?」
「うん、味のため、ちょっとだけ必要だったけど」
彼がぼーっとしているか頭がパンパンしているか分からなかったが、ほくほくと微笑んだ。
「そっか。ね、手を上げて」
最初に、混乱して、「どういう意味?」と思ったのに、恥ずかしいことに、気を許して、おとなしくそう言われた通りにした。狼のように今津の歯が見えるようになったと気が付いたうちに、「つんだ」とともに考えちゃった。
「これで嫌わないでね」
「あれ?」
なんだってー!気が付く前に、もう温かい手が湿気っぽい口の体温で包み込まれていた。
何となく、僕の唇さえ触れることがある前に、まず、今津の唇は…僕の指を舐めていた?
今津は前かがみになっている間に、指をぺろぺろとしたり、満足げに鼻歌を歌ったりするだけじゃなく、なんと図々しくも鋭くていたずらの目で僕の目に合った。ええ、あたおかだった!
今の予熱しているオーブンと同じで、まるで爆弾の導火線が火をつけられたら、僕の体が燃える程、爆裂の恐れがあった。触れる場所から、火の粉が皮膚に広がって、足が弱くなっちゃった。さらに、彼の至福の表情を見ると、僕の考えが屋らしくなってしょうがなかった。「もっと感じたい」と「振り切りたい」気持ちが心の中で争っていたものの、それでも、彼の把握で立ち尽くしちゃったが…
ピーピー。
そして、「やばい、圧倒過ぎる」と考えたばかりの間に、オーブンの余熱の終わりに助けた。聞くと、今津は視線をオーブンに留めて、僕の手を放した。
僕はほっと一息したが、どぎまぎと今津を見た。本当に危険だった。
「狂う」
「へへ、甘すぎ~」
あいつ、恥知らずだった!どういう理由で、急に攻め寄せた?そうされば、まだ慣れていないからこそ、解けたり、胸が火を噴いたりする可能性があった。
「キモイ。狂おしいことをしてから、もう文句をいう?」
「違うぞ。相原は甘すぎるからこそ、俺の自身が制御できない」
えっ!そのまま、僕の思考が完全にパッと止まっちゃった。
「ん、えっと、バニラだけだった!一体、ドキドキしたら、どうしよう…ほら、早く生地を作り終えよ」
「はーい」
言うと、早速、それぞれのタスクに戻った。紅潮で「あと少し食われそうになっちゃった」と考えながら、クッキーを汚さないために、一心に流しで手の全部のセンチから唾を洗ってから、ちゃんと多量のバニラエッセンスを混ぜた。
次に、今津に振り向けると、彼がもう終えて、僕に混ざっている粉のボウルを握りながら、まるで犬のように耳をピンと立てたら、誇りで微笑んだ。いわゆる成果を認めずに二つのボウルを集めて、今津に手足となられたり見られたりするうちに、全ての材料を混ぜた。前のことが行わないふりしたら、今津が天パンを準備してくれてから、時々冗談しながら、一緒に十二枚の丸いクッキーを形作った。
このまま、そのように盛り上がる出来事が行うことなく夕方を過ごす限り、生き続けかねなかった。
僕はオーブンにクッキーの天パンを入れ終える頃には、自分の家のように今津はもうソファどさっと座り込んで、僕を一緒に誘った。冗談として「君は今日の前に来たことごなかったから、敬ってね」と言いたかったが、我慢した。僕が隣に座ってから、最初に、シーンとなっちゃったが、強くじっと見つめる視線で今津が話した。
「やっぱ、苦り顔ってなんで?迷惑だった?」
「そうじゃないけど」
「俺のこと好きだと言われたのに、なぜたいてい陰気みたい?俺は怒ったりしないので、教えてくれ」
やばい、可愛すぎて悲しい目で見られた。マジで、たいてい怒りふりしたのに、実際にやりすぎちゃった場合には、僕の胸が砕くかもしれないと感じがした。
残念ながら、彼がきっと「今は嫌っている」と思わせられたので、僕は偶々恋人を傷つけてしまったら、せめて少し正しいだけのは彼に答えるばかりだった。彼のワンコみたいな失意がにじみ出ていた際に、弱虫みたいに唇を嚙んで、あいまいに答えた。
「言葉で伝えるのは難しすぎる。なんか、ただ、今津からほしいやつがあるって、よく満足で感じたいとか」
「へー?」
