「影宮、か」
「…っ、え……?」
いつの間にか、葉音が私の目の前まで来ていた。
見定めるような二重の目にじっと見つめられ、私はたじろぐ。
すると、葉音がすっと私を視界から外してみんなに呼びかけた。
「みんな!死亡者は指差しで決めるみたいだけど、たぶんこのまま指差ししてもバラバラになると思うの。だから、事前に死亡者を仮定しよう!」
その言葉に、驚いた顔をしながらも頷くクラスメイトたち。
とわと、なぜか美怜を除いて。
私も首を縦に振ろうとして――さっき、葉音に見定められるよう見られていた理由を勘づいてしまって青ざめた時、

