「とわの件で、こっちも決意が固まった。美怜、次はあんたを死亡者に仮定する」 「……」 さすがに口を開いた和奏を手で制すると、美怜は私に一歩近づいた。 もう自分の死はほとんど確定したというのに、美怜はこっちがムカつくほど余裕しゃくしゃくな笑みで言う。 「そうなんだ。じゃあさ、いっそのこと全部話しちゃいなよ。主に、小学校時代のこととか」 「…言われなくても、そのつもりだから」 小学校時代(昔)から変わらず、この女の腹の底は見えない。 心に渦巻く気味の悪さを意識しないように、私は口を開いた。