「はぁ〜美味しかった〜。いつきくんは?どうだった?」
「うん。美味しかった。」
「ほ〜。我が校の調理部の部長さんお墨付きか〜」
「まぁ、うちの部活は部員、僕ひとりだから部長なだけなんだけどね」
自虐混じりに事実を口にする。
自分で言って少し苦しくなった。
「なんでひとりの部活をやってるの、とかって聞いてもいいことかな?」
「…ん。うん。」
「あ、や、別に嫌なら言わなくても…」
「い、いいよ。…ぼくさ、あんまり人が多いところとか、好きじゃなくてさ。」
「うん。」
「でも一応、部活に入りたくて、でもどこも人多くて、それで、1年生の時に、担任の先生と相談して、作った…んだ。」
「そうなんだ。教えてくれてありがとう。いつきくん。」
隣で聞いてくれてた彼はワンちゃんにするみたいに僕の頭をわしゃわしゃした。
「わ、わっ!ちょ、」
「ねぇ、いつきくんはさ、俺といるのは苦しくない?」
頭をわしゃる手を止め、
不安混じりの顔で僕を覗き込む。
「う、うん。苦しくないよ?」
「ほんと?」
「うん。本当。」
「そっかそっか〜。へへ」
彼は嬉しそうに笑いながら耳を赤くしていた。
「実は俺もさ、あんまり人多いとこ好きじゃない。」
「え?」
「昨日もさ、雨で練習なくなって。その代わりに体力育成だーって建前で掃除やってたの。」
「う、うん。」
「そん時に後輩とか先輩とかにめっっちゃ話しかけられててさ。嫌だな〜って思って逃げ出した先に、いつきくんがいたってわけ。」
「そ、そうなんだ。」
「だから俺らお揃いだね。」
「う、ん。」
彼にとっては何気ない会話かもしれないけど、
昨日までの僕を肯定してくれる王子様との会話のように思えた。
「うん。美味しかった。」
「ほ〜。我が校の調理部の部長さんお墨付きか〜」
「まぁ、うちの部活は部員、僕ひとりだから部長なだけなんだけどね」
自虐混じりに事実を口にする。
自分で言って少し苦しくなった。
「なんでひとりの部活をやってるの、とかって聞いてもいいことかな?」
「…ん。うん。」
「あ、や、別に嫌なら言わなくても…」
「い、いいよ。…ぼくさ、あんまり人が多いところとか、好きじゃなくてさ。」
「うん。」
「でも一応、部活に入りたくて、でもどこも人多くて、それで、1年生の時に、担任の先生と相談して、作った…んだ。」
「そうなんだ。教えてくれてありがとう。いつきくん。」
隣で聞いてくれてた彼はワンちゃんにするみたいに僕の頭をわしゃわしゃした。
「わ、わっ!ちょ、」
「ねぇ、いつきくんはさ、俺といるのは苦しくない?」
頭をわしゃる手を止め、
不安混じりの顔で僕を覗き込む。
「う、うん。苦しくないよ?」
「ほんと?」
「うん。本当。」
「そっかそっか〜。へへ」
彼は嬉しそうに笑いながら耳を赤くしていた。
「実は俺もさ、あんまり人多いとこ好きじゃない。」
「え?」
「昨日もさ、雨で練習なくなって。その代わりに体力育成だーって建前で掃除やってたの。」
「う、うん。」
「そん時に後輩とか先輩とかにめっっちゃ話しかけられててさ。嫌だな〜って思って逃げ出した先に、いつきくんがいたってわけ。」
「そ、そうなんだ。」
「だから俺らお揃いだね。」
「う、ん。」
彼にとっては何気ない会話かもしれないけど、
昨日までの僕を肯定してくれる王子様との会話のように思えた。
