今日のお弁当は日の丸だった。
えっ......どういうこと!?
僕は目をぱちぱちと瞬かせた。頭の中に疑問符が何個も浮かぶ。
その時――――
ガラリ、と教室の扉が開く。
そこから妙に威圧感を放つ青年が入ってきて、室内はシンと静まり返った。
「堀田、ちょっと顔かして欲しいんだけど」
ブレザーの制服を着崩した彼が、僕に向かってそう言い放った。
新緑の匂いがする風が、彼、小鳥遊絆凪の金髪を揺らす。
キラキラと輝く前髪の間から意志の強い視線に射抜かれ、胸がドキンと大きく鳴った。
「え? 僕に?」
足が張り付いたように動かない。
迫力のある小鳥遊くんの瞳に息を飲む。なのに、胸はさざめくように高鳴っていく。
何故だかどうしようもなく、彼から目が離せない。
僕は日の丸弁当を握りしめ、ごくりと唾を飲み込んだ。
* * *
「よし! ちゃんと固まってる」
僕は家庭科室にある冷蔵庫の中を確認して、にんまりとほくそ笑む。
昨日の放課後に作ったプリンが、綺麗な形に固まっていたから。
みんな喜ぶだろうな、部員たちの顔を浮かべながら、スマホを取り出しメールを打つ。
『プリン大成功。冷蔵庫に入っているので各自家庭科室で食べるか持って帰るかして下さい』
完成したプリンの写真を添付して送ると、すぐにブブッとスマホが震えた。
『でかした! 蒼』『さすが堀田部長、ありがとうございます』などの言葉と一緒に、プリンが揺れるスタンプが送られてきて、思わずぷっと吹き出した。
(僕は、放課後に食べようかな)
そう思い、冷蔵庫の扉を閉めた。
覗き込んでいた態勢を元に戻すと、窓から差し込む太陽の光に顔が照らされ目を細める。校庭からは運動部の朝練の声が聞こえた。
朝からこんなことをしている理由は単純だ。僕は家庭科部だから。
母親が仕事で忙しく、手伝い始めたのが家事に興味を持ったきっかけだった。
昨夜から部活で作ったプリンのできが気になっていた僕は、早めに登校し家庭科室に来ていた。
次は何作ろう。なんてことを考えながら、鞄と弁当が入ったエコバッグを抱え、教室に向かう。
家事はとても楽しい。どれも好きだが、一番好きなのは料理だ。
まさか自分がこんなに料理にはまるとは思わなかった。
だけど、ふと校庭でボールを蹴る男子生徒たちの姿が目に入る。
なんとなく胸がもわもわして、視線を逸らした。
家庭科部は僕以外は女子ばかり。それが嫌なわけではない。けれど。
あんな風に、青空の下汗をかいてキラキラと輝くスポーツマンを見ていると、男子が家庭科部なんてと、自分の中で強く引け目を感じてしまう。
結果、僕は自分が家事が好きなこと、家庭科部に所属していること、それを仲のいい友人たちにもいまだ言えずにいた。
「ハァ......」
自然と漏れたため息にハッとする。
でも部員のみんなはとてもよくしてくれているし、唯一の男子であり、一番料理がうまいからと僕を部長にしてくれた。
部活はとても楽しいし、人に言えないぐらいどうってことない! そう振り切って、僕は廊下の角を曲がった。
気合を入れるため拳を握り、下を向いていた僕は――向こうから歩いてきた人影に気づかなかった。
ドンッ!!
