「なら、試してみたり……とかしませんか!」 声を上げたのは、優里だった。 「どういう意味?」 「簡単です、岩間さんっ」 そう言うと、優里は淡いピンク色のペンケース――自分の物であるそれを持って廊下へ行った。 扉を開け、彼女はルール説明が書いてある黒板を指差す。 「みなさん、ゲームの説明の1番下にある文章を改めて読んでみてください!」