ああ、そのまで詳しく話しちゃうつもりがなかったんだが、初めは黙って、その説明を取り消したり話題を変えたりするようにした。今は…まだ正しい時間じゃなかった。
「んん、別に。あのさー、後、どれぐらいかかるの?」
「まあ、レシピといった通り、オーブンに入ってから、十分ぐらい」
「なるほど…ってさー」
次の数分間、食べ物、宿題、友達の噂などの最近の出来事について話していて、気まずい空気がひしひしと感じられたのに、徐々に僕たちの間にある空気が緩めてゆくと信じたいが、実は、そういうわけじゃなかった。普通通りに今津が歌のように茶目に喋っていたのにもかかわらず、微妙的に弾けるような元気が少ないと気が付いた。瞳が光で踊ったり、僕の頭を撫でてばかりいる手を抑えられなったりしがちなのに、慣れさせているぬくもりを距離だけで感じさせた。暖かいきらめきの残っている量が氷みたいになっちゃった。
変なことに、皮肉にも「近くにいたい」という願いが僕たちの間に溝が強いて置いてきた。 つまり、まるで今津のきらめきが残念なことより強い欲望などの感情を表したら、良かった。それでも、このまま、何かしても変えてもどうやってか治るためにしなきゃいけなかったら、絶対に、本当に、必死に知りたかった。今の状況と僕の欲望の鋭い十字路のせいで、胸がびりびりと痛かった。
微かなまま、甘い香りがだんだん部屋に広がってきたので、お腹がすいてきた。僕の思考を無視するようにしている間に、時間が過ぎると、歴史授業に関する文句の中で、今津は壁にある時計に目を引かれた。
「ああ、やった。ついにクッキーを取り出そう」
「いや、自分でやってくれ?くたくただから」
僕はソファに深く身を沈み込んだが、今津は笑いながら、ため息で諦める前に、努力せずに僕の腕を引いてみた。
「まあまあ」
「気を付けて」
くすくすとして話した。今津が首を振っている一方で、あまり文句を言うことなく、立って台所に行った。
重しをかけなかったら、足取りが軽やかに歩いている今津を見た。何でも見るようにしても、衝動を打ち勝つようにする時でも、まるで磁石のように引きつけられたら、必ず目で彼の姿を覆った。夢中になっちゃった。
カウンターで天パンのガチャンとする音の後で、丸いやつを持ちながら、彼はすぐに戻った。
「どうぞ」
清く微笑みながら、彼が作りたての抹茶味クッキーを差し出した。眩しすぎた。ああ、その緑のクッキーも、あるいは前にいる恋人も、美味しそうぐらいに、機会さえあれば、ひと口だけで食べられる感じがした。
そう思ったものの、もう胸が痛いので、今津の姿に関する悔しさも甘い香りも圧倒的になっちゃったからこそ、目を逸らしてちょっと吐き気がした。
「んん…」
「努力で作りながら、やっぱ食べたくない?」
「まだ、今は食べてみたくない」
そう言われたのに、今津は後ずさりせずに肘掛けの側で立ち尽くした。期待通りに、頑固だったなぁ。でも、今の表情は…珍しかった。僕が壊されたくなかったら、楽に見るのが耐えられなかった。
「ねー、いつも気まぐれだなぁ。どうやって治したらいいの?何が欲しい?」
クソ、直接聞かれた。飲み込んだ。ちゃんと尋ねられたばかりの以上、互いにちゃんと本気の気持ちを伝えたらいいんだった。視線も腕も揺らした。喉が渇いていた。声を上げるとして、音が出せるのかと訝った。
不安のくせに、吐き気のせいで、油断していて、思わず話した。
「二人きりで、味…」
「味って?」
まあ、始めたら、義務的なのは終えるべきかなと思った。それっきり、堰が切れると、本心と悩みとともに溢れ出した。今津の腕をそっと叩いた。
「ね、聞いて。いつも大口を叩いたり、たわむれたり、触ったりすれば、今津ならではオーラやいたずらで…もはや我慢できないぞ!」
「そうだよね。つまり?どう満たしたらいいの?」
そのように言われたら…彼の意外にまじめな目と僕の痛めている目が合うと、制御できることなくーー
「マジで、今津とさえいれば、きっと満足してるはずだと思ったけど、それでも、付き合い始めた前のように、昼も夜もこの立派な顔のせいで、ずっと唇を考えてばかりで…てか、早くキスして食われて何でもやりたいことをしろ!」