訪れた衝撃に世界が揺れる。その反動で持っていた荷物が散らばった。
何か硬くて大きいものに当たった。ぶつかった鼻を押さえ、痛みに耐えていると。
「大丈夫か」
上から声が聞こえた。影が差して、何かが僕を覗き込む。何だろうと顔を上げると。
そこには、息を飲むほどに綺麗な顔があった。高い鼻に、くっきりとした二重の目。綺麗な瞳が、こちらを見ていた。
きらりと金色の前髪が輝いて、形のいいおでこにかかる。
「た、たか、なし......くん!? あっ......」
「......」
いきなり目の前にイケメンが現れ、僕は驚いて後ずさる。その反動で、体が後ろに傾いた。
スッと伸びてきた手が僕の背中を支え、倒れないように引き寄せる。その拍子に、小鳥遊くんの荷物も落ちた。
僕は声にならない叫び声を上げる。視界が制服の胸元で塞がれ、硬い胸板が鼻に触れた。
小鳥遊くんの腕の中に、僕はすっぽりと抱きしめられている。
い、いい匂いがする。イケメンは匂いまでいいのか、一瞬そんなことを考えてハッとした。
「ごめん!」
慌てて体を離す。頬が赤くなって、気づかれないように俯いた。
「無事ならいい」
短くそう言うと、小鳥遊くんは下に散らばった荷物を拾う。鞄を肩にかけ、廊下の先を歩いて行った。
「............」
その背中を見送る。
角を曲がる時、もう一度揺れた金髪がきらりと光った。
小鳥遊絆凪。僕のクラスメイト。
小鳥遊くんは、いい意味でも悪い意味でも目立っている。イケメンで、身長が高くがっしりとした体格は、見るからに男らしい。
女子が騒ぐのも無理はない。密かに男子も憧れているというのも納得だ。
だが、金髪に耳には数個のピアス、遅刻なども平気でしてくる。いわゆる不良でもあった。
強面で不愛想。憧れられている反面、近寄りがたい、一匹狼でもあった。
まあでも、男からしたらそういうところも憧れるんだよね。かくいう僕も、密かにかっこいいなと思っている。
散らばった荷物に目を向けると、エコバッグが転がっているのが目に入る。
やばっ! お弁当が入ってるのに! 中身が出てなくてよかった。危なく昼飯抜きになるところだったと胸を撫で下ろす。
なんせ今日は得意料理の唐揚げだし。僕は弁当と鞄を拾い、歩き出す。
頭に綺麗な金髪が浮かぶ。
きっと小鳥遊くんなら、僕みたいに家事が趣味なんてことでうじうじ悩んだりしないんだろうな。
そんなことを思い、また僕はため息をついた。
* * *
「あー腹減った」
昼休みを告げるチャイムとともに、友人の宮野がそう言って背伸びをした。
それを合図に、いつも一緒にお昼を食べている山中が、ガタガタと机をくっつけてくる。
宮野と山中、二人と向かい合うと、僕はエコバッグから弁当を取り出した。
今日のおかずは唐揚げだ。正直自信作である。
玉ねぎの汁につけ柔らかくした鶏肉を、卵を絡めた衣で揚げ、ジューシーさを閉じ込めている。
今朝詰めながら鼻歌を歌ってしまうほど、できあがりもよかった。
宮野と山中はすでに食べ始めている。
談笑している二人を横目に、僕は上機嫌で弁当の蓋を開け、絶句した。
「え?」
目の前の弁当箱には唐揚げが......入っていなかった。
入っているのは、男子高校生らしい大きめの弁当箱にびっしりと敷き詰められた白ご飯。
そして、真ん中に目を引く真っ赤な梅干し。それだけだった。
僕はぱちくりと目を瞬かせる。
僕の今日の弁当は、完全に日の丸弁当だった。
どういうこと!?
自信作の唐揚げがどこにもない。
驚きと焦りが入り混じった不思議な感情に、僕の動きがフリーズする。
「蒼? どした」
僕の様子に気づいた宮野と山中がこちらを覗き込んでくる。
「っ......!」
慌てて僕は弁当の蓋を閉めた。なんだか分からないが、これは他の人に見られてはいけない。そんな気がする。
「いや、今朝弁当落としちゃって、中がぐちゃぐちゃになっててさ」
ハハハとわざと笑みを浮かべその場をごまかす。
その時――――
ガラリ、と教室の扉が開いた。
そこから妙に威圧感を放つ青年が入ってきて、室内はシンと静まり返った。
「堀田、ちょっと顔かして欲しいんだけど」
ブレザーの制服を着崩した小鳥遊くんが、僕に向かってそう言い放った。
教室の視線が、一気に僕に集まった。
新緑の匂いがする風に、小鳥遊くんの金髪が揺れる。
キラキラと輝く前髪の間から意志の強い視線に射抜かれ、胸がドキンと大きく鳴った。
「え? 僕に?」
なんで小鳥遊くんが僕に声をかけるんだろう。
そんな疑問は、小鳥遊くんの手に握られた僕と同じ柄のエコバッグを見た瞬間、すべて吹き飛んだ。
迫力のある小鳥遊くんの瞳に、胸はさざめくように高鳴っていく。なぜだか、彼から目が離せなかった。
もしかしてこのお弁当って? あることに思い至り、僕は日の丸弁当を握りしめ、ごくりと唾を飲み込んだ。
「うん、分かった」
返事をし、すぐに立ち上がる。
閉じている弁当は中身をみられる心配はないのに、僕はそれをみんなの視線から隠すように胸に抱え込んだ。
「こっち」
「うん」
そんな僕を神妙な面持ちで見つめる小鳥遊くんに、深く頷く。
「お、おい蒼! 大丈夫かよ......」
恐る恐るというように、宮野が声をかけてくる。僕を心配して勇気を出してくれたのだろう。
だけど、不思議と怖くなかった。僕は日の丸弁当をギュッと抱きしめる。
「大丈夫だよ」
宮野たちを安心させるように笑顔を浮かべてから、歩き出した小鳥遊くんの後についていく。
教室の視線は、固唾を飲んで姿が見えなくなるまで僕と小鳥遊くんに注がれていた。
えっ......どういうこと!?
