答えはなんですカ?



すみれも私と同じような性格とタイプなので、私たちは少しずつだけど会話をする回数を重ねるようになる。

そして早生まれなすみれの誕生日に、ベタだけど両親の許可を得て庭のすみれの花で作った花束をプレゼントした。

学校の途中にある花屋に並んでいる花束は完璧と表せるほど綺麗なのに、素人の自分が包んだら目を背けてしまいたくなるほど不格好だった。

しかし大事なのは自分の心なのだと母に励まされ、不格好ながらも花束を完成させる。

当然学校に持っていくことはできなかったので、初めてすみれを自分の家に招き入れ、大きめの花瓶に生けておいた花束を自室で彼女に手渡したあの日。

すみれの驚いた顔を、私は忘れないだろう。