叙情的現象解体文学

その他

叙情的現象解体文学
作品番号
1784770
最終更新
2026/06/20
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
言葉の持つ、最も強力な働きとは、おそらく、名前をつけられることだ。
人間は、生まれたときにはなにも知らない。
発達していく過程で、周囲の人間との関係によって、今起こっていること=現象に名前がつけられる。
例えば、胸の方がむずむずすることに、「さみしいんだね」と言葉が掛けられる。
そして、子どもはさみしいという言葉を知り、自分でも使えるようになる。
言葉の意味、とはそうした自分以外の他者との接点で獲得されるものである。

したがって、言葉の意味は環境に左右される部分が大きいといえる。
時代、社会、触れる本。そうした一つ一つに私たちの言葉は形作られる。
だからこそ、言葉には功罪もある。
例えば、「ヤバい」のように本来文化されていた意味が一つに戻ってしまったり、「パワハラ」という言葉で”行為の程度”が抜けたりもする。現象に名前を与えることはデメリットも含んでいるのだ。

さて、この叙情的現象解体文学では、人間の感情を用いて、今名前がつけられている既存の現象に対する挑戦を挑む。
この言葉は本来どういうことだったっけ?どういう意味だったっけ?なにが大事なんだっけ?
改めて考え直す体験を提供できれば幸いである。

では、お楽しみ下さい。

ー叙情的概念解体文学

※表紙画像 unsplash karl-raymundの画像より
あらすじ
表紙コメントに長々と口上を書いてしまいましたが、一言で言えば、純文学チックで概念が主人公の連作短編です。
哲学者が考察で使うような比喩表現を最大まで拡張したものだと思っていただければ幸いです。
ジャンルを一回考慮せず、色んな技法で表現していくことを目指します。
ちょっとだけでも世界の見方が変わるような体験を提供できればと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

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