自分、に。 「ふぅん、まぁたしかに影宮、もうあんたの死は決まってるもんね」 そうつぶやくと、葉音は再び優里は見た。 「ねぇ優里、もうこれで指差ししてないの、あんただけになったよ。もうこの際、だれでもいいから指差ししたらどうなの?」 「それ、は……」 優里……もう、いいのに。 変に気を遣わなくても、私の死は確定しているのに。 しかしそれでも微動だにしない優里に、葉音は顔を歪めて机を叩いた。 バンッ!と大きな音がして、私は思わず「ひっ」と声を漏らす。