「とりあえず、ここは私が仕切るからっ!あんたは黙ってての」
「えー?葉音が?でも、まぁいいや。その代わり、私はまだ死なないよ!神が最初に死んだら、それこそ示しがつかないもん!」
「はいはい。…みんな、サラの言葉なんて聞き流せばいいから。早くゲーム始めよ」
葉音がそう言うと、サラあたりが原因で忘れていた緊張感が再び襲ってくる。
私は、開けっ放しの廊下をチラリと見た。
……優里の定規もペンも、一見なにも変わらずただ置いてあるように見える。
でも、あの3つには電流が流れたんだ。
どれくらいの強度かは知らない。
でも……いらない人に決定された人物は、死ぬ。
だから、かなり強いのかな……?
それに、死ぬと決まった人物は電流が流れると確定している廊下、もしくはベランダに自分で行かなきゃいけないってこと?
ベランダは電流が流れるか試していないけど、でもベランダだけ流れないなんてことはないだろう。
……怖い。
そんな、当たり前の感情に支配された時。