僕は目をぱちぱちと瞬かせた。頭の中に疑問符が何個も浮かぶ。
その時――――
ガラリ、と教室の扉が開く。
そこから妙に威圧感を放つ青年が入ってきて、室内はシンと静まり返った。
「堀田、ちょっと顔かして欲しいんだけど」
ブレザーの制服を着崩した彼が、僕に向かってそう言い放った。
新緑の匂いがする風が、彼、小鳥遊絆凪の金髪を揺らす。
キラキラと輝く前髪の間から意志の強い視線に射抜かれ、胸がドキンと大きく鳴った。
「え? 僕に?」
足が張り付いたように動かない。
迫力のある小鳥遊くんの瞳に息を飲む。なのに、胸はさざめくように高鳴っていく。
何故だかどうしようもなく、彼から目が離せない。
僕は日の丸弁当を握りしめ、ごくりと唾を飲み込んだ。
* * *
「よし! ちゃんと固まってる」
僕は家庭科室にある冷蔵庫の中を確認して、にんまりとほくそ笑む。
昨日の放課後に作ったプリンが、綺麗な形に固まっていたから。
みんな喜ぶだろうな、部員たちの顔を浮かべながら、スマホを取り出しメールを打つ。
『プリン大成功。冷蔵庫に入っているので各自家庭科室で食べるか持って帰るかして下さい』
完成したプリンの写真を添付して送ると、すぐにブブッとスマホが震えた。
『でかした! 蒼』『さすが堀田部長、ありがとうございます』などの言葉と一緒に、プリンが揺れるスタンプが送られてきて、思わずぷっと吹き出した。
(僕は、放課後に食べようかな)
そう思い、冷蔵庫の扉を閉めた。
覗き込んでいた態勢を元に戻すと、窓から差し込む太陽の光に顔が照らされ目を細める。校庭からは運動部の朝練の声が聞こえた。
朝からこんなことをしている理由は単純だ。僕は家庭科部だから。
母親が仕事で忙しく、手伝い始めたのが家事に興味を持ったきっかけだった。
昨夜から部活で作ったプリンのできが気になっていた僕は、早めに登校し家庭科室に来ていた。
次は何作ろう。なんてことを考えながら、鞄と弁当が入ったエコバッグを抱え、教室に向かう。
家事はとても楽しい。どれも好きだが、一番好きなのは料理だ。
まさか自分がこんなに料理にはまるとは思わなかった。
だけど、ふと校庭でボールを蹴る男子生徒たちの姿が目に入る。
なんとなく胸がもわもわして、視線を逸らした。
家庭科部は僕以外は女子ばかり。それが嫌なわけではない。けれど。
あんな風に、青空の下汗をかいてキラキラと輝くスポーツマンを見ていると、男子が家庭科部なんてと、自分の中で強く引け目を感じてしまう。
結果、僕は自分が家事が好きなこと、家庭科部に所属していること、それを仲のいい友人たちにもいまだ言えずにいた。
「ハァ......」
自然と漏れたため息にハッとする。
でも部員のみんなはとてもよくしてくれているし、唯一の男子であり、一番料理がうまいからと僕を部長にしてくれた。
部活はとても楽しいし、人に言えないぐらいどうってことない! そう振り切って、僕は廊下の角を曲がった。
気合を入れるため拳を握り、下を向いていた僕は――向こうから歩いてきた人影に気づかなかった。
ドンッ!!
