『それは……本当のことよ。でもね優里、お母さんがいけなかったの。全部全部、お母さんが。人に優しくすれば、優里なら幸せになれる』 ――だから私は、お母さんの言う通りずっと優しい人になっていた。 無論、この高校でも……このゲームでも。 耳に一所懸命神経を集中させ、ゲームマスターの説明をなんとか聞き取ってメモを取った。 自分の筆記用具を廊下に投げて、電流が流れるか試した。 ……でも。