…シーン。
ヤバい、ついに追い打ちでやりすぎだったのだろうか。全部の伝えたいことが思い切りこぼれちゃったが、今津を傷つけ続けたくないと考えると、本気に話すのは一つだけの選択肢に違いなかった。涙がまだ作られていないのに、悲しさが浮かんでゆくから、恥ずかしく腕で顔を隠した。
マジで、表面上で冷たい人だけだと振りしたのにもかかわらず、現実と言えば、僕は世界中に最も感情的すぎる人だった…かな。
でも、視線が真っ黒くなったばかりの時に、手首が負け知らずの手につかまれて、顔から動かされた。僕の言葉の衝撃の後で、今津がしばらく彫像のように立ち尽くしてから、早く前よりもむしろ今の方が一番ギラギラな笑顔をしたということに気づいた。
「やったー。ほら、俺の彼氏は怒っているはずじゃないけど、悔しい甘えん坊にすぎない」
ーーってあれ?ダメ、ダメ、ダメだった!そのようにからかわれたり、「今すぐに抱きしめていたい」と読みやすい顔で見られたりすれば、心拍が止まる恐れがあった。
それなのに、正直、たとえ今津の執拗なからかいが彼を怒らせちゃった代償だったら、嬉しく払うようにしていたが。
「いじめでやめて」
「へへ、可愛い。もっと早く言ってくれたら、前に手伝えるって知ってる?」
僕の目線を合わせるために、彼は肘掛けで寄りかかって、遊戯的に僕を近くに引き寄せた。
「でも、恥ずかしすぎる…」
目を逸らしている赤ら顔なのに対して、まるでその文章が招待だったら、僕の手首をまた持ちながら、今津はソファに動いて…
ーーバタッ。
行きなり、僕を仰向けに押し倒した。
今の視野から、今津の影と姿の下で世界がかすかになった。でも、そのよりも、僕の手が頭の隣から上げられなかったので、今津の圧倒的でかっこいい体力がよがれものに気が付いた。きっと、切実に今津に「やめてください」と尋ねたら、直ちに放されるということに信じ切ったからこそ、落ち着いて彼の把握の中で自分に楽しめた。不安だけじゃなく、心臓が愛情も鳴らした。この刹那に、僕も今津も静かに満足しているので、僕が引掛けられる間に、彼の意思に従うに違いないと思っても、手が使えたら、多分、驚いたことに、もう近くに引き寄せたって感じがした。
おそらく前に恥ずかしくなったりうぞうぞとしたりしていると思っていたら、今の激しい状況と比べて、比べ物にならなかった。
そして、彼は他の手を使って、自分の口にクッキーを入れた。緑のディスクの周りに、笑顔が作られて、くぐもった声で話した。
「あのさー、相原、ぜひ味わってみたくない~?」
メロいって!固まっちゃった。
まあ、両親が戻る時に、絶対にソファで僕の死体を見つけるって感じがした。燃えるという理由で死ぬかどうか気にすることなく、ぼけっと頷いた。ただ、まだキスじゃないのに、これで一体何であれ、乗り切れるかどうかと考えさせられ始めた。
返事を出されると、今津はゆっくりと頭を下げてきて、月が空にある立場に上げるみたいに、姿も影も大きくなってくれた。
「ゆっくり」と思ったが、「ゆっくり」だけじゃなくて、いじめのように、遅いぐらいに耐え難かった!まるでネズミの前にチーズをぶらんと揺れたら、クッキーの甘い香りとともに麝香水を匂ったので、自身に「欲が高まっている」と考えてばかりいた。
じろじろと見られていたのに、ついに今津に近くにいられると、楽に目を閉じて、多少唇を分けて、「ここからなんでも行ってもいい」と受け入れた。
ずるずると頭に近くに動かれて、段々、ああ…クッキーが唇に伸し当てられていた。
口を開けると、諾々、僕はひと口かじった。
満足げにむむと唸りながら、徹底的にクッキーを楽しんで、味がいっぱいに鼻にも口にも広がっていた。「もっと味わせたい、もっと知りたい」と考えさせられて、口にあるチョコチップと同じのように溶けた。
最後に、飲み込むと、僕はオドオドと片目ずつで目を開けて、今津の顔が以前の黒いキャンバスに描かれていた。その優勝されるようなどや顔…耐えられなかった!
洋菓子を食われたにすぎないとは言っても、体がキスの想像のように感じた。
うわぁ…
テンションが緩めているのに、僕の息がまた上がった一方で、くすくすとされている今津の声が聞こえた。放心状態でいなかったら、文句を言いたかったと察した。
「どう?」
どうやって考えられるかと期待された?思い切ってあまり思われずにまたゆっくりと答えるようにした。味だけ、味についてだったが、やらしい考えが浮かんじゃった。
「まあ、感触がちょっと湿っぽくて、抹茶味が強くて苦いのに、好きだけど…視野で真向かいのの方が美味しそうで、甘いぐらいに苦い味を和らげられるって感じがする」
リビングテーブルにクッキーを置きながら、今津は嬉しすぎそうだった。今、一体何をしちゃったばかりのだろうか。
「へへへ、もう知ってたけど、『ちょっとねだらせたらいいじゃん』と思ってた。実は、最初からすぐにキスキスキスしたかったのに、相原が準備してもキスして欲しくても、まず聞かれるのを待ちながら、我慢してて、きすのけっかとする慌てた顔について想像した。でも、欲求が溜まっている感じしてて、苦しいってさ」
そのような答えを聞いた後で、本当に彼に叫びたかった!結局、ただ今津のたくましい胸を殴るだけにしておいた。
「迷惑だ!絶対にいたずら心があって、早くーーんん」
ハ?やった、ついにふっくらとした唇に触られてみた!
一秒だけで、ふんわりとした感触なのに、感電させるように、快感がびりびりとして皮膚に刺さって、甲高い口笛みたいに胸や心に真っ直ぐ響いた。そうしたのと同じように素早く感じたのは、今津は逃げちゃった。
思わず弱音をはいてから、目が合った。しばらく、互いに見ていると、揺らめいている今津が見えた。ほら、その瞬間に、不安は平等だったなぁ。
彼が優しく手を僕の顔を触れるために上げて、グラスを掴むように、赤い頬っぺたをそっとそっと撫でた。手に擦り付けて、触れ合いに身を委ねた。これからずっとその大切な手を感じたいと思っていた。それに、上に体を乗り出している容顔も大事にした。
でも、僕たちに間に、その強すぎる空気が残っているので、「いつ緩めてくれ?」と訝らがられた。
そう思ったばかりのうちに、前よりも今の方が激しく突かれていた!今回、今津は僕にもっと力で口づけて、段々…そっと舌が口に入った。優しい以前の触りと比べて、外でも中でも攻めされたので、体温が圧倒的になっちゃったのに、不思議なことに、気持ちが良くなった。それに、その入っている舌が自分の口を強くなでたら、僕たちの体の間に苦い味が広がったという理由で、僕はソファに解けて、唇から静かな「あぁ、あぁ」が溢れ出した。
正直、以前に、そのようで大人らしいキスについてあまり考えなかったが、それでも、まるで中から恋人に抱きしめたら、本当に満たされていた。心の深いところで、やがて欲望したのに、「耐えられる? 」や「やりすぎだろう? 」と訝った一方で、実際に耐えられるかどうかに関わらず、今の視野に残って、もっともっと彼に味わされたいって感じがした。
あっという間に、息が止まったが、息をし続けるために、もはや彼に頼めないようになっちゃったように、彼は僕から頭を上げて、普通のどや顔を表していた。僕は怒っていてたくさん文句を言うはずだったのに、心から深い幸せが上がったが、またハアハアと喘いだ。
「俺も味わせられてみたかったよね」
そして、僕たちは楽に黙っていた。
偶々、彼の言葉を無視しながら、完全な至福に打ちのめされていて、考えずにくすりと笑っちゃった。
「ねぇ」
「ん?珍しいなぁ、この可愛い笑いを見せたら」
今津に言われた通りに、今津のコメントに珍しくてあまり気にしなかったが、どのぐらいにやらしくても、むしろ僕の切実な考えを伝えた。
「ずっと記憶で刻み込めるぐらいに、思いっきりやろうぜ」
しばらくして、今津の顔が白くなっちゃった。次に、普通の茶目な表情と比較すれば、今のは目でも鼻でも唇でも愛らしくて無垢な嬉しさが広がった。
「多分、相原のためなら、できる」
彼の優しい顔を見ると、決意が強くなった。
「ここから、欲求を無視すれば、全然忘れられないように、口で蹴る」
「分かった、相原姫」
あいつー!
「切実に伝えてたから、聞いて、バーカ」
「せめて、今ただ黙って、楽しんでね♡」
それぎり、微笑みながら、僕たちの額を近くにいてから、目を閉じたり、体が緩めたりすると、思い切って口づけ続けるぐらいに、時間が止まっているみたいだった。
キスからできている刺激を経験するために、このままのように、今津の側に残りたかった。
ねぇ、今津、キスもこの瞬間も全部もずっと大事にしてるよ…と繰り返して思っていた。