訪れた衝撃に世界が揺れる。その反動で持っていた荷物が散らばった。
何か硬くて大きいものに当たった。ぶつかった鼻を押さえ、痛みに耐えていると。
「大丈夫か」
上から声が聞こえた。影が差して、何かが僕を覗き込む。何だろうと顔を上げると。
そこには、息を飲むほどに綺麗な顔があった。高い鼻に、くっきりとした二重の目。綺麗な瞳が、こちらを見ていた。
きらりと金色の前髪が輝いて、形のいいおでこにかかる。
「た、たか、なし......くん!? あっ......」
「......」
いきなり目の前にイケメンが現れ、僕は驚いて後ずさる。その反動で、体が後ろに傾いた。
スッと伸びてきた手が僕の背中を支え、倒れないように引き寄せる。その拍子に、小鳥遊くんの荷物も落ちた。
僕は声にならない叫び声を上げる。視界が制服の胸元で塞がれ、硬い胸板が鼻に触れた。
小鳥遊くんの腕の中に、僕はすっぽりと抱きしめられている。
い、いい匂いがする。イケメンは匂いまでいいのか、一瞬そんなことを考えてハッとした。
「ごめん!」
慌てて体を離す。頬が赤くなって、気づかれないように俯いた。
「無事ならいい」
短くそう言うと、小鳥遊くんは下に散らばった荷物を拾う。鞄を肩にかけ、廊下の先を歩いて行った。
「............」
その背中を見送る。
角を曲がる時、もう一度揺れた金髪がきらりと光った。
小鳥遊絆凪。僕のクラスメイト。
小鳥遊くんは、いい意味でも悪い意味でも目立っている。イケメンで、身長が高くがっしりとした体格は、見るからに男らしい。
女子が騒ぐのも無理はない。密かに男子も憧れているというのも納得だ。
だが、金髪に耳には数個のピアス、遅刻なども平気でしてくる。いわゆる不良でもあった。
強面で不愛想。憧れられている反面、近寄りがたい、一匹狼でもあった。
まあでも、男からしたらそういうところも憧れるんだよね。かくいう僕も、密かにかっこいいなと思っている。
散らばった荷物に目を向けると、エコバッグが転がっているのが目に入る。
やばっ! お弁当が入ってるのに! 中身が出てなくてよかった。危なく昼飯抜きになるところだったと胸を撫で下ろす。
なんせ今日は得意料理の唐揚げだし。僕は弁当と鞄を拾い、歩き出す。
頭に綺麗な金髪が浮かぶ。
きっと小鳥遊くんなら、僕みたいに家事が趣味なんてことでうじうじ悩んだりしないんだろうな。
そんなことを思い、また僕はため息をついた。
* * *
「あー腹減った」
昼休みを告げるチャイムとともに、友人の宮野がそう言って背伸びをした。
それを合図に、いつも一緒にお昼を食べている山中が、ガタガタと机をくっつけてくる。
宮野と山中、二人と向かい合うと、僕はエコバッグから弁当を取り出した。
今日のおかずは唐揚げだ。正直自信作である。
玉ねぎの汁につけ柔らかくした鶏肉を、卵を絡めた衣で揚げ、ジューシーさを閉じ込めている。
今朝詰めながら鼻歌を歌ってしまうほど、できあがりもよかった。
宮野と山中はすでに食べ始めている。
談笑している二人を横目に、僕は上機嫌で弁当の蓋を開け、絶句した。
「え?」
目の前の弁当箱には唐揚げが......入っていなかった。
入っているのは、男子高校生らしい大きめの弁当箱にびっしりと敷き詰められた白ご飯。
そして、真ん中に目を引く真っ赤な梅干し。それだけだった。
僕はぱちくりと目を瞬かせる。
僕の今日の弁当は、完全に日の丸弁当だった。
どういうこと!?
自信作の唐揚げがどこにもない。
驚きと焦りが入り混じった不思議な感情に、僕の動きがフリーズする。
「蒼? どした」
僕の様子に気づいた宮野と山中がこちらを覗き込んでくる。
「っ......!」
慌てて僕は弁当の蓋を閉めた。なんだか分からないが、これは他の人に見られてはいけない。そんな気がする。
「いや、今朝弁当落としちゃって、中がぐちゃぐちゃになっててさ」
ハハハとわざと笑みを浮かべその場をごまかす。
その時――――
ガラリ、と教室の扉が開いた。
そこから妙に威圧感を放つ青年が入ってきて、室内はシンと静まり返った。
「堀田、ちょっと顔かして欲しいんだけど」
ブレザーの制服を着崩した小鳥遊くんが、僕に向かってそう言い放った。
教室の視線が、一気に僕に集まった。
新緑の匂いがする風に、小鳥遊くんの金髪が揺れる。
キラキラと輝く前髪の間から意志の強い視線に射抜かれ、胸がドキンと大きく鳴った。
「え? 僕に?」
なんで小鳥遊くんが僕に声をかけるんだろう。
そんな疑問は、小鳥遊くんの手に握られた僕と同じ柄のエコバッグを見た瞬間、すべて吹き飛んだ。
迫力のある小鳥遊くんの瞳に、胸はさざめくように高鳴っていく。なぜだか、彼から目が離せなかった。
もしかしてこのお弁当って? あることに思い至り、僕は日の丸弁当を握りしめ、ごくりと唾を飲み込んだ。
「うん、分かった」
返事をし、すぐに立ち上がる。
閉じている弁当は中身をみられる心配はないのに、僕はそれをみんなの視線から隠すように胸に抱え込んだ。
「こっち」
「うん」
そんな僕を神妙な面持ちで見つめる小鳥遊くんに、深く頷く。
「お、おい蒼! 大丈夫かよ......」
恐る恐るというように、宮野が声をかけてくる。僕を心配して勇気を出してくれたのだろう。
だけど、不思議と怖くなかった。僕は日の丸弁当をギュッと抱きしめる。
「大丈夫だよ」
宮野たちを安心させるように笑顔を浮かべてから、歩き出した小鳥遊くんの後についていく。
教室の視線は、固唾を飲んで姿が見えなくなるまで僕と小鳥遊くんに注がれていた。


