「じゃあ、指差ししてー!」 けれど。 葉音がそう呼びかけて1番にあたしを指差しした瞬間、 「…はっ?」 他のクラスメイトも全員、指を向けたのだ。 その先にいるのは葉音ではなく、間違いなくあたしだった。 みんな、なにしてんのよ……!! ぶちまけてやりたいその言葉も口から出ず、あたしは呆然とする。 「……このゲームでは、カーストなんて無意味」 その時、美怜がつぶやいた。 だれも、なにも言わない。 しかしあたしは、今にもその場に崩れ落ちそうだった。