「無駄話なんかじゃないに決まってるよ!」
「無駄話でしょ。で、次に死亡者に仮定するのはどっちにしよう」
葉音は私の言葉をバッサリ否定すると、教室の隅にいる2人に視線を向けた。
三軍上層でいつも2人でいる、田代幸実と塚元沙智に。
すみれと純がいなくなった今、この教室で1番カーストが低いのは幸実と沙智の2人だ。
でも待った待った!
「葉音、あの2人じゃなくて神の私に目を向けてよ!」
葉音の前に回り込んで言うと、彼女はなぜか露骨に眉をしかめる。
「ねぇ……いいかげんにしてくんない?今、幸実と沙智のどっちを死亡者に仮定するか決めてるんだから。あんたみたいに、遊んでるわけじゃないの」
「遊びとは失礼なっ!神が怒っちゃうよ〜?」
つんつんと葉音の腕をつつくが、それも振り払われる。
でも、私はとうとう本題を言い放った